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カンピロバクター食中毒にご用心

2013-08-30 [記事URL]

カンピロバクター食中毒は、充分な加熱調理と二次汚染の防止を徹底すれば防げる食中毒なのですが、近年増加傾向にあります。   このカンピロバクターは、一見健康そうにみえる家畜(牛や豚、鶏)やペット(犬や猫)などの腸管内に存在し、これら動物の排泄物により汚染された食品や水等を介して人へ、と言うのが主な感染経路です。   しかし、近年、鶏肉などの肉類を用いた料理からの感染というケースが多く報告されている事例もあり、カンピロバクター食中毒の原因食品とされています。   発熱、腹痛、下痢などの腸炎症状が見られ、適切な治療をすれば2~5日で回復する事が多いですが、時には症状が長引く事もあります。 また、潜伏期間が他の食中毒の菌に比べて、2~7日と長いのが特徴です。   一般的な食中毒は、抵抗力が低い小さな子供や高齢者や、病中・病後など免疫機能が低下している方が発症しやすいとされています。   しかし、このカンピロバクター食中毒は、0~4歳の子供や、15歳から25歳の青年が多く発症している傾向にあります。   小さな子供は抵抗力が低い事から発症しやすく、青年の場合は、海外旅行での食べ物やバーベキューなどでの飲食の機会の多さが原因ではないかと言われています。   カンピロバクター食中毒の対策としましては、   ①食材(特に生肉)は、中心までしっかりと熱を通し、加熱する ②生野菜はしっかり洗う ③まな板や包丁、布巾などの調理器具は肉と野菜とで使い分ける ④生肉を調理した際には正しい手洗い、調理器具類などの除菌(熱湯消毒等)を行う ⑤極力、生食や生に近い状態の肉を食べない   以上、5つのポイントを徹底すれば、カンピロバクター食中毒の発症率はかなり低くなります。是非実践してみてください!

貝殻

2013-08-29 [記事URL]

お客様よりゴキブリが目立つ、とご連絡があり点検に伺いました。 夏場に巣になり易い、シンク周辺や什器隙間を細かく目視点検しますが、目立った巣はありません。 視点をずらして、やや目線を上げると盛り付けに使用する為に保管している貝殻に目が留まりました。 サザエ、アワビ、トコブシなどです。貝殻をずらしてみるとビンゴで下の方が、ちょっとした巣になっていました。 盛り付け用なので薬剤を施工する事が出来ません。防除の為、貝殻を入れているケースや貝殻自体を洗浄しました。 こんな場所が生息場所になっているなど、初めて見ました。生息場所の要注意リストに追加致します。 20130827.jpg

臭いがでれば、発生注意!

2013-08-29 [記事URL]

20130829.jpg 気温が上がれば、害虫の発生も多くなってきます。この時期、特にゴキブリと並んで発生が多い害虫は、チョウバエやショウジョウバエなどのコバエ類の発生です。 ご家庭などは、キッチンの三角コーナーや熟した果物など、臭いが発生するところに見受けられることがあると思います。飲食店舗では、厨房内の水場付近多く見受けられます。 ご家庭でも、飲食店舗でも共通している点は、暑さによってより臭いを出すものが原因でコバエが発生します。その原因は、ゴミの放置であったり、食材を表に出したままにしていることです。 今年は、先にも述べましたが、気温が非常に高く、すぐに傷んで腐ってきます。 腐ってしまうと、強烈な臭いを発生させて害虫を引きつけます。 この状態に近いことであれば、いまだに公共の仮設トイレが汲み取り式であれば、溜まった汚泥物に対してハエがたかっていたり、ウジがわいている光景を見られた方もいるのではないでしょうか? この場合は、比較的溜まった状態での定期的な汲み取りを行っている為、期間が空いて汚泥物から臭いがでてしまうことが原因です。 そして、このことを逆に考えれば、この臭いが発生する前に、汚泥物を早い段階で処理してしまえば、コバエの発生は防げるということなんです。 この考えを応用していただければ、ご家庭でも飲食店舗でも、ゴミが出た段階ですぐにゴミとして出してしまえば、発生を抑えらる訳です。 ご家庭であれば、三角コーナーのゴミは、すぐに袋に入れて密封して処理をする。 果物などであれば、冷蔵庫に入れて保管をすることが大切です。 以外と見受けらる状態としては、バナナなどが机の上に置かれていたりしている光景を思い浮かべられると思いますが、熟されると甘い匂いを発生させて、コバエを引きつけてしまうのです。 飲食店舗でも同様で、ゴミが出たら、すぐに処分する。 営業していれば、すぐには難しいとは思いますが、その日に出たゴミは、翌日には出すくらいの定期的な処理が望ましいです。 また、ゴミ箱は定期的に清掃を行い、ゴミを残したままにするのであれば帰る際には、蓋をして帰るようにすることが必要です。 また、営業中は忙しく調理をしていると、ゴミが什器下に落ちてしまったりして、清掃する時には忘れて水で奥に追いやってしまうことで溜まって、いつの間にか溜まったゴミが臭いを発生をさせていることが多々あります。 ゴキブリが多く発生している店舗は、特に什器下に溜まったゴミによっての繁殖が原因となっています。 飲食店舗であれば、食品衛生法に基づいて食材の保管及び清掃に関しては、国から定められていますので、細心の注意をはらい取組んでいただければと思います。特に、この時期のゴミの処理には、お気を付け下さい。

冷蔵庫での食品保存と食中毒

2013-08-23 [記事URL]

冷蔵庫に保存している食品がまだ食べられるか、安全であるかを皆さんは何を基準に判断していますか?賞味期限や消費期限で判断し、期限が切れてしまったら直ぐ に捨ててしまったり、臭い等が基準になっているという方もいると思います。   しかし、賞味期限や消費期限、そして臭いは食中毒予防という観点からでは必ずしも正しい判断基準にはならない事はご存知でしょうか。   まず賞味期限は決められた方法で保存した場合、全ての品質の保持が充分に可能である期限を示す日付の事ですので、この期限を過ぎてしまっても健康を害する影響が起きるという訳ではありません。   そして消費期限は、決められた方法で保存した場合、腐敗や変敗、その他品質の劣化に伴い、安全性を欠く恐れが無い期限を示しています。   その為、消費期限内に消費しなければなりませんが、これら期限には安全率も勿論見込まれておりますので、実際に消費期限を1日過ぎてしまったものを消費してしまった場合でも健康を著しく害するという訳ではありません。   食中毒など健康に害を及ぼす可能性を予防する為には、これらの期限は開封した途端に無くなってしまう事を覚えておきましょう。どんなに賞味期限や消費期限が長くても、一度開封してしまうと食品の劣化は進みますので、直ぐに消費した方が良いでしょう。   飲食店での食中毒の発生は目立ちますが、実は一般家庭での発生の方が多いと言うのはご存知でしょうか。一般家庭での食中毒の発生の原因一つは冷蔵庫への過信だと言われています。   と言うのも、「冷蔵庫に入れておけば安全だ」「常温でなければ食中毒菌は増殖しない」という認識が多い事が食中毒発生に繋がっていると言っても良いでしょう。低温の冷蔵庫内でも、常温時に比べて増殖スピードは遅くなりますが食中毒菌は増殖する事が可能です。   また、食品を取り出す際に冷蔵庫を開閉する事で、思った以上に冷蔵庫内の温度が変動する為、開閉頻度が多い場合は食品を保存する為の適正温度を維持する事が出来ていない可能性が高くなります。   食中毒菌は食品に付けない、増やさない、殺菌をする、の3つが発生を予防する為の大切なポイントになります。   過密に食品が入れられた状態の冷蔵庫内は、生で食べるものと加熱しなければならないものが接触してしまい、様々な食品に食中毒菌が付着する恐れがありますので、大変危険です。   購入した食品は適切に保存するか時間を空けずに消費する事。そして加熱を充分に行う事が大切です。不完全な加熱調理によってしっかりと食材に付着した食中毒菌が殺菌されず、食中毒を起こしてしまうケースが多くあります。   ミンチ肉や成型肉 を調理する場合は中心温度が75度で1分間以上加熱しないと危険です。 最後に臭いは食中毒予防の基準にはなりません。食中毒菌はたとえ増殖したとしても、臭いはありません。   食品が臭うというのは、腐敗菌が増殖しているのが原因です。食中毒菌と腐敗菌はまた違うものですので、食中毒の原因にはならないのです。食中毒の予防は嗅覚や味覚などの経験に頼るのは非常に危険です。   先程挙げた 食中毒予防における3つのポイントを踏まえた上で、日頃の食中毒予防対策を行ってみて下さい。

一般家庭の施工内容について

2013-08-22 [記事URL]

20130822.jpg今回は一般家庭の施工内容をご説明します。一般家庭では市販の燻煙式殺虫剤や粘着捕獲容器を使用したりしますが、どうしてもいなくならないという話をよく耳にします。 実際、施工に伺ったお宅では非常にきれいにされていても、偶発的に外から紛れ込むケースが多いようです。当社での一般家庭の施工は、紛れ込んだゴキブリが巣を作りそうな箇所や通り道を主として施していきます。 1枚目の写真は棚の奥や金具部分に施工しています。棚の奥は普段は物が置いてあり、人の目が届きにくく、ゴキブリが隠れ安く、生息し易い場所の一つです。 20130822_2.jpg金具部分には隙間があり、そこに生息するケースもあります。 2枚目の写真はキッチンの奥に施工しています。キッチンの奥はエサとなるものや、水気が近くにあり、どうしても巣を作りやすい場所の一つです。また、キッチン周りは窓や勝手口があるので外からも侵入しやすいのです。 当社の施工は殺虫剤の噴霧・散布はしませんので、食器洗いや後片付けは不要です。また、ニオイがほとんどありません。そして効果は約1年間持続します。また、1年間の契約期間中に万が一ゴキブリが発生するようなことがあれば、当社で責任をもっていなくなるまで対処いたします。 一般家庭のお客様も安心してご用命ください。

ハンバーガーショップ

2013-08-20 [記事URL]

ハンバーガーショップ.jpg朝8時から営業が始まるので早朝5時からの施工です。現場に到着し店内の電気をつけてみると厨房やフロアをゴキブリが這いまわっています。 特にお客様が注文するカウンター周辺が、目につきかなりの生息です。 カウンターの木の隙間やヒビ割れの狭い部分に巣を作っていました。(写真上) 厨房内は、コールドテーブルや什器下に紙やビニール類のゴミが溜っており、その中に生息です。(写真下) ハンバーガーショップ2.jpg特に紙袋のゴミの中が、ひどく1つの紙袋に100匹位生息していました。 紙袋の中は居心地が良く、また紙自体がゴキブリにとって食糧になってしまうので危険です。 厨房内のゴミを可能な限り全て掻き出してからベイト剤を施工します。 ゴミが、残ったままですとベイト剤を食べずにゴミの方を好んで食べてしまうので駆除効果が存分に発揮出来ません。 また、お店の食中毒の危険もありFCCでは、衛生的にも良好な状態になるよう環境改善提案をしています。お客様にもお店がキレイになるようにご協力していただき、ベイト剤との相乗効果でゴキブリを駆除していくのがFCC Cockroach Systemです。

皮膚バリア機能の主役、垢

2013-08-16 [記事URL]

皆さんは『垢』と聞くと不潔なイメージがあるのではないでしょうか?   頭皮に出来るフケや爪の垢、耳垢、臍のごまなどが一般的な垢とされています。垢、というのは皮膚の一番上の角層が古くなり、剥がれ落ちた物なので不潔で不必要な物と思われがちです。   しかし、不潔だからと言って垢コスリでゴシゴシと徹底的に落とそうとすると、逆に身体に悪影響が出てしまう事を皆さんはご存知でしょうか?垢は、実は皮膚のバリア機能の主役を担っている為、落としすぎるとバリア機能と防御力の低下を招いてしまいます。   この皮膚のバリア機能の低下と免疫異常が原因でアトピー性皮膚炎を発症してしまったり、 垢コスリで垢を落としすぎた為に湿疹を起こす人もいます。   必要な垢を無理に落とす垢コスリは使わなくても、1日1回入浴する事で、身体の表面にある不必要な垢は取る事が出来ます。身体の表面の垢だけでなく、耳や臍、爪などの垢も無理に取ろうとすると傷をつけてしまう可能性がある為、優しく掃除する様にして下さい。   また、垢が出ない方が良いと思われてる方も居ると思いますが、 垢が出ない=皮膚が再生しない=老化 ですので、垢が出ている間は健康な皮膚の証になるのです。   人間にとって垢は不必要なものであり、尚且つ必要なものでもありますので、 過度に落とそうとするのではなく、適度に落として皮膚の健康を守りましょう。

網戸

2013-08-15 [記事URL]

連日、猛暑というべき日が続きますね。 皆様、如何お過ごしでしょうか? さて、今回はとある催事場へ行ってまいりました。 お話を聞くと、クロゴキブリの進入の対策ということでした。 網戸.jpgドア周りから、お部屋の隅々まで、どこから侵入してもすぐに薬剤に接触して、速やかに駆除できるように仕掛けていきます。 ゴキブリは僅かな隙間で進入してくるので、その進入路となりうる箇所は特に念入りに施工致しました。 エアコン、ドア・窓の隙間etc しかし、これらが一番の原因ではありませんでした。 網戸2.jpg左の写真をご覧下さい。 ふと、目にした光景です。 何と、裏口が開けっ放しでした。 お客様に伺ったところ、普段からたまに開け放しているときがあるということでした。 開いているのですから、クロゴキブリは進入したい放題です。 これでは、当社のベイト剤をいくら仕掛けても、侵入してくるゴキブリを見かけてしまいます。(勿論、入ってきたゴキブリはベイト剤を食べてすぐ死にます。) だから、ドアの開閉にはご注意下さい(必要ないときは閉めて下さい)と、環境改善提案をしてまいりました。 通気が必要でしたら、網戸をつけるなどの対策をお願い致します。

仕入れ食材の段ボール

2013-08-13 [記事URL]

夏場になるとゴキブリは、厨房の中でも床に近い部分で活発に活動しています。 清掃もしっかりしているのに朝、厨房に行くとゴキブリがウロウロ・・・・。 なんて場合は、シンク下や冷蔵庫下にある排水口と排水ホースを点検してみて下さい。 死角の部分にゴキブリの大量発生が!?なんて事があります。 特に仕入れの食材の段ボールなどを厨房に持ち込み、床にじか置きをすると 直ぐに発生してしまいます。 どんだけ清掃をしても段ボールを厨房に持ち込みと台無しになってしまいます。 たまねぎ、じゃがいも、たまご、キャベツなどの段ボールは特に要注意です。 皆様、気をつけて下さい!

真夏の水分補給

2013-08-09 [記事URL]

皆様こんにちは。8月に入り夏本番!と言った暑い日が続いていますね。 暑い日が続くと倦怠感や食欲不振などを始めとした夏バテの症状が発症している人を多く見かけます。   これは高い気温により多量の汗をかいた後、水分補給をし、体内の塩分が不足する事により起きる症状です。 汗をかくと想像以上に体内の水分は奪われ、血液濃度が高まりドロドロの状態になります。   ドロドロの状態になると、血中のコレステロールや中性脂肪が多くなり、脳梗塞を引き起こす可能性が高まりますので、汗を多量にかいた場合は水分補給をする事が大切です。   また、人間の体は静かにしていても1日におよそ2600mlの水分が失われているので、多量の汗をかいた時にはそれ以上の水分が必要になります。ただ、水分であればなんでも良いと言う訳ではありません。   冷たい飲み物や甘いジュースなどの飲み物を多く飲んでしまうと、かえって夏バテの原因となってしまいます。冷たい飲み物を飲みすぎると胃腸に負担が掛かり、食欲不振になってしまいます。   また甘いジュースなどは糖分が多く含まれているため、空腹を感じにくくなり、食事で栄養を摂取しなくなる可能性が高くなります。水分補給のポイントは、普段から意識的に水を飲む癖をつけておきましょう。   目安としては、1日に約1.8リットル~2リットルを目標にするのが理想的です。特に、起床時や就寝前、入浴後や多量の汗をかいた時には必ず水分補給をするようにしましょう。 一度に飲む量やタイミングなども大切です。   喉が渇くという事は体の水分が不足しているサインなので、我慢せずに水分補給をして下さい。 また、多量の汗をかいた場合は塩分も不足しているので、その場合は塩分を効率よく摂取出来るスポーツドリンクが効率的です。   暑い日が続きますが、正しい水分補給を行い、猛暑を乗り切りましょう!!

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