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豪雨の原因と地球温暖化の影響

2010-07-30 [記事URL]

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7月に入ってから九州四国地方を中心に記録的な豪雨が襲い、浸水や土砂崩れな
どを始めとした大きな被害が各地で発生しました。今回のこの記録的な豪雨は『湿
舌』の存在が非常に大きな原因として挙げられます。

『湿舌』とは、暖かく湿った空気が風の影響で狭い範囲に流れ込むという現象で、等
圧線の形が舌を出した様な形である事から、そう呼ばれています。特に湿舌の先端
付近では大雨になるおそれがあります。

天気図には大荒れの天気になる様な発達した低気圧や台風は見当たらないけれど
も、集中豪雨により大きな被害をもたらす事が多い事から湿舌は『姿なき台風』と呼
ばれます。

今回の集中豪雨は、この湿舌の先端付近が丁度九州や四国地方にかかる様な形
になってしまった為、豪雨が襲い、浸水や土砂崩れなどが発生してしまったと言って
も良いでしょう。

また今回、九州四国地方を襲った豪雨は、農林水産関係にも大きな被害を及ぼし
農作物の流出や、冠水、鶏舎の損壊、家畜の埋没、漁港の埋そくなど被害総額は
トータルで125億円に上ると農林水産省で発表されています。

元々湿舌による集中豪雨は昔から見られていたものではありますが、ここ近年多く
なってきていると言われています。多くなってきている原因の一つとして『地球温暖
化』が関係しているのではないかと言われています。

と言うのも暖かい大気はより多くの水分を含む事ができ、大気中の水分が多くなれ
ば多くなる程、雨の降り方は激しくなります。これから先、地球温暖化が進み、地球
の温度が高くなると今回の様な集中豪雨が降る頻度も多くなってくるでしょう。

集中豪雨などの異常気象は私達の力で直ぐに無くせるものではありませんが、地
球温暖化に対して私達が出来る事は多くあります。一人一人が地球温暖化に対し
て行動をしていけば、異常気象などは少なくなっていくかもしれません。


何故マイ箸を使う事が推奨されているのか

2010-07-23 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、マイ箸を持とう・使おうという運動や意識がメディアなどによって広まって
きています。何故使い捨ての割り箸ではなく、繰り返し使えるマイ箸を使うという事
が推奨されているのかを今回改めてご紹介したいと思います。

日本で割り箸が初めて登場したのは江戸時代末期とで、最初はうなぎ屋が酒樽の
端材を用いて使用していたそうです。その後、手軽・安価・使いまわさない事から清
潔感があるなどのメリットから、日本で広く普及していきました。

当時は先程にも挙げた様に酒樽の端材や材木の残り、森林の状態を良くする為に
伐採された間伐材などを用いて日本では割り箸が作られていましたが、現在は海
外からの安い輸入品に押されてしまい、日本で使われている割り箸の9割以上は
中国からの輸入品で占められ、国産の割り箸の姿は殆ど見ることが出来ません。

日本では現在、年間およそ250膳(一人あたり200膳)もの割り箸を使い捨ててお
り、その殆どが割り箸の為だけに海外の森林から伐採された木が使われています。

無計画かつ大量に伐採された後の森林や木材生産地では、伐採による影響で洪
水が起きてしまったり、ゴミとして捨てられた割り箸を焼却する際に発生するCO2の
排出量による温暖化への影響などが問題となっています。

その為、最近割り箸ではなく『マイ箸』の使用を推奨する団体や、メディアによる宣
伝が増えてきたのです。それにより、多くの人がマイ箸という言葉や、持とうとする
意識が広まってきました。

一人一人が何故安価な使い捨ての割り箸ではなく、マイ箸を持つ事・使う事が推奨
されているのかを考え、マイ箸を常に持って使用したり、間伐材を利用した国産の割
り箸を選んで使ってみるなど、意識や習慣を見直して変えていく事が大切なのでは
ないでしょうか。


アリの生態と対策

2010-07-16 [記事URL]

▼詳細
本格的に暑くなってきたのもあってか、ここ最近アリに関するご相談が多くなってき
ました。今回は飲食店などでもお困りの方が多いアリの生態などについてご紹介
させて頂きます。

アリ類というのは膜翅目アリ科に属する昆虫の総称を指し、多くの陸上生物の中で
最も繁栄している群の一つです。種類は多く、世界では約9


光化学スモッグ

2010-07-09 [記事URL]

▼詳細
日差しが強い日によく光化学スモッグ注意報や警報が発令されているのを町内や
市の放送で耳にする方は多いのではないでしょうか。この光化学スモッグ、実際どう
いうものなのか、何が原因で発生するものなのかご存知でしょうか?

光化学スモッグは、工場や自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素が
日光に含まれる紫外線によって光化学反応を起こし、人体に有害である光化学オ
キシダントやエアロゾルという物質に変化し、スモッグ状になったものを指します。

夏場など日差しが強く、風が無い、または弱い日に発生しやすい傾向にありますの
で、これからの日差しの強い日は注意する必要があります。

光化学スモッグが人体に及ぼす影響は、目がチカチカする、異物感や傷みがある、
喉の痛みや咳、皮膚の発赤などがあります。これらは症状の中でも比較的、軽症の
ものとなりますので、早めに処置などを行えば、重症化する事はありません。

また、重症化すると呼吸が苦しくなる、手足の痺れや、頭痛・眩暈、発熱、意識障害
などの症状が現れ、医療機関を受診する必要が出てきます。

空気中のウィルスはマスクである程度防ぐ事が可能ですが、光化学スモッグの有
害なガスはマスクで防いだり、除去する事は難しい為、光化学スモッグ注意報や警
報が発令された場合は、窓を閉め、外出を控える事が光化学スモッグの悪影響か
ら身を守る最善の方法になります。

また、光化学スモッグの有害性は、人体への悪影響と症状だけでなく、植物の葉が
変色し、枯れ落ちてしまう事から、非常に高いものだと伺う事が出来ます。

私達人間だけでなく、植物や他の生物にも悪影響を及ぼしてしまう光化学スモッグ
は先に挙げた通り、私達が使用している車や工場から排出されるガスに原因がある
のです。

直ぐに光化学スモッグの発生を無くす事は難しいものではありますが、車の使用を
控える等、排気ガスの量を抑えようという意識を一人一人が持つ事によって、直ぐに
は結果が出なくとも、今後光化学スモッグの発生に対する対策等に世間ももっと目
を向ける様になるのではないでしょうか。


スウェーデンがエコ先進国と言われている理由

2010-07-02 [記事URL]

▼詳細
ここ数年、地球温暖化を始めとした環境問題がニュースや話題に取り上げられる様
になり、それに伴って個人でもすぐに始める事が出来るエコ活動や習慣も取り上げ
られる様になりました。

スウェーデンやフィンランドなどを始めとした北欧諸国は、このエコ活動や習慣の先
進国と言われています。今回は北欧諸国の1国、スウェーデンのエコ活動・習慣に
ついてご紹介したいと思います。

基本的にスウェーデンでは、売られているペットボトル飲料やジュース等の缶に“P
ANT(パント)“という文字と数字が書かれています。この数字は金額を表しており、
スーパー等にある専用の回収機に入れると、書かれている金額分のバーコード付
レシートが出てきて、レジで換金、もしくは精算時に書かれている分を現金として扱
ってくれます。

この様なペットボトルや缶の飲料を購入時にデポジット代を支払い、ボトルや缶を返
す事によってお金が戻ってくるという仕組みです。この仕組みはほんの少し昔の日本
でも、ジュースや醤油を購入する際に10~30円上乗せし、お店に空き瓶を持ってい
くと瓶代を返金してくれると言うシステムがありました。

この様な仕組み以外にも電球や電池のリサイクルボックスや、飲料のパック、トイレ
ットペーパーの芯などの厚紙、新聞紙やコピー紙、瓶、金属は、それぞれの分別ゴミ
箱が街の何箇所かに設置されており、自分で捨てられるようになっています。

また、制度や町中の設備だけでなく、国民一人一人の意識の高さも注目するべき
点です。例を挙げると、買い物袋などのプラスティックを無駄に使わない事が挙げ
られます。スーパーなどに買い物に行く際には必ず袋を持参しています。

その袋も少し傷んだからと直ぐに新しいものにせず、繰り返しボロボロになるまで使
用する、というのがスウェーデンでの流儀になるそうです。また、買い物の際も、個包
装になっているもの・過剰包装になっているものは避け、余計なゴミが出ない様にし
ているそうです。

この様な考え方や意識は、江戸時代の日本でも「ものを最後まで大切に使い尽くす」
という考えの下、衣服のほつれなどは繕ったり、分解して別のものにしたり、最終的
には、雑巾にしたりなど、江戸時代の人々は自然に今で言うエコ活動を行っていた
のです。

エコ先進国と言われているスウェーデンや北欧諸国が行っているエコ活動や意識か
らは、かつての日本の姿を垣間見る事が出来ます。今私達に必要とされているのは
「ものを最後まで大切に使い尽くす」というかつての日本人が持っていた意識を、再
び持つという事なのかもしれません。


ご存知ですか?フェアトレード製品

2010-06-25 [記事URL]

▼詳細

皆様はフェアトレード(公平貿易)というシステムはご存知でしょうか?このフェアトレー
ドというものは、発展途上国に住む生産者の自立を支える為に1960年代にヨーロッ
パで誕生しました。

発展途上国への単なる資金援助とは違い、発展途上国の人々に仕事の機会を提供
し、そこで生産された農作物や製品などを、市場価格よりも高い値段で継続的に取引
を行う事で、途上国の自立を支援するというのがフェアトレードのシステムです。

これにより、需要や市場価格の変動によって、生産者が不当に安い価格で買い叩か
れる、また低賃金労働者が発生する事を防ぐほか、児童労働や過剰な農薬散布や
森林伐採を始めとした乱開発による環境破壊を防ぐなどの重要な役割を果たし
ています。

現在、フェアトレードで取引されている主な品目は、コーヒーやバナナ、カカオなどの
食品、手工芸品、衣服などがあり、幅広い分野で生産されています。しかし、日本で
の消費量はまだまだ少なく、日本で消費されているコーヒーの内、フェアトレードコー
ヒーの割合は僅か0.04%になります。

日本でのフェアトレードの製品に対する認知度は徐々に上がってきてはいますが、
取引量、消費量と共にまだまだ少ないのが現状です。にフェアトレード製品を生活に
取り入れる事で、発展途上国への支援だけでなく、環境破壊防止にも繋がりますの
で、是非とも家庭や職場などにフェアトレード製品を取り入れてみて下さい。


サンゴ礁衰退の危機!?

2010-06-18 [記事URL]

▼詳細
シュノーケリングやスキューバダイビングなどマリンスポーツの際に私達の目を楽し
ませてくれるサンゴ礁。今、世界各地でこのサンゴ礁が衰退の危機に瀕していると
いう事はご存知でしょうか?

サンゴには様々な生物を共存可能にし、漁場機能を好条件に維持させたり、台風
や嵐などに対する防災機能、植物と同じ様にサンゴに共生している共生藻による二
酸化炭素を吸収し酸素を作り出す光合成機能などがあります。

このように様々な機能と役割を持っている珊瑚は、ほんの少し海中の温度が上昇
や紫外線の強弱によって生存が出来なくなってしまうほど、非常にデリケートな生き
物です。

そして、生活排水による水質汚染や、開発による赤土の海への流出、海の埋め
立て、ゴミの不法投棄、地球温暖化による海中温度の上昇が原因で、衰退の危
機に瀕しているのです。

もし、サンゴが絶滅してしまった場合、サンゴを取り巻いていた魚などを始めとした
生態系が失われ、漁業にも重大な被害が及ぶと言われています。全ての生き物
は私達が把握しきれない程、様々な繋がりがあります。その繋がりが絶たれてしま
うと、私達の思ってもみなかった場所で影響が現われてしまいます。

また、サンゴ礁の衰退だけでなく、今起きている環境問題は、私達一人一人が起き
ている問題に対して、自分には関係無いからと見てみぬ振りをせずに、自分たちが
出来る対策や活動を行っていく事が大切です。


身近に出来るエコ活動

2010-06-11 [記事URL]

▼詳細
エコ活動と言うと、現在様々な活動が取り上げられており、メールマガジンなどでも
いくつかご紹介してきましたが、今回はその中でも家庭でも簡単に取り組む事が出
来るエコ活動はどんなものがあるのか、改めてご紹介させて頂きたいと思います。

①使わない電化製品のコンセントを抜く。
電化製品の中には電源を切っても主電源が別にある為、待機電力が出てしまうタ
イプがあります。無駄な待機電力を出さない為には主電源を消し、コンセントを抜く
事で、家庭で消費されている待機電力をカットする事が出来ます。

②暖房・冷房の使用を控える&温度設定を変える。
過度な暖房や冷房の使用を控えるのは勿論ですが、暖房であればマイナス1℃、冷
房であればプラス1℃、温度設定を変えるだけで一世帯あたり年間約12.5kgもの二
酸化炭素排出量をカットする事が出来ます。

③エコバックを使用する。
普段スーパーやコンビニで何気なく使っているビニール袋も、限りある石油資源が原
材料です。一人一人がビニール袋ではなくエコバックを使用する事で、石油資源の
節約は勿論、ビニール袋の製造過程で発生する二酸化炭素の排出量も削減す
る事が出来ます。

④水の過剰使用を控える。
蛇口を捻ったまま水を出しっぱなしにしていると、1分間で約12リットルもの水が流
れてしまいます。トイレやシャワー、歯磨き、食器洗いの際には、使わない間は必ず
水を流したままにしない事で、限りある水資源を守る事に繋がります。

今回ご紹介した身近に出来るエコ活動は皆さんも良くご存知のものが多くあると思い
ます。しかし、これらのエコ活動を日常の習慣に取り入れる為には、日頃から意識を
持って実行していかなければ、つい忘れがちになってしまいます。

ですので、一人一人が日々環境に対して意識を持って、エコ活動を日常の習慣とす
る事が大切です。是非とも、皆さんの日常にも身近なエコ活動を習慣として取り入れ
てみて下さい。


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