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寒くなっても油断せずゴキブリ対策をしましょう

2010-10-29 [記事URL]

▼詳細
寒い季節になり、暖かい温度を好むゴキブリの活動も徐々に落ち着いてきました。
ゴキブリは気温が15度以下の環境だと極力動かなくなるという、寒さに弱い特徴
を持っています。この特徴から本来であれば、冬場のゴキブリは殆ど活動しなくな
ります。

しかし実は、冬場のゴキブリは、暖かいモーター部やガス台付近など24時間温度
が安定し、人目につきにくい場所に潜み、生き続ける恐れがあります。ただ、ゴキブ
リも生き物ですので、水を飲んだり、餌を食べなくては生きていけません。

冬場は特に、行動範囲が非常に狭くなるので、巣の近くにあるコールドテーブルや
調理台などに付着している食べカス等を、夜な夜な餌を求めて潜んでいる場所から
出てきます。

従って、徹底して拭き掃除をする。食べカスが残った未洗浄のままで帰らない。等
の対策が重要になってきます。水分も同様です。特にアルコールやジュースなど糖
分を含んだ水分はゴキブリの好物と言っても過言ではありませんので、拭き残しが
無い様に極力気をつけましょう。

カやチョウバエもゴキブリと同様に什器等に付着した食べカスを好みます。寒くな
るとゴキブリは見ないから何も対策をしなくても大丈夫・・・と思うお客様、油断は
禁物です。

店内の衛生状態を常に維持して頂く事により、私どもの施工は、より駆除効果を発
揮する事ができ、年間を通してゴキブリやカ、チョウバエ等の害虫が居ない環境を
作り出す事が出来るのです。

FCCでは、ゴキブリが好む場所を全て把握し、什器奥に出来ている隙間も徹底的
に施工をさせて頂いている為、食材や備品が納品される際に付着して店内に入り
込んでしまった場合でも繁殖せずに駆除する事が可能です。ただ、様子がおかし
いなど、ご不安になられた際には、ご気軽に是非ともご相談くださいませ。


クロカビの繁殖を予防しましょう!

2010-10-22 [記事URL]

▼詳細
カビというと湿度の高い梅雨や夏に発生すると想像される方が多いと思いますが
カビが好む条件さえ揃ってしまえば、どこでも発生しあっという間に増殖してしまう
ものなのです。今回は様々な種類があるカビの中からクロカビについてご紹介した
いと思います。

私達がクロカビと認識しているカビは、クラドスポリウムと呼ばれるカビで、野外等
では植物遺体(落葉、枯れた木や根、落下した果実等)を中心に発生するごく普通
の土壌菌の1つです。また、土壌だけでなく空中雑菌としても良く出現し、これらが
人家や飲食店などの至る所で繁殖してしまう事例も多くあります。

人家や飲食店などでクロカビなどの カビが繁殖しやすくなってしまった原因の1つ
として、アルミサッシの普及が挙げられます。アルミサッシは室内の気密性を高め
る事が出来ます。その反面、アルミは断熱性の低い素材である為、結露が常に発
生しやすくカビが好む環境になりやすいのが原因の1つです。

また、エアコンの普及により、窓を開けて換気をする機会が普及前に比べて減った
事、そしてエアコンを使用する事で外気温と室内の気温に大きな差が出てしまう事
でカビが生息・繁殖しやすい環境になってしまうのです。

空中に漂うクロカビの胞子が室内に沈着し繁殖すると、繁殖する際に新たな胞子
を空中に放ちます。カビの胞子は非常に小さく、呼吸の際に鼻腔を通過し、気管支
に到達し、喘息等のアレルギー症状の原因の1つとなります。

では、このクロカビの繁殖を予防する為にはどのような対策をすれば良いのでしょ
うか。それをご紹介する前に、まずカビの生育条件をご紹介したいと思います。

カビの生育条件は
①湿度:60%以上
②温度:最低生育温度0℃、最適温度25~33℃
③酸素
④栄養源(有機化合物、木材、石膏ボード、塗料、接着剤、畳、塵、垢等)
の4つが挙げられます。

この条件に基づいて室温を常に0℃以下にしてしまえばカビは繁殖する事は出来
ませんが、私達人間が生活する為にはこの対策は不可能と断言しても良いでしょう。
また、カビの栄養源となるものを一切使用しない事や酸素を無くす事も現実的に
実現出来ません。

その為、クロカビの繁殖を予防する為には室内の湿度を60%以下にする事が重
要なポイントになります。まず、台所や厨房は調理時など使用している時は必ず換
気扇を回す事。そして使用後も暫く回し、調理時に発生した水蒸気を徹底的に外
へ出しましょう。

エアコンを設置している室内のガラス窓は結露が起こりやすい為、こまめに拭き取
る事が最適な方法です。また、窓が曇りだしたと思ったら窓を開ける等して換気を
行うと良いでしょう。

クロカビを繁殖させない為には、空気を澱まないようにして胞子が沈着しない様に
する事、結露を防ぐ事が重要なポイントになります。エアコンなどの空調設備が普
及した近年では外気温と室内の気温の差が出やすく、季節関係無くカビが繁殖し
やすい状況にあります。是非とも、今回ご紹介したクロカビ対策を参考に、予防対
策を行ってみて下さい。


全国各地で猛威を振るうナラ枯れ

2010-10-15 [記事URL]

▼詳細
皆さんは“ナラ枯れ”という現象をご存知でしょうか。ナラ枯れとはその名の通り、ナ
ラ類やカシ類などの樹木が大量に枯死し、真っ白もしくは真っ赤になってしまう現象
を言い現在このナラ枯れが日本各地の里山で発生し、猛威を振るっています。

ナラ枯れは体長が数ミリのカシノナガキクイムシという虫が樹木に入り込む事で、保
菌している病原菌が原因で発生する伝染病です。特に樹齢が40~70年と高齢で直
径が大きい広葉樹の林に発生するケースが多いと言われています。

このカシノナガキクイムシは元々日本から生息が確認されている在来種で、江戸時
代以前からこの虫によるナラ枯れの被害はありましたが、全国的ではなく、局地的な
被害に留まっていました。

では何故、近年全国的な被害が出ているのか。その原因は日本人の生活スタイル
の変化が大きく関わっています。昭和30年頃までは里山のナラ類は薪や炭、椎茸
のほだ木の為に利用される等、人々の生活に密接に結びついていました。

しかし、その後に起きた燃料革命による主要エネルギーが薪や炭等から石油へ移
行した事により、ナラ類等を始めとした樹木の需要は低下し、木を伐採し、里山を管
理する人が居なくなり、放置される里山が増えていったのです。

伐採されずにそのまま高齢化・大径化したナラ類は深い皺が出来やすく、カシノナ
ガキクイムシが侵入しやすくなります。現在全国各地で発生しているナラ枯れは、里
山が人の手によって管理されずによって生まれた環境の歪みによって起きている
と言っても過言ではありません。

また、ナラ枯れが深刻化している地域では、今年の猛暑も相まってドングリが不作
となり、突然エサ不足に陥ったクマが住宅地など人里へ出没してしまうケースも多く
報告されています。

ナラ枯れが起きている地域とクマの生息域は重なっている部分が多い為、今後ナラ
枯れが益々広がってゆけば、エサ不足に陥ったクマを始めとした動物達が人里に出
没する事も比例して増えてゆく可能性があります。

便利な世の中になるにつれ、昔から存在している山の資源やサイクルの大切さが
忘れられてしまった事が歪みとなって、ナラ枯れと言う形で現れているのでしょう。

人々の生活スタイルと自然環境は非常に密接に関係しています。今回ご紹介した
全国各地で発生しているナラ枯れは、今後また日本人の生活スタイルがより便利
に変化していけば、また別の形で自然環境の歪みが現れる可能性を示唆している
のかもしれません。


確実に進行している環境問題、砂漠化

2010-10-08 [記事URL]

▼詳細
地球の砂漠化、と言われてあまりその影響について、ピンと来ない方も多いと思い
ます。しかし、現在地球の砂漠化という環境問題は確実に進行し、深刻な問題と影
響を及ぼしているのです。今回、このあまりニュースでも聞かない“砂漠化”につい
てご紹介したいと思います。

砂漠化は、干ばつや少雨などの気候的要因と、過剰な放牧や耕作、塩害、木材や
紙資源の原材料の為に行われる森林伐採などの人為的要因が原因で起きている
環境問題です。特に現在進行している砂漠化の87%は人為的要因によって起きて
いると言われています。

この砂漠化は、人間への直接的な影響・被害が大きい環境問題と言っても過言で
はありません。まず、砂漠化によって土地が劣化すると農作物へ大きな影響を及ぼ
します。劣化した土壌では農作物の生産力は著しく低下し、その結果食糧不足など
の生活条件の悪化をもたらします。更に砂漠化により居住可能な土地が少なくなる
事で、住宅費や生活費も高騰してしまうのです。

これらの影響が深刻になってくると、最終的に飢餓や民族間の対立などの社会的
な混乱・問題も発生してくるでしょう。

現在、この砂漠化はアジアやアフリカ地域、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカで
広がっている事が確認されていますが、特にアジア、アフリカ地域の砂漠化地域の
割合は多く、発展途上国の多いアフリカでは上記に上げた様な砂漠化の悪影響が
発生しています。

また、この砂漠化は私達が住んでいる日本にもアジア地域の砂漠の砂が強風で巻
き上げられ、広範囲に飛来する“黄砂”という形で影響を及ぼしています。私達が感
じる黄砂の被害と言えば、車や洗濯物が黄色くなる、喉が痛くなるなどが挙げられま
す。

しかし、実際に大陸の砂漠化が進んでいる中国や韓国では、黄砂の嵐で行方不明
者が出るだけではなく死亡者が出てしまったり、黄砂が降ってきてしまった為に農作
物が収穫出来なかったり、大量の黄砂が街に降り注ぎ砂漠となってしまうなど、日本
では想像も出来ない様な被害が直ぐ近くで実際に起きているのです。

この様々な悪影響を及ぼしている砂漠化に歯止めを掛けようと1996年に砂漠化
防止条約が発行されました。砂漠化防止条約は、砂漠化が深刻な地域へ砂漠化の
対処法(植樹や環境負荷の少ない耕作、家畜の管理方法等)を提案、そしてその対
処法で発生する資金を参加国が援助するという内容です。

世界各国がこの条約によって連帯・協調する事によって、砂漠化によってもたらさ
れた様々な問題を解決する為の対策を模索しているのです。しかし、このように様
々な取り組みが行われている一方で、凄まじいスピードで砂漠化が進行しているの
も事実です。

日本はあまり温暖化による目に見える変化はあまりありません。しかし、先進国で
はない国では温暖化による変化や今回ご紹介した砂漠化等の環境問題による影
響は著しく起きています。

地球温暖化を始めとした様々な環境問題を解決する為には、これらの問題を一人
一人が人事だと思わずに、どんな影響や変化が今地球上で起きているのか知って
いく事が必要とされているのではないでしょうか。


季節外れの野菜と環境への負荷

2010-10-01 [記事URL]

▼詳細
スーパーの野菜売場に行くと季節や旬に関係無く、様々な野菜が手に入る様にな
りました。今でこそ、いつでも様々な野菜が手に入るというのは普通になっています
が、実は季節や旬に関係なく手に入る野菜は思っている以上に多くのエネルギー
が使用されている事はご存知でしょうか?

元々日本では春夏秋冬の季節ごとに様々な野菜が作られ、その季節ごとの野菜を
頂くという事が当り前でしたが、現在はハウス栽培や輸送手段が発達し、いつでも
あらゆる野菜が手に入るようになりました。

季節関係なくあらゆる野菜が手に入るというのは非常に便利だとは思いますが、四
季折々の気候の中で育つ野菜に比べて人工的に加湿したビニールハウスで栽培さ
れる野菜は、たくさんのエネルギーを消費します。

例えば、夏野菜のピーマンを冬にハウス栽培で育てると、温度管理を始め、様々な
管理や維持が必要となる為、旬の夏に露地栽培をする際よりも約29倍ものエネル
ギーが必要となります。

エネルギーを多く使うという事は、それだけ多くの二酸化炭素を排出し、環境にも負
担を掛けているのです。また、いつでも季節関係なく様々な野菜等の食材が手に入
る事はとても有難く、便利ではありますが、その代わり私達は旬を待つ事を忘れて
しまったのかもしれません。

旬ではない食材を絶対に選んではいけない、食べてはいけないという訳ではありま
せんが、出来るだけ旬の野菜等の食材を選ぶという意識を一人一人が持ち、行動
を積み重ねていく事で、旬を楽しむという事を思い出すだけではなく、環境への負荷
を減らす事にも繋がるのではないでしょうか。


日本のペットボトル消費量

2010-09-24 [記事URL]

▼詳細
自動販売機やコンビニ、スーパーなど色々な所で手軽に買う事が出来るペットボト
ル飲料。日本では持ち運びに便利で軽いという特徴を持っているこのペットボトルの
消費量は年々増加傾向にあります。

今や様々な所で目にする様になったペットボトルはポリエチレンテレフタレート(PET)
を原料に作られ、1977年に醤油の容器として日本に初登場して以来、飲料や洗剤
など幅広い用途で使用されています。

2006年での日本のペットボトル生産量は約54万トンにもなり、これを一般的な500
mlペットボトルに換算すると、日本人一人あたりの年間消費量は166本にも達しま
す。また消費量は年々増加傾向にある為、現在は166本よりも多くなっているでしょ
う。

消費量が増加傾向にある一方、2006年のペットボトルゴミの回収率は同年の生
産量に対し66.3%(約35.8万トン)と世界でもトップクラスの割合になります。

ゴミとして回収された後のペットボトルの一部は繊維素材や容器の材料へとリサイ
クルされていますが、全てをリサイクルし有効活用出来ている訳ではない上に、リ
サイクルする際には大量のエネルギーを消費し、その過程で排出されるCO2の量
も現在問題視されています。

リサイクルやエコと言う言葉は全て解決出来る様に聞こえますが、実際はそうとは
限りません。いくら消費してゴミを出してしまっても、回収してもらえば問題無いと思
わずに、まず自分達が出したゴミによって今どんな問題が起きているのかを知る事
が必要とされているのではないでしょうか。


日本のティッシュペーパー消費量

2010-09-17 [記事URL]

▼詳細
鼻をかんだり、ちょっと零れてしまったものを拭いたりなどティッシュペーパーは私達
の生活には今や欠かせない存在になっています。しかし、この気軽に使っているティ
ッシュペーパーも1枚1枚、大切な森林資源を原料として作られているのです。

私達は1年間に1人あたり、約4.36kg標準的なサイズ(200枚400組)のボックス
で18箱分ものティッシュペーパーを使用しています。日本で1年間に消費されて
いるティッシュペーパーを全て1枚1枚重ねていくと地球を2.7周するほど長くなる
程多く、世界一の消費量と言われています。

現在、日本でのティッシュペーパーやトイレットペーパー、ペーパータオル等の衛生
用紙の消費量は年々増加しています。更に、これら衛生用紙の原料でもある木材
パルプの需要も世界規模で増加傾向にある為、このまま消費量・需要が増加して
いってしまうと、いくら植林活動を行ってもその消費量と需要に追いつくことは出来
ないでしょう。

使用後のティッシュペーパーはリサイクルする事は出来ません。従って使い終わっ
た後は、燃えるゴミとして処分するしかないのです。使用後にゴミとして処分する方
法しか無いからこそ、使用するティッシュペーパーの種類を出来るだけ古紙が多く
配合されたものを無駄なく使う事が重要になってきます。

私達の日々の行動や、ものを選ぶ基準を見直したり、突然変えると言うのは難しい
かもしれません。しかし、森林など限りある地球上の資源を守ったり、地球温暖化な
どの環境問題は私達一人一人の日々の行動や、ものを選ぶ基準の積み重ねが大
きく関わってくるのです。

日頃どれだけの紙を消費しているのか、どんな使い方をしているのかを見直し、も
のを選ぶ基準や行動を少しずつ変えていく事が私達には求められているのかもし
れません。


日本の水の使用量と限られた水資源について

2010-09-10 [記事URL]

▼詳細
人が日々生きていく上で欠かせない水。その水を私達は朝起きてから夜寝るまで
にあらゆる場面で大量に消費している事はご存知でしょうか。生命を維持する為の
飲み水は勿論の事、歯磨きや洗顔、お風呂、炊事、トイレでも水は欠かせません。

私達が日常生活で使用している水は一般家庭で使う家庭用水と、学校やレストラ
ン、事務所、公園などの公共の場で使う都市活動用水に分けられ、それらを合わせ
て生活用水に区分されます。

これらの生活用水を私達は1日1人あたり平均約314リットルも使用しています。
世界の1人あたりの平均使用量が約174リットルという事から、世界でも日本は
多くの水を使用している事が分かると思います。

では、1日1人あたり平均約314リットルという大量の水をどのような用途で使用
しているのでしょうか。水と言うと飲み水を想像しがちですが、実は全体から見てみ
るとその使用量の割合はほんの僅かなのです。

割合が最も多いのはトイレで全体の約30%を占めています。次にお風呂で25%。
炊事で23%、選択で17%となっており、これらで1日の使用量の9割を占めてい
ます。

話は変わりますが、地球上で淡水と言える水はどれくらいの割合で存在しているか
ご存知でしょうか。実は地球上にある水の約97.5%が海水で、淡水は約2.5%しか
ありません。

更に、その2.5%の淡水の内、約69%が南極や北極地域などに氷河として存在し
ており、私達は氷河以外の地下水や河川、湖や沼などの水を使用していますがこ
れらは地球全体に存在する水の内、0.76%とほんの僅かな量しかないのです。

日本は非常に水資源に恵まれていますが、世界では約17億人もの人々が水不足
の中で生活しています。私達は非常に水資源に恵まれた環境の中で、貴重な水を
使用しているという事を自覚し、水を大切に使う必要があるのではないでしょうか。

例えばシャワーを出しっぱなしにしない、お風呂の残り湯を洗濯などに使ったり、ト
イレの水を必要以上に流したりしないなど、日頃のちょっとした取り組みが地球の
水資源を守る事に繋がりますので、是非とも日頃の水の使い方を見直してみて下
さい。


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