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エアコンを使わずに熱帯夜を快適に過ごす

2010-09-03 [記事URL]

▼詳細
処暑も過ぎ、暦上では暑さも和らいでくるはずが、和らぐどころかまだまだ厳しい暑
さの日が続いています。連日、熱帯夜になり、寝苦しさからエアコンが手放せないと
いう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、エアコンの過剰な使用は冷房病になってしまう可能性や、二酸化炭素の排
出量が増加するなどの環境への負荷、そして何より電気代が多くなってしまうなど
の要因になりますので、今回はエアコンを使わずに熱帯夜も寝苦しくならずに快適
に過ごす事が出来る方法についてご紹介したいと思います。

まず、最も早く確実に涼しさを得られる方法は『体温を下げる事』です。手首や首筋
、腿、かかとや脇など大きな血管が流れている箇所に氷や保冷剤にタオルを巻いた
ものを巻き付け、血液から温度を奪う事で体感温度は大分低くなります。

次に必要以外の照明は全て消し、使用していない電化製品も電源をコンセントから
抜き、待機電力の消費を無くす事で、消費電力量も減り、発生する熱も少なくなる為
気温を下げる事が出来ます。

そして、換気は様々ある方法の中でも大きな効果を発揮します。天井付近や本棚
などは熱気がこもり易く、部屋の温度を上げる原因になりますので、扇風機を上に
向けて空気の流れを作ったり扇風機を窓につけ、取り込んだ外気を直接本棚など
に吹き当てると室内の温度を下げる事が出来ます。また、窓は広く開けるのではな
く15cm程の狭い隙間から勢い良く空気を通すのがポイントです。

最後に小物などを使う方法になりますが、通気性の良い麻素材の服を身につけた
り、寝具に変える。窓際やベランダにすだれを吊るして日光の直射を防ぎ、日中の
室内の温度の上昇を抑えるなども効果的な対策です。

何も対策を行わずにエアコンも使用しないで熱帯夜を過ごそうとすると、熱中症に
なってしまう可能性が非常に高くなります。実際に今年の夏はエアコンの使用を敬
遠される傾向にある高齢者が何人も熱中症を発症し、病院に搬送されたり、亡くな
ってしまうという事が多くありました。

今回ご紹介した様なちょっとした工夫で、エアコンを使用しなくても熱帯夜を快適に
過ごす事が出来ますが、時と場合によっては無理をせずエアコンを使用して室内
の温度を調節する必要があります。

毎晩寝苦しくてエアコンが手放せない方や、エアコンの使用を控えたいけど涼しく
過ごしたいという方は是非とも無理をしない程度で、今回ご紹介した方法を試して
みて下さい。


身近な環境問題 「ゴミ問題」

2010-08-27 [記事URL]

▼詳細
毎日様々な所から出るゴミ。ゴミにも色々な種類がありますが、近年全国で出るゴ
ミの量は増加傾向にあり、ゴミ問題は今や数ある日本の環境問題の中でも大きな
問題とされています。

中でも生ゴミなどを始めとした台所から出るゴミや、紙類、食料品関係のパックや袋
等のプラスチック類等が大部分を占めています。しかも、驚くことに台所から出てい
るゴミの半分近くが食べ残しであったり、使われる事なく消費期限を過ぎてしまい未
開封のまま捨てられたものだと言われています。

これらの捨てられたゴミは殆どが焼却炉で焼却処分をし、灰の状態で埋め立てられ
るか、そのまま埋め立てられるかのどちらかになります。燃やして灰にしたり、埋め
てしまえば全て片付くと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴミを燃や
すと地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素が排出されるだけではなく、毒
性の強いダイオキシンも発生し、環境にも私達にも影響を及ぼすのです。

しかもどんなにゴミを焼却し、灰にして埋める量を減らしたと言っても、埋め立て地
には限界がある上に、現在、新たな埋立地の土地を確保するのはゴミの悪臭や汚
染等の問題から非常に難しい状況にあります。

この様なゴミ問題が起きた背景には、高度経済成長期に始まった大量生産と大量
消費があります。色々なものが世の中に溢れ、便利になると同時にゴミ問題という
深刻な問題を日本は抱える事になったのです。

ゴミ問題は私達の生活に深く関わっている非常に身近な問題です。身近な問題だ
からこそ、私達一人一人の心がけで大きく変化をもたらす事が出来ます。

例えば
・無駄なものを買わずに本当に必要なものだけを買う
・紙袋や本のカバー等の過剰包装は断り、マイバッグを持つ
・使い捨ての物や食品トレイ、パック等のプラスチック類のものの使用を避ける
・再生品や繰り返し、長く使えるものを選ぶ
などが、私達が普段行う事が出来る行動だと思います。

この身近なゴミ問題について私達が出来る事を是非とも心掛けてみて下さい。


エコドライブを実践してみましょう!

2010-08-20 [記事URL]

▼詳細
高速道路無料化が一部試験的に行われ、お盆などの長期休暇ではマイカーを利用
して旅行やレジャーに行かれた方は多いのではないでしょうか。最近はハイブリッド
車や電気自動車など環境に配慮した車が多く世の中に出回っていますが、ただ環
境に配慮した車を乗っているだけでは、環境への負担が多く減るという訳ではあり
ません。

そこで、今回ご紹介したいのがエコドライブです。エコドライブとはその名の通り環境
に優しい車の運転方法です。まずはこのエコドライブとは正反対の運転方法につい
て挙げてみたいと思いますので、普段されている運転方法と照らし合せてみて下さ
い。

①急発進・急加速をしている
②運転時の速度が安定していない、車間距離をつめる癖がある
③エンジンブレーキをあまり使用しない
④常にエアコンを使っている
⑤アイドリングを多用している

如何でしょうか。これらの項目とは正反対の運転方法を行う事で、環境に配慮したエコ
ドライブを行う事が可能です。エコドライブの具体的な方法は以下の通りとなります。

①ふんわりアクセルeスタート
信号が青になったから直ぐに発進するのではなく、緩やかに発進する事で、燃費が
約11%改善する事が出来ます。目安としては最初の5秒で時速20kmまでの加速
が理想的です。

②車間距離をあけ、運転速度を安定させる
車間距離を充分にあけ、一定の安定した速度で走行しない場合、加減速の機会が
増えてしまい、市街地では約2%、郊外等では約6%燃費が悪化してしまいます。

③エンジンブレーキを使用する
エンジンブレーキを用いると車の燃料の供給が停止され、約2%の燃費が改善する
事が出来ます。

④エアコンの使用を控える
外気温が25度の時にエアコンを使用すると、約12%もの燃費が悪化してしまいま
す。ちょっと暑いなと思った時は風通しと良くすると体感温度が下りますので、車の
窓を2つ以上開けたりすると涼しく快適に運転する事が出来ます。

⑤アイドリングストップを心掛ける
荷物の積み下ろしを行う為にアイドリングを10分間行うと、130ccもの燃料が無駄
になってしまいます。例えば、1日平均10分間、信号待ちでアイドリングストップを
1年間続けると、車によって差はありますが、ガソリン料金は約47リットル(約6


二次利用水で打ち水を!

2010-08-11 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、ニュースなどで良く目にする様になった『打ち水』。庭や道路などの屋外
に水を撒くという昔からの日本の風習ですが、近年全国の市町村が都市部のヒー
トアイランド対策として一斉に打ち水を行うという計画を進めたりなど注目を集めて
います。

打ち水には、気化熱によって庭や道路の熱を下げるだけでなく、埃を抑える効果も
あります。また、打ち水という行為には場を清めると言う神道的な意味合いもあり、
玄関先で行う打ち水は、本来「来客への心遣い」の一つとして行われていました。

全国の市町村が進めている打ち水を行う計画には作法(基本ルール)が決められ
ているのはご存知でしょうか。まず第一前提として、水道水を使わずにお風呂やシ
ャワーの残り水、雨水、台所のすすぎの残り水、米のとぎ汁などの二次利用水を
使用する事。

そして朝か夕方の涼しい時間に行う事。これは夏の気温が高い状態で打ち水を行
っても、折角撒いた水が直ぐに蒸発してしまい、気化熱による気温上昇の抑制効果
があまり得られない為です。朝や夕方の気温が低い時間に行う事で、気温上昇の
抑制効果をより持続させる事が出来ます。

水を撒く場所も日向よりも日陰や風通しの良い場所に出来るだけ大勢で広範囲に
行うと、より効果を持続させる事が可能です。また、注意しなければならないのが、
車の通りが多い場所やカーブの途中、交差点、マンホールの上へ水を撒いてしま
うと滑りやすくなってしまい大変危険ですので注意しましょう。

市町村で推奨されている打ち水にはヒートアイランド対策という意味も勿論あります
が、二次利用水を使用する事をきっかけに水の大切さを知って欲しいという意味も
あります。

と言うのも現在、世界的に水(飲料水)不足が問題となっています。ですので打ち水
を行う際に二次利用水を使用する事で、お風呂の残り水や雨水等も、私達が普段
何気なく使っている水も限りある貴重な資源である事、水の使い方について見直
して頂ければと思います。


熱帯化している日本

2010-08-06 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、日本列島全体がほぼ毎日最高気温が30度を越すという真夏日が続い
ています。暑さの影響で内陸部を中心に熱中症で病院に搬送される方も、今年に
入ってから急増している事から、今年の夏の暑さはかなり厳しいものだという事が
伺えます。

さて、この30度を軽く越える暑さや、都市型のゲリラ豪雨、台風の大型化など、こ
こ最近ニュースなどでも良く聞くようになりました。異常気象とも言うべきこの天候
はまるで東南アジアの天候に良く似ていると思いませんか?

近年、日本は熱帯化していると言われています。上記で挙げた最高気温が30度
を越えたり、スコールを思わせるゲリラ豪雨が降ったり、大型の台風が日本列島を
襲う以外にも、今まで普通に作られていた農作物が天候の変化によって不作にな
ってしまったり、今まで作る事が出来なかった南の方の農作物が作れる様になった
りなど影響は様々あります。

熱帯化による影響は今ご紹介したもの以外にも多く発生しており、その中で現在問
題視されているのが『熱帯感染症』であるデング熱です。このデング熱は蚊を媒介し
て伝染する感染症で、重症化してしまうと口や目、鼻などの粘膜から出血してしまい
最悪、死に至ることもある恐ろしい感染症です。

現在、このデング熱は日本のすぐ南に位置している台湾で発生しています。と言う
事は、いつ日本にこのデング熱が上陸し、感染の流行が起きても不思議ではない
状態にあると言っても過言ではありません。

現在起きている日本の熱帯化の原因は様々あると言われていますが、一番の原因
は二酸化炭素排出量増加による『地球温暖化』だと言われています。

先週ご紹介させて頂きました『豪雨の原因』も含めて、今様々な形で地球温暖化が
原因だと思われる現象が各地で発生しています。また、その現象は思ってもいない
様な形で私達に影響を及ぼします。

ただ単純に猛暑ですとか、豪雨だから困るだけで終わらせずに、何故その様な異常
気象や現象が発生してしまっているのか、そしてその原因に対して何か出来る事は
無いのかを一人一人が考え行動していく事が、今必要とされているのでは無いでし
ょうか。


豪雨の原因と地球温暖化の影響

2010-07-30 [記事URL]

▼詳細
7月に入ってから九州四国地方を中心に記録的な豪雨が襲い、浸水や土砂崩れな
どを始めとした大きな被害が各地で発生しました。今回のこの記録的な豪雨は『湿
舌』の存在が非常に大きな原因として挙げられます。

『湿舌』とは、暖かく湿った空気が風の影響で狭い範囲に流れ込むという現象で、等
圧線の形が舌を出した様な形である事から、そう呼ばれています。特に湿舌の先端
付近では大雨になるおそれがあります。

天気図には大荒れの天気になる様な発達した低気圧や台風は見当たらないけれど
も、集中豪雨により大きな被害をもたらす事が多い事から湿舌は『姿なき台風』と呼
ばれます。

今回の集中豪雨は、この湿舌の先端付近が丁度九州や四国地方にかかる様な形
になってしまった為、豪雨が襲い、浸水や土砂崩れなどが発生してしまったと言って
も良いでしょう。

また今回、九州四国地方を襲った豪雨は、農林水産関係にも大きな被害を及ぼし
農作物の流出や、冠水、鶏舎の損壊、家畜の埋没、漁港の埋そくなど被害総額は
トータルで125億円に上ると農林水産省で発表されています。

元々湿舌による集中豪雨は昔から見られていたものではありますが、ここ近年多く
なってきていると言われています。多くなってきている原因の一つとして『地球温暖
化』が関係しているのではないかと言われています。

と言うのも暖かい大気はより多くの水分を含む事ができ、大気中の水分が多くなれ
ば多くなる程、雨の降り方は激しくなります。これから先、地球温暖化が進み、地球
の温度が高くなると今回の様な集中豪雨が降る頻度も多くなってくるでしょう。

集中豪雨などの異常気象は私達の力で直ぐに無くせるものではありませんが、地
球温暖化に対して私達が出来る事は多くあります。一人一人が地球温暖化に対し
て行動をしていけば、異常気象などは少なくなっていくかもしれません。


何故マイ箸を使う事が推奨されているのか

2010-07-23 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、マイ箸を持とう・使おうという運動や意識がメディアなどによって広まって
きています。何故使い捨ての割り箸ではなく、繰り返し使えるマイ箸を使うという事
が推奨されているのかを今回改めてご紹介したいと思います。

日本で割り箸が初めて登場したのは江戸時代末期とで、最初はうなぎ屋が酒樽の
端材を用いて使用していたそうです。その後、手軽・安価・使いまわさない事から清
潔感があるなどのメリットから、日本で広く普及していきました。

当時は先程にも挙げた様に酒樽の端材や材木の残り、森林の状態を良くする為に
伐採された間伐材などを用いて日本では割り箸が作られていましたが、現在は海
外からの安い輸入品に押されてしまい、日本で使われている割り箸の9割以上は
中国からの輸入品で占められ、国産の割り箸の姿は殆ど見ることが出来ません。

日本では現在、年間およそ250膳(一人あたり200膳)もの割り箸を使い捨ててお
り、その殆どが割り箸の為だけに海外の森林から伐採された木が使われています。

無計画かつ大量に伐採された後の森林や木材生産地では、伐採による影響で洪
水が起きてしまったり、ゴミとして捨てられた割り箸を焼却する際に発生するCO2の
排出量による温暖化への影響などが問題となっています。

その為、最近割り箸ではなく『マイ箸』の使用を推奨する団体や、メディアによる宣
伝が増えてきたのです。それにより、多くの人がマイ箸という言葉や、持とうとする
意識が広まってきました。

一人一人が何故安価な使い捨ての割り箸ではなく、マイ箸を持つ事・使う事が推奨
されているのかを考え、マイ箸を常に持って使用したり、間伐材を利用した国産の割
り箸を選んで使ってみるなど、意識や習慣を見直して変えていく事が大切なのでは
ないでしょうか。


アリの生態と対策

2010-07-16 [記事URL]

▼詳細
本格的に暑くなってきたのもあってか、ここ最近アリに関するご相談が多くなってき
ました。今回は飲食店などでもお困りの方が多いアリの生態などについてご紹介
させて頂きます。

アリ類というのは膜翅目アリ科に属する昆虫の総称を指し、多くの陸上生物の中で
最も繁栄している群の一つです。種類は多く、世界では約9


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