チャバネゴキブリと搬入物
2011-09-22 [記事URL]
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ゴキブリと言えば春先から夏場にかけての暖かい時期に良く出る、と言うイメージ
を持たれている方も多いと思います。しかし、飲食店などで多く発生するチャバネゴ
キブリは条件さえ揃ってしまえば、1年中その姿を見られます。今回はこのチャバネ
ゴキブリについて生態などご紹介したいと思います。
チャバネゴキブリは、屋内に分布する種の中でも代表的なゴキブリです。世界中に
分布しており、日本では江戸時代末期には既にその姿が確認されていたと言われ
ています。
気温や湿度が高くなる6月から8月は特に活発化しますが、気温が20度以上の
環境下であれば生息・繁殖する事が出来る為、日本全土1年中、たとえ真冬であ
ったとしてもその姿を見る事があります。
皆様もご存知の通り、チャバネゴキブリは見た目の不快さや嫌悪感だけでなく、食
品への異物混入であったり、体の表面や排泄物に付着している病原微生物による
食中毒の発生など、衛生面での危険性も高いと言えるでしょう。
チャバネゴキブリの特徴として、翅があるのに飛ぶ事が出来ないと言う点が挙げられ
ます。飛ぶ事が出来ないにも関わらず、屋内の様々な場所に分布を広げる事が出来
るのはダンボールなどの搬入物の存在が大きく関係しています。
チャバネゴキブリや卵は食材などが入った搬入物に付着している事が多く、搬入
物と共にそのまま店内に侵入してしまうなど、侵入機会は多くあります。勿論、FC
Cでは初回施工時にゴキブリが好む場所にFCCコーキング剤を徹底的に塗布して
おりますので、前述の通り、搬入物にチャバネゴキブリやその卵が付着し、侵入し
てきた場合でもしっかりと駆除する事が出来ますので、ご安心下さい。
ただ、以前ご紹介した通り、什器下などにゴミがある状態ですと、チャバネゴキブリ
にとって魅力的な餌であるゴミの方に誘引されてしまい、塗布したFCCコーキング
剤の駆除効果が低くなってしまいます。
ゴキブリが居ない環境を維持していく為には、お客様と私共の協力体制が必要不
可欠になってきます。そこで、是非ともお客様には什器下にゴミが落ちていない状
態を維持して頂く事と搬入物のダンボールなどは出来るだけ早い段階で処分して
する事を徹底して頂ければと思います。
FCCではFCCコーキング剤を用いて行うコーキング剤施工方式と、如何にゴキブ
リが発生しにくい、繁殖しにくい環境を作る事が出来るのかを環境的防除としてご
提案をさせておりますので、ご参考にしてみて下さい。