ブログ記事一覧

tel:0120-60-1064

オゾン層と皮膚ガン

2009-07-10 [記事URL]

▼詳細
太陽光線には有害な紫外線が含まれていますが、これをほとんど吸収してくれるのがオゾン層です。

オゾン層は、地上約20km上空の成層圏に広がっており、地球を覆っていますが、今現在、オゾン層が極端に薄くなっている「オゾンホール」が増え、オゾン層全体の量が10~15%、最大時では30%も減少しているそうです。

このオゾン層が10%減少すると、皮膚がんなどを始めとした病気の発生率が26%も増えると言われています。
具体的には免疫力の低下や、白内障、そして皮膚がんが代表に挙げられます。
特に、5月から9月の紫外線は1年間でとても強い為、外出する際は直射日光を避けた方が良いでしょう。

他にも、人体だけでなく農作物や漁業にも紫外線の影響は出ており、大豆は紫外線の影響で生育障害が起き、収穫量が減っていたり、漁業では有害な紫外線の影響で海中のプランクトンが大幅に減り、餌が無い魚が減ってしまい漁獲高がダウンしているケースも報告されているそうです。

このオゾンホールはフロンガスが原因とされていますが、更に地球温暖化の原因物質でもあります。

フロンガスは冷蔵庫やエアコン、工場の洗浄剤やベッド、ソファーを始め、発砲ウレタンの発砲剤としても使用されています。
最近では、ノンフロンの製品もありますが、全体的に見るとフロンガスを使用している製品が多く使われているそうです。

オゾンホールとフロンガス対策としましては、
・日除け対策の徹底(帽子や長袖、サングラスの着用、日焼け止めクリームを塗る
・フロン製品を購入しない、廃棄しない(フロン製品はスクラップになった時点でフロンガスを発生させます)
・メーカーや販売点などにノンフロン製品を求める

普段のちょっとした心がけと行動で、フロンガス抑制と皮膚がん予防をしてみてください。


待機電力

2009-07-03 [記事URL]

▼詳細
待機電力とは、電化製品を使用していない間に消費される電力の事を指します。
私達の生活で発生する待機電力のでは、リモコンでスイッチを切っただけのテレビや、パソコンのスクリーンセーバーなどを代表に挙げられます。

待機電力は知らない間に、電気を無駄に消費し、無駄な二酸化炭素を発生させてしまう家計と地球の敵です。
特に家庭では、ビデオデッキやDVDレコーダーやプレイヤー。そして給湯機器が待機電力を大きく占めているそうです。

そこで、なるべく待機電力を減らす対策を挙げさせて頂きます。

①ガス給湯器のスイッチ(電源)をこまめに切る。
 ガス給湯器の待機電力は年間、1100円もの電気を消費するので気をつけましょう。

②コンセントをスイッチ式にし、どれがどの電源なのか分かりやすくする。
 どのコンセントがどの電化製品なのかを把握しやすくなり、オンオフが簡単になります。

③最新の機器に買い換える。
 一見、無駄な様に思えますが、最近の電化製品は省エネに特化した物が増えてきている傾向にあるため、総合してみると待機電力は少なくなります。

以上を参考に、待機電力の対策を試してみて下さい。


洗濯回数と省エネ

2009-06-26 [記事URL]

▼詳細
洗濯機を1回使う毎にどれだけの水が使用されるかご存知でしょうか?
実は洗濯機を1回につき、約150リットル。
洗濯物の量は関係なく、洗濯する毎に大量の水が使用され、生活排水になっている事になります。

また、容量4割の洗濯物をこまめに洗濯するのと、8割の洗濯物をまとめ洗いするのでは、年間約1万6700リットルも水の使用量が変わってきます。
勿論、洗濯機を使用する際には電力も消費するので、洗濯回数を減らすととても大きな省エネ効果があります。更に、お風呂の残り湯を使用する事により、より大きな省エネ効果を期待する事が出来ます。

それに伴い、洗剤の使用量も適量を守る事が大切です。
多くの洗剤を使用したからと言って洗浄力が増す訳ではない上に、すすぎの際に用いられる水の量も余計に増えてしまいます。

最適な洗濯量と回数、そして洗剤量を守る事が環境にも経済にも優しい事になります。
皆さんもご家庭の洗濯について、見直してみては如何でしょうか。


ゲリラ豪雨

2009-06-19 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、良くニュースなどで耳にする『ゲリラ豪雨』。
局地的に、尚且つ突発的に発生する為、予測がしにくい事からそう呼ばれています。

ゲリラ豪雨は積乱雲(入道雲)によって発生するとされており、その積乱雲が近年発生しやすくなっている原因の1つがヒートアイランド現象と言われています。
このヒートアイランド現象は地球温暖化の副作用で、ある地域の気温が他の地域に比べ高くなる宇現象の事を指し、特に都心部に多く見られます。
都心部には多くのビルや自動車などの交通量が多く、エアコンの室外機による多くの排熱が原因で大気中の水蒸気量が多くなりやすい傾向にあります。
大気中の水蒸気量が多くなると大気が不安定になり積乱雲が急速に発生・発達し、集中豪雨が起こるので、ゲリラ豪雨は今問題とされている地球温暖化が引き起こしている影響の1つと考えて良いでしょう。

対策としては、黒い積乱雲を見た時は携帯電話の天気関係のニュースを見る様にするなど、普段の防災に対する意識を高める事が重要です。


食品廃棄物

2009-06-12 [記事URL]

▼詳細
食品廃棄物は食品を製造する際に出る『製造段階』と、スーパーなどで販売される『流通段階』、家庭やレストランで私達が口にする『消費段階』から排出される物になります。
この食品廃棄物は年間約2100万t排出されており、この量は3000万人分の1年間の食料に相当するそうです。

2001年から食品リサイクル法が施工され、食品廃棄物排出の抑制やリサイクルが義務付けられ、堆肥化や飼料化、油脂の抽出など再利用が進められていますが、再利用されている食品廃棄物は飲食店や食品流通業などで排出されている物のみです。
これは、家庭から排出される食品廃棄物が、飲食店や食品流通業から排出される食品廃棄物とは違い、組成が複雑化しているのが原因です。

家庭から排出されている食品廃棄率や量を世帯別に見てみると、単身世帯が最も多く、購入した食品の6%が生ゴミになっているそうです。
家庭からの食品廃棄物は調理くずも勿論含まれていますが、消費期限や賞味期限が過ぎてしまった物や、作りすぎによる食べ残しが大部分を占めています。

食料のほとんどを海外からの輸入に頼っている今、食品を極力無駄にしないように食生活を見直す事が大切なのではないでしょうか。


水資源と節水

2009-06-05 [記事URL]

▼詳細
日本人は1日生活する中、生活用水として平均約240リットルもの水を使用しています。
更に公共施設での生活用水をプラスすると約350リットルにもなるそうです。

この生活用水の内訳ですが、トイレ28%、風呂24%、炊事23%、
洗濯17%、その他(洗顔)が8%になります。
日本は昔から水資源に恵まれていますが、世界では水不足が発生し、
環境問題や食糧不足など様々な悪影響が起こっており、日本も温暖化の影響で、
いつ水不足が起こるか分からないのが原状です。

なので、日頃から節水を心掛ける事が重要になってきます。

例えば、シャワーを3分間流したままにすると約36リットル。
歯磨きをする際に30秒流したままにすると約6リットル。
食器洗いで5分間流したままにすると約60リットル。
1回トイレで流す度に約12~20リットルもの水が生活用水として使用されてしまうので、
こまめに蛇口を止めたり、お風呂の残り湯を洗濯をする際に使用するなど、
小さな事の積み重ねで貴重な水資源を守っていきましょう。


ゴミ袋と省資源

2009-05-29 [記事URL]

▼詳細
スーパーやコンビニなどで利用されるレジ袋は
1970年代から普及し始め、今ではどこでも見る物になっています。
レジ袋は日本全体で年間約300億枚、1人当たり約250枚消費され、
使用された後はそのほとんどがゴミとして捨てられています。

このレジ袋は1枚あたり、約18mlの石油(ナフサ)から製造されています。
なのでレジ袋の無駄使いは限りある石油資源の無駄使いにも繋がり、
地球から石油資源が枯渇するまでの年数が早まってしまうのです。

日本では2006年から容器包装リサイクル法が改正され、
レジ袋の削減が義務付けされた結果、
有料化やレジ袋の軽量化に取り組む会社や店舗が増えてきています。

コンビニではレジ袋不要を促すポスターなども良く目にするようになってきました。

また、トートバッグでの買い物を推進するマイバック運動なども行われています。
この『マイバッグ』ですが、新たにマイバッグを購入しようとすると、
レジ袋と同じく貴重な資源が使用され製造されているので、
レジ袋を使用するのと余り違いがありません。

出来るだけ家庭にある袋を使えなくなるギリギリまで
繰り返し使用していくのが、マイバッグの理想的な形と言えるのではないでしょうか。


循環型社会のキーワード『3R』

2009-05-22 [記事URL]

▼詳細
最近良く耳にする『3R(スリーアール)』。

3Rとは、環境と経済を両立する循環型社会を成り立たせる為に必要なキーワードです。
Reduce(減量)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)を意味する英単語の頭文字を取って付けられたこの3Rには、実は優先順位が決まっています。

まず、ゴミ自体の量を減らす為に、使い捨ての物の使用を減らす…Reduce(リデュース)
次に使い捨てではなく、ビン容器など再利用出来る物は再利用する…Reuse(リユース)
そしてゴミになってしまっても資源として回収し、再資源化する…Recycle(リサイクル)
という流れが、循環型社会を成立させるのに最も適した形とされています。

最後のリサイクルにもいくつか種類があり、
原材料に戻し新しい製品に作り変える『マテリアルリサイクル』
熱や圧力で化学原料に戻し利用する『ケミカルリサイクル』
焼却し、発生する熱をエネルギーとして用いる『サーマリサイクル』
などが主なリサイクルの種類になります。

しかし、このリサイクルを行う際にかかるエネルギーや、
過程で排出される二酸化炭素が環境問題になっています。

特に、ペットボトルが代表的な例であげられており、年間に大量のペットボトルが使用され、
その後回収されていますが、その全てを有効活用出来ていない上に、
上記で挙げた環境に対する影響が大きな問題になっています。

ですので「資源ゴミとして回収されれば大丈夫」と考えるのではなく、生産量を減らす為になるべく使い捨ての物を使わない、無駄にしないという意識と行動が重要になってくるのです。

また余談ですが、この3RにRefuse(拒否)やRepair(修理)プラスして、
4Rや5Rと呼ばれる事もあるそうです。
(Refuse【拒否】…ゴミになるものを拒否する、Repair【修理】…壊れても捨てずに直して使う)


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME