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インフルエンザ感染予防対策 うがい

2010-11-26 [記事URL]

▼詳細
インフルエンザや風邪の予防対策の代表と言えば、うがい、手洗い、マスクの着用
がまず挙げられると思います。今回は予防対策の一つであるうがいは何故インフル
エンザや風邪に対して予防効果があるのか、そして効果的なうがいの方法について
ご紹介したいと思います。

うがいは口の中や喉を洗浄し、細菌やチリ、ホコリなどを粘液と一緒に除くだけでな
く、喉を適度に刺激して粘膜の分泌や血行を促し、喉の潤いを保って線毛運動の衰
えを防ぐ効果があります。

線毛運動とは、喉にある細かい毛(線毛)と線毛の表面にある粘液によって、体内
に侵入してきた細菌やチリ、ホコリ等を捕らえ、外に追い出す人体の免疫機能の一
つです。この線毛や粘液が乾燥してしまうと細菌等を外に追い出す働きが悪くなっ
てしまいます。

その為、喉の潤いを保つ効果があるうがいには、この免疫機能を補助する効果が
ある為、インフルエンザや風邪に対しての予防効果があるのです。

インフルエンザや風邪に対して予防効果を発揮するうがいの方法は以下の通りと
なります。
①水を口に含み、唇を閉じて頬の筋肉を左右交互に動かし、『クチュクチュ』と口の
中を洗います。
②次にそのまま上を向き、「オ」の音を出して喉を洗います。声が震え始めると水が
喉の奥へ届き、しっかり洗浄出来ている証拠になります。
③冷たい水が口の中で温かく感じてきたら吐き出しましょう。
④この①~③を数回くり返しましょう。
また、インフルエンザが自分の周辺に流行している際には殺菌力の強いヨウ素系
のうがい薬を使用すると、効果的に予防対策が出来ます。

うがいは、帰宅時、人混みから出た後、喉が乾燥した時、調子が悪い時、空気が乾
燥している時、静養している方の居室にいる時、口内の菌数が1日の中で最も多く
なる起床時に行うと良いでしょう。

これからの季節はインフルエンザや風邪が流行します。感染・発症を未然に防ぐ為
にも、今回ご紹介したうがいを是非とも取り入れてみて下さい。


粘膜の乾燥注意報

2010-11-19 [記事URL]

▼詳細
気温が大分低くなり、空気が乾燥してきているのを肌で感じる様になりました。また
外の気温が低くなった事でそろそろ暖房を使用する事を考えている方もいらっしゃる
のではないでしょうか。

空気が乾燥してくると気になるのは、つっぱる様な肌の乾燥ですが、喉や鼻の粘膜
も乾燥します。喉や鼻などの粘膜は空中に漂っている雑菌やウィルス等が体内に侵
入するのを防いでくれる大切な体の免疫機能です。

この粘膜が気温の低下や暖房の使用によって起きる空気の乾燥に伴って乾燥し固
まってしまうと、雑菌やウィルスを防ぐ働きが悪くなり、体内に侵入しやすくなってしま
います。また、気温と湿度が低くなると、インフルエンザウィルスは活発化し、インフ
ルエンザを発症する可能性が高くなります。

インフルエンザウィルスに感染しない為には、湿度の管理とこまめな水分補給によ
る粘膜の保護が重要なポイントになります。まず湿度の管理については加湿器を使
用し、低くなっている湿度を上げましょう。

次に基本的な事ですが、帰宅した際に直ぐうがいをする事。うがいには喉に入り込
んだ雑菌を洗い流す効果は勿論、うがいをした際に喉が刺激され喉頭腺から分泌
液が出て粘膜を保護してくれる二次効果もあります。

そしてこまめに水分補給をする事。こまめに少しずつ水分を摂る事で喉に適度な潤
いを与え、喉に付着したウィルスを洗い流してくれます。特に柑橘類等を始めとした
ビタミンCが豊富に含まれている果物のジュースは適度に糖分もあり、より効果的
に喉の粘膜を保護してくれます。

これから冬にかけてますます空気は乾燥し、インフルエンザウィルスが活発化して
きます。インフルエンザの予防対策の一環として、是非とも今回ご紹介した喉や鼻
の粘膜を保護する方法等を取り入れてみて下さい。


これからの時期はネズミ対策を!

2010-11-12 [記事URL]

▼詳細
11月に入り、外の気温は大分低くなってきました。しかし、ビル等の屋内では空調設
備が整っており、年間を通して屋内は快適な気温が維持されています。

人にとって快適な気温は、害獣と呼ばれているネズミにとっても快適な気温の為、
外の気温が低くなってくる今の時期は、都内の繁華街のビル等を初めとした様々
な所でネズミの被害が出始める時期と言っても良いでしょう。

店舗の厨房などに侵入し、壁に穴を開けたり、食材を荒らす、ガス管や電線などを
齧って停電や火事の原因となるなど、ネズミによる経済上の被害も多くあります。実
はネズミの体の表面にはイエダニが寄生していたり、サルモネラ菌等を始めとした
食中毒菌など媒介者となり、食中毒の発生を引き起こす等、衛生面での被害も多く
あるのです。

ネズミ対策には捕獲作業や防鼠作業による物理的駆除、殺鼠剤などによる化学的
駆除、ネズミが住み難い環境にする環境的駆除があります。FCCで行っているネズ
ミ駆除プログラム、FCC Rat Systemでは粘着マットを数百枚単位で設置する捕獲作
業、捕獲体の位置や向きから侵入経路を割り出して防鼠作業を行う物理的駆除。

殺鼠剤設置と忌避剤散布による化学的駆除、そして作業報告書による環境改善提
案による環境的駆除を行い、ネズミが居ない環境作りをご提案させて頂いておりま
す。

勿論、物理的駆除や化学的駆除も大切ですが、ネズミが居ない環境を維持する為
には、環境的駆除が重要なポイントとなってきます。ここでの環境的駆除と言うのは
ネズミの餌となるもの、巣の材料となるものを放置しない事です。

食材等は全て蓋付きの容器に入れて保管し、生ゴミ類も速やかに処理を行い、蓋付
きのゴミ箱に入れる。そして巣の材料となる紙や布類は整理をし、床や什器の下、
隙間に落ちない様にしましょう。またネズミが潜みやすい床下や下水周辺等を定期
的に清掃をし、清潔な状態を保つ事も非常に大切です。

是非とも食材の保管方法や生ゴミ類の処理方法は大丈夫か、巣の材料となってし
まう紙や布類が落ちていないか、整理出来ているかなど清掃時に確認してみて下
さい。また、お困りの際には是非ともご相談頂ければと思います。


汚れた場所から発生するチョウバエの対策

2010-11-05 [記事URL]

▼詳細
小さなハエと言うと様々な種類のハエを挙げることが出来ますが、飲食店様の厨房
に発生し、悩ませる存在と言えばチョウバエではないでしょうか。チョウバエはゴキ
ブリに次いでビル街や飲食店の害虫として話題となり、食品工場の異物混入の原
因としても問題になった虫です。

このチョウバエは湿気や温度が高い8月に第一次繁殖期を迎えますが、実は涼し
くなり始めた10月から第二次繁殖期を迎えます。その為、今の時期でも厨房など
にチョウバエが好む環境条件が揃ってしまっていると、厨房内で繁殖し、数を増やし
てしまうのです。

チョウバエが好む環境条件は一言で言うと有機物で汚れた場所です。特に下水溝
や浄化槽、水溜りに浮かぶ有機物(スカム)や内壁に付着している有機物から発生
します。汚れた不潔な場所でチョウバエは発生し、繁殖する為、見た目の不快さだ
けでなく、病原体を伝播する可能性がある害虫なのです。

チョウバエを発生させない為には厨房内など店内にチョウバエが好む有機物をしっ
かりと取り除く事が重要です。側溝の壁面や溝のフタ裏、排水溝などに付着してい
るヘドロや汚泥、汚水、スカム(水に浮かぶ有機物)、ヌメリは徹底的に取り除きまし
ょう。また、時間が経ち固まってしまった汚泥等は古くなってしまった歯ブラシや古い
ストッキングを巻いた棒等で擦りながら水を流すと効果的に取り除く事が出来ます。

チョウバエは水に対して非常に弱いという特徴を持っている為、発生原因である有
機物を取り除いた後、排水溝等に塩素系漂白剤をお湯で希釈したものを流し込む
と発生している幼虫を駆除する事が出来ます。

また、FCCではチョウバエがどこから発生しているのかを徹底的に調査し、成長抑
制ホルモン剤を発生源に投入・散布します。チョウバエの幼虫を成虫にさせずに幼
虫の段階で駆除し、発生と繁殖を未然に防がせて頂く駆除方法を実施しております。

この様に弊社では徹底した施工方法でチョウバエ駆除を致しますので、お困りでし
たら是非ご用命下さい。また何より、チョウバエが発生しない環境を維持する為に
は徹底した清掃で厨房内の衛生状態を保つ事が重要なポイントですので、是非と
も清掃を行われる際は、チョウバエが好む有機物が無いかチェックしてみて下さい。


寒くなっても油断せずゴキブリ対策をしましょう

2010-10-29 [記事URL]

▼詳細
寒い季節になり、暖かい温度を好むゴキブリの活動も徐々に落ち着いてきました。
ゴキブリは気温が15度以下の環境だと極力動かなくなるという、寒さに弱い特徴
を持っています。この特徴から本来であれば、冬場のゴキブリは殆ど活動しなくな
ります。

しかし実は、冬場のゴキブリは、暖かいモーター部やガス台付近など24時間温度
が安定し、人目につきにくい場所に潜み、生き続ける恐れがあります。ただ、ゴキブ
リも生き物ですので、水を飲んだり、餌を食べなくては生きていけません。

冬場は特に、行動範囲が非常に狭くなるので、巣の近くにあるコールドテーブルや
調理台などに付着している食べカス等を、夜な夜な餌を求めて潜んでいる場所から
出てきます。

従って、徹底して拭き掃除をする。食べカスが残った未洗浄のままで帰らない。等
の対策が重要になってきます。水分も同様です。特にアルコールやジュースなど糖
分を含んだ水分はゴキブリの好物と言っても過言ではありませんので、拭き残しが
無い様に極力気をつけましょう。

カやチョウバエもゴキブリと同様に什器等に付着した食べカスを好みます。寒くな
るとゴキブリは見ないから何も対策をしなくても大丈夫・・・と思うお客様、油断は
禁物です。

店内の衛生状態を常に維持して頂く事により、私どもの施工は、より駆除効果を発
揮する事ができ、年間を通してゴキブリやカ、チョウバエ等の害虫が居ない環境を
作り出す事が出来るのです。

FCCでは、ゴキブリが好む場所を全て把握し、什器奥に出来ている隙間も徹底的
に施工をさせて頂いている為、食材や備品が納品される際に付着して店内に入り
込んでしまった場合でも繁殖せずに駆除する事が可能です。ただ、様子がおかし
いなど、ご不安になられた際には、ご気軽に是非ともご相談くださいませ。


クロカビの繁殖を予防しましょう!

2010-10-22 [記事URL]

▼詳細
カビというと湿度の高い梅雨や夏に発生すると想像される方が多いと思いますが
カビが好む条件さえ揃ってしまえば、どこでも発生しあっという間に増殖してしまう
ものなのです。今回は様々な種類があるカビの中からクロカビについてご紹介した
いと思います。

私達がクロカビと認識しているカビは、クラドスポリウムと呼ばれるカビで、野外等
では植物遺体(落葉、枯れた木や根、落下した果実等)を中心に発生するごく普通
の土壌菌の1つです。また、土壌だけでなく空中雑菌としても良く出現し、これらが
人家や飲食店などの至る所で繁殖してしまう事例も多くあります。

人家や飲食店などでクロカビなどの カビが繁殖しやすくなってしまった原因の1つ
として、アルミサッシの普及が挙げられます。アルミサッシは室内の気密性を高め
る事が出来ます。その反面、アルミは断熱性の低い素材である為、結露が常に発
生しやすくカビが好む環境になりやすいのが原因の1つです。

また、エアコンの普及により、窓を開けて換気をする機会が普及前に比べて減った
事、そしてエアコンを使用する事で外気温と室内の気温に大きな差が出てしまう事
でカビが生息・繁殖しやすい環境になってしまうのです。

空中に漂うクロカビの胞子が室内に沈着し繁殖すると、繁殖する際に新たな胞子
を空中に放ちます。カビの胞子は非常に小さく、呼吸の際に鼻腔を通過し、気管支
に到達し、喘息等のアレルギー症状の原因の1つとなります。

では、このクロカビの繁殖を予防する為にはどのような対策をすれば良いのでしょ
うか。それをご紹介する前に、まずカビの生育条件をご紹介したいと思います。

カビの生育条件は
①湿度:60%以上
②温度:最低生育温度0℃、最適温度25~33℃
③酸素
④栄養源(有機化合物、木材、石膏ボード、塗料、接着剤、畳、塵、垢等)
の4つが挙げられます。

この条件に基づいて室温を常に0℃以下にしてしまえばカビは繁殖する事は出来
ませんが、私達人間が生活する為にはこの対策は不可能と断言しても良いでしょう。
また、カビの栄養源となるものを一切使用しない事や酸素を無くす事も現実的に
実現出来ません。

その為、クロカビの繁殖を予防する為には室内の湿度を60%以下にする事が重
要なポイントになります。まず、台所や厨房は調理時など使用している時は必ず換
気扇を回す事。そして使用後も暫く回し、調理時に発生した水蒸気を徹底的に外
へ出しましょう。

エアコンを設置している室内のガラス窓は結露が起こりやすい為、こまめに拭き取
る事が最適な方法です。また、窓が曇りだしたと思ったら窓を開ける等して換気を
行うと良いでしょう。

クロカビを繁殖させない為には、空気を澱まないようにして胞子が沈着しない様に
する事、結露を防ぐ事が重要なポイントになります。エアコンなどの空調設備が普
及した近年では外気温と室内の気温の差が出やすく、季節関係無くカビが繁殖し
やすい状況にあります。是非とも、今回ご紹介したクロカビ対策を参考に、予防対
策を行ってみて下さい。


全国各地で猛威を振るうナラ枯れ

2010-10-15 [記事URL]

▼詳細
皆さんは“ナラ枯れ”という現象をご存知でしょうか。ナラ枯れとはその名の通り、ナ
ラ類やカシ類などの樹木が大量に枯死し、真っ白もしくは真っ赤になってしまう現象
を言い現在このナラ枯れが日本各地の里山で発生し、猛威を振るっています。

ナラ枯れは体長が数ミリのカシノナガキクイムシという虫が樹木に入り込む事で、保
菌している病原菌が原因で発生する伝染病です。特に樹齢が40~70年と高齢で直
径が大きい広葉樹の林に発生するケースが多いと言われています。

このカシノナガキクイムシは元々日本から生息が確認されている在来種で、江戸時
代以前からこの虫によるナラ枯れの被害はありましたが、全国的ではなく、局地的な
被害に留まっていました。

では何故、近年全国的な被害が出ているのか。その原因は日本人の生活スタイル
の変化が大きく関わっています。昭和30年頃までは里山のナラ類は薪や炭、椎茸
のほだ木の為に利用される等、人々の生活に密接に結びついていました。

しかし、その後に起きた燃料革命による主要エネルギーが薪や炭等から石油へ移
行した事により、ナラ類等を始めとした樹木の需要は低下し、木を伐採し、里山を管
理する人が居なくなり、放置される里山が増えていったのです。

伐採されずにそのまま高齢化・大径化したナラ類は深い皺が出来やすく、カシノナ
ガキクイムシが侵入しやすくなります。現在全国各地で発生しているナラ枯れは、里
山が人の手によって管理されずによって生まれた環境の歪みによって起きている
と言っても過言ではありません。

また、ナラ枯れが深刻化している地域では、今年の猛暑も相まってドングリが不作
となり、突然エサ不足に陥ったクマが住宅地など人里へ出没してしまうケースも多く
報告されています。

ナラ枯れが起きている地域とクマの生息域は重なっている部分が多い為、今後ナラ
枯れが益々広がってゆけば、エサ不足に陥ったクマを始めとした動物達が人里に出
没する事も比例して増えてゆく可能性があります。

便利な世の中になるにつれ、昔から存在している山の資源やサイクルの大切さが
忘れられてしまった事が歪みとなって、ナラ枯れと言う形で現れているのでしょう。

人々の生活スタイルと自然環境は非常に密接に関係しています。今回ご紹介した
全国各地で発生しているナラ枯れは、今後また日本人の生活スタイルがより便利
に変化していけば、また別の形で自然環境の歪みが現れる可能性を示唆している
のかもしれません。


確実に進行している環境問題、砂漠化

2010-10-08 [記事URL]

▼詳細
地球の砂漠化、と言われてあまりその影響について、ピンと来ない方も多いと思い
ます。しかし、現在地球の砂漠化という環境問題は確実に進行し、深刻な問題と影
響を及ぼしているのです。今回、このあまりニュースでも聞かない“砂漠化”につい
てご紹介したいと思います。

砂漠化は、干ばつや少雨などの気候的要因と、過剰な放牧や耕作、塩害、木材や
紙資源の原材料の為に行われる森林伐採などの人為的要因が原因で起きている
環境問題です。特に現在進行している砂漠化の87%は人為的要因によって起きて
いると言われています。

この砂漠化は、人間への直接的な影響・被害が大きい環境問題と言っても過言で
はありません。まず、砂漠化によって土地が劣化すると農作物へ大きな影響を及ぼ
します。劣化した土壌では農作物の生産力は著しく低下し、その結果食糧不足など
の生活条件の悪化をもたらします。更に砂漠化により居住可能な土地が少なくなる
事で、住宅費や生活費も高騰してしまうのです。

これらの影響が深刻になってくると、最終的に飢餓や民族間の対立などの社会的
な混乱・問題も発生してくるでしょう。

現在、この砂漠化はアジアやアフリカ地域、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカで
広がっている事が確認されていますが、特にアジア、アフリカ地域の砂漠化地域の
割合は多く、発展途上国の多いアフリカでは上記に上げた様な砂漠化の悪影響が
発生しています。

また、この砂漠化は私達が住んでいる日本にもアジア地域の砂漠の砂が強風で巻
き上げられ、広範囲に飛来する“黄砂”という形で影響を及ぼしています。私達が感
じる黄砂の被害と言えば、車や洗濯物が黄色くなる、喉が痛くなるなどが挙げられま
す。

しかし、実際に大陸の砂漠化が進んでいる中国や韓国では、黄砂の嵐で行方不明
者が出るだけではなく死亡者が出てしまったり、黄砂が降ってきてしまった為に農作
物が収穫出来なかったり、大量の黄砂が街に降り注ぎ砂漠となってしまうなど、日本
では想像も出来ない様な被害が直ぐ近くで実際に起きているのです。

この様々な悪影響を及ぼしている砂漠化に歯止めを掛けようと1996年に砂漠化
防止条約が発行されました。砂漠化防止条約は、砂漠化が深刻な地域へ砂漠化の
対処法(植樹や環境負荷の少ない耕作、家畜の管理方法等)を提案、そしてその対
処法で発生する資金を参加国が援助するという内容です。

世界各国がこの条約によって連帯・協調する事によって、砂漠化によってもたらさ
れた様々な問題を解決する為の対策を模索しているのです。しかし、このように様
々な取り組みが行われている一方で、凄まじいスピードで砂漠化が進行しているの
も事実です。

日本はあまり温暖化による目に見える変化はあまりありません。しかし、先進国で
はない国では温暖化による変化や今回ご紹介した砂漠化等の環境問題による影
響は著しく起きています。

地球温暖化を始めとした様々な環境問題を解決する為には、これらの問題を一人
一人が人事だと思わずに、どんな影響や変化が今地球上で起きているのか知って
いく事が必要とされているのではないでしょうか。


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