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細菌性食中毒とは?

2012-04-06 [記事URL]

▼詳細
だんだんと暖かい日が増えてきました。気温が上がるという事は、菌たちにとって温度的に活動しやすい環境になりつつある、という事です。
寒い環境でも活動的な菌も居ますが、基本的には暑過ぎず、寒すぎず、ある程度の湿り気が有る、このような環境は菌が好みます。

人にとって無害な善玉菌もいれば、命に関わる危険な菌も多数存在します。今回は菌が引き起こす食中毒について紹介したいと思います。

日本で起きる食中毒で一番多いのが細菌性食中毒です。病因物質が判明したうちの約80~90%を占めています。

では細菌性食中毒とは何かと言いますと、食中毒原因細菌に汚染された飲食物を喫食することで発生する食中毒です。
簡単に言ってしまえば、人にとって有害な菌が食べ物に付着して、それを食べてしまったがために、体に害が出た、ということです。

細菌性食中毒には「感染型食中毒」「毒素型食中毒」「中間型食中毒」「その他の細菌による食中毒」の4つがあります。

そのなかの「感染型食中毒」はサルモネラや腸炎ビブリオのように飲食物に付着した細菌そのものによって起きる食中毒です。

サルモネラ菌は腸内細菌の一種で、大腸菌と遺伝子的に近縁の菌です。主に人や動物の消化管に生息しており病原性を示すものが多くいます。
ネズミやリスといった木を噛る動物に付いていて、人に感染しますと、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱(38℃~40℃)などを引き起こします。

また鶏の卵などの汚染菌として有名です。酸素がなくても生きることができ、酸素がある場合は発育が促進されます。

感染したネズミの糞1粒に600万個ものサルモネラ菌が発見されたこともあり、ネズミは食の衛生上大変良くありません。
また、ハエやゴキブリもサルモネラ菌を連れてくる場合があるので、感染しないためには徹底的な駆除が必要です。

また卵・納豆・魚肉練り製品・マヨネーズを使ったサラダ・あん類・削り節などは特に汚染を受けやすいので、取り扱っている店舗様がいましたら、調理・保管に注意してください。

サルモネラ菌の特徴として、熱や酸に弱く、乾燥や低温に強いことがあります。冷凍していても活動する事ができるので冷凍食品も注意が必要です。
また充分加熱をすれば死滅させることができるので、熱を通す調理をすれば予防できます。

他には腸炎ビブリオがいますが、まだ流行するシーズンではないので、時期が近くなりましたら、また紹介したいと思います。

汚染・感染を防ぐにはその菌の特徴を良く知ることが大切です。知識をつけて上手に予防しましょう。

これからも皆様のお役に立てる様な情報をご紹介していきますので、よろしくお願いします。


チョウバエの発生

2012-04-05 [記事URL]

だいぶ暖かくなってきました。昼間は日差しが強く、ちょっと暑く感じるときもありましたね。 そろそろゴキブリの発生の心配もありますが、飛来昆虫などの発生も心配です。 以前お伺いした現場では、チョウバエが発生しておりました(ゴキブリは0です)。 kobae.jpg 見ての通り、什器下から出てきたゴミです。 閉店後の清掃で流した水で、什器下に溜まってしまったようです。 掻き出した瞬間、ぶわ~っとチョウバエが飛翔しました。 チョウバエと言うのは、水場に卵を産み付けます。 だから厨房ですと、汚れの溜まった排水溝やグリストラップ、そして水で流された什器下のゴミが主な産卵場所になります。 ujimushi.jpg ゴミと一緒に掻き出された、ウジの写真です。 これが、成長するとチョウバエとなります。 成虫の寿命は最長で2週間ほどですから、幼虫を駆除すれば2週間以内にいなくなります(勿論、進入してくる危険性はあります)。 一般的にお店で独自に出来る対策としましては、まず卵を産み付けられないように排水溝やグリストラップ、ゴミを徹底的に掃除して下さい。 その上で、これらの場所に薄めた次亜塩素酸系の漂白剤(100倍くらい)を流して下さい。 流した場所に生息している幼虫のほとんどは死んでいきます。 その後、成虫が寿命を迎えると生息が止むわけです。 チョウバエは随時進入してきていると考えても間違いではないので、定期的に上記作業を行うことをオススメします。 ただ、我々のような専門業者が入らなければ、駆除しきれない現場もあります。上記の作業でいなくならなければ、是非ご用命下さい。

厨房の食器洗浄機

2012-04-03 [記事URL]

飲食店舗の什器でゴキブリの生息確認が多い機械のひとつに 食器洗浄機があります。 厨房の機器メーカーに言わせると「ゴキブリのいない洗浄機はない」そうです・・・。 私たちはそんな洗浄機もしっかり空け、内蔵モーターまでしっかり施工いたします。 もちろんゴキブリもいなくなります!! 「最近洗浄機が何かくさいな・・・」 「厨房に入ると洗浄機の周りにゴキブリが!・・・・」 そんなときは黄色信号です! お気軽にご連絡を下さい。!! 厨房の食器洗浄機_1.jpg 厨房の食器洗浄機_2.jpg

FCCコーキング剤とはどのようなものですか。

2012-03-31 [記事URL]

FCCコーキング剤とは、FCCグループ会社で製造・販売しているオリジナルの駆除クリームのことです。ゴキブリの好む餌や誘引物質に、脱水症状を起こさせるホウ酸を混入させています(人体やペットには安全です)。 これを食べたゴキブリは、およそ2週間以内、卵からふ化した幼虫を含めると約1ヶ月で駆除されます。 このコーキング剤は、局所的に使用するものですので、薬剤をむやみに散布する方式と違い、安全で環境にやさしい画期的な施工方法です。

ゴキブリの害について教えてください。

2012-03-30 [記事URL]

ゴキブリは細菌やウィルスの配達人と言われています。 その中でも特に現在可能性が大きいのは食中毒原因菌 であるサルモネラ菌の媒介でしょう。 それ以外にも赤痢菌、小児麻痺ウィルス、スタフィロコッカスなどもあり、最近では胃ガンの引き金とされるピロリ菌もゴキブリの糞を媒介して人から人へと感染している可能性があると言われています。

春の野菜と適切な保存方法

2012-03-30 [記事URL]

▼詳細

春になると様々な彩色豊な野菜が旬を迎え、食事に華を添えてくれます。
特に葉物が美味しい季節です。しかし、葉物は痛むのも早いので、保存には注意が必要です。今回は適切な保存方法について、ご紹介します。

春キャベツはやわらかいのでそのまま食べるのがオススメです。しかし切り口から水気が抜けて傷んでいくので新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存がオススメです。また丸ごと保存なら芯をくりぬいてキッチンペーパーなどに水を含ませて詰めるとなお良いでしょう。

料理に春の彩りを感じさせてくれるアスパラガスは横に寝かせて保存すると味が落ちるので、ポリ袋に入れて立てて冷蔵すると良いです。長期保存する場合は、色が変わる程度に固めにゆで、水気をよく切って、食べる分だけ小分けにして冷凍保存しましょう。

たけのこは「採ったその日に食せ。」といわれるくらい、鮮度が重要です。保存する場合は、すぐに茹でて水に浸したまま、密閉容器に入れて冷蔵で保存しましょう。およそ1週間から10日は保存できますが、水は定期的に取り替える必要があります。

新たまねぎは辛味が少なく生でも美味しく食べれますが日持ちがあまりしません。
保存期間は一週間を目安にし、冷暗所でネットに吊るして保存するか新聞紙に包んで冷蔵保存しましょう。

春野菜はビタミンや食物繊維等の栄養を多く含んでいます。しかし保存の仕方次第で栄養が保たれる期間は差が出てきてしまいます。
旬の野菜を美味しく食べる為に、ぜひ参考にしてみてくださいませ。


座敷の隙間

2012-03-29 [記事URL]

座敷の隙間.jpg神奈川県西部のダイニングキッチンの現場の状況です。 お客様より座敷でゴキブリを見かけるとご連絡があり点検に伺いました。 数人の人数をかけて隅々まで調査しましたが発見出来ませんでした。 後日、確認の連絡を入れたところ、まだ同じ場所の座敷の座布団の下に出没している模様。再度、点検に伺いお客様にご指摘された座布団をめくってみると、いました! 座布団の近くの座敷の床と壁の接点に数ミリの隙間があり、そこから2、3匹出入りしていました。 ほんの僅かな隙間なので余程、目を凝らさないと発見出来ません。前回の作業では見落としていました。お客様からの情報提供のおかげで発見出来ました。お客様とのコミュニケーションも大切だと実感しました。早速、施工要注意ポイントに加えたいと思います。

ゴキブリが活動的になる前に・・・

2012-03-27 [記事URL]

週末は雨が続きましたが、だんだんと気温も上がってぽかぽかしてきました。 春が近付いてきてうれしいですが、同時にそれはゴキブリにとっても、活動しやすい時期になってきたということになります。 ゴキブリはだいたい気温18℃~32℃ぐらいの気温を好みます。今ぐらいですと、ちょうど日中の一番暖かい時間帯の気温(15℃~18℃)が該当しますね。そろそろゴキブリたちの活動が活発になってくるんじゃないでしょうか? ゴキブリが活動し始め、店舗内やご自宅に被害が出る前に、今一度ゴキブリの習性と各々の周辺環境を見直して見ましょう。 【ゴキブリの特徴】 ゴキブリは高湿度・暗所・狭小・温暖な所を好みます。高温多湿のうえ、餌となるものがあればゴキブリ達にとってそこは最高のすみかでしょう。 とある飲食店の厨房のコンセント付近です。このように狭くて暖かい場所にわらわらと群がります。 コンセント.jpg またゴキブリは集合性というたくさんの仲間と暮らしたい欲求が強くあり、仲間といることで成長までもが早まります。成虫・幼虫ともに一緒の場所に生息しており、これはゴキブリだけが行うゴキブリだけの特徴と言えます。 この特性からみて、巣から駆除をしてしまえば親子ともに一気に退治する事ができるということになります。 また、ゴキブリは夜行性なので、屋内にいても夜のうちに出てくることが多いようです。加えて人の気配が嫌いですから、夜に活動するのはうってつけであると言えます。 他に、ゴキブリには羽が付いていますが、上手く飛ぶことが出来ません。基本的には徒歩です。そののスピードは、なんと時速300kmも出ることがあるそうです。直接退治しようにも逃げ足の速さには勝てませんね。。。やはりコーキング剤を使用して、でじわじわと数を減らしていったほうが、追いかけっこで1匹ずつ駆除するよりもずっと確実ですね。 【ゴキブリの食事】 みなさんご存知のとおり、ゴキブリは何でも餌にします。人間が食べる物はもちろんのこと、髪の毛や垢や大便などの老廃物、紙や糊、自分達の糞などなど、数えるときりがない位何でも餌にしてしまいます。共食いもするので、仲間の死骸をむさぼるというおぞましい光景が、日夜どこかの片隅で繰り広げられているかと思うとゾッとしますね。 また、餌が無くても1滴の水でも何日かは生きていられます。さすがは生きた化石、といったところでしょうか? gomi.JPG これはあるお店の什器下一帯にたまっていたストロー、プラコップなどです。煙草の空箱もありますね。これらすべてゴキブリの餌になります。食べ放題のようですね。。。 ゴキブリを出さないためには、このようなゴキブリが好む環境の、まったく逆の環境にしてしまえばいいのです。大変だとは思いますが、日頃から清掃を心がけ、整理整頓も忘れずにしましょう。また、外部からの侵入を防ぐ為に、使わない場合は排水口の蓋を閉めておきましょう。 店内や室内が清潔に保たれていればゴキブリは住み辛さにストレスを感じて、おのずと住み付かなくなるでしょう。 人間よりも歴史が長い生物ですから、駆除にも時間と手間がかかります。ですが日頃のちょっとしたことを気をつければ、いなくなるのも確実ですので、根気強く防除・駆除をしていきましょう。

ノミ・ダニの脅威と対策

2012-03-23 [記事URL]

▼詳細

三月に入り、暖かくなったり急に寒くなったりする日が多くなってきました。
この時期は三寒四温を繰り返して少しずつ春へ向かっていきます。
これからの季節に向けてノミやダニが気になる方も多いのではないでしょうか。

ノミは平均気温が13℃になると活動を始めます。
プラスして適度な湿度があればどこでも生息し、幼虫期は負の走光性(光から逃げる)、正の走地性(下へ向かう)を持ち、屋内に侵入すると畳やカーペットの奥に潜みます。

ペットを飼われていると散歩の際に体に付着し、ペットの寝床等で繁殖してしまう場合が多い様です。
適度な温度と湿度があればノミは1日に20個、一生の間に400個の卵を生みます。

卵から3週間程度で成虫に成長します。成虫は直ちに宿主を体温や二酸化炭素をもとに捜し始めます。
その後は吸血しまた卵を生むという形で繁殖します。また吸血なしでも3週間は生存が可能です。

ダニは温度20~30℃、湿度60℃~80℃くらいが、最も発生しやすくなります。
エサはカビやほこり、食品クズ、人のフケ・アカの他に微生物を食べるものや人の血液を吸血するダニもいます。

ダニは約2週間ほどで成虫になります。1日に1~6個、2~3ヶ月で100個~200個の卵を生みます。
またダニの死骸はハウスダストの原因になり、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、ぜん息などの原因になります。

ノミもダニも屋内の環境が適合しやすく、また近年の家屋は季節に伴わず環境条件が一定なので年間で繁殖が懸念されます。
ペットや人体に被害がでる前に今のうちに対策をたてましょう。

対策その① 
「掃除機をまめにかける。」
その際に掃除機のゴミパックには、ノミ取り首輪の切れ端等を入れておくとゴミパックの処理も安心です。

対策その②
「シーツやクッションなどはマメに取り替える。」
洗濯の際にしっかり日干しする事で内部の湿気が飛び、ダニやノミが繁殖しづらくなります。

対策その③
「いざという時は、消毒用エタノール!」
ダニやノミに咬まれると食い込んでなかなか取れません。無理をすると肉片が皮膚内に残存し、炎症の可能性があります。
そこで消毒用エタノールをガーゼに含ませて患部に押し当てると引き剥がせます。また代用として線香の熱でも引き剥がせます。

清掃や洗濯は菌の繁殖の防止にもつながります。
ぜひこれから本格的に暖かくなる前に取り組んでみてはいかがでしょうか。


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