取り扱う食材による、危険な食中毒の種類
2014-01-17 [記事URL]
皆様こんにちは。 今週の月曜日には、各地で成人式が華々しく行われました。昨年とは変わって、雪も降らず晴天に恵まれた式になりましたね。 ですが、まだまだ気温は下がってきておりますので、体調管理に十分気を付けましょう! さて、今回は、取り扱う食材による、危険な食中毒の種類についてのご紹介をしたいと思います。 一般的に、季節や時期ごとに気を付けなければならない食中毒があります。例えば、年末になるとノロウィルス(主にカキが出始める頃)などが代表的です。しかし、その全ての食中毒を常に気にかけるのも難しいかと思われます。 今まで、いくつかの食中毒について取り上げさせて頂きましたが、今回はお店で使用している食材別にどの食中毒に注意が必要かを、取り上げさせて頂きます。 以下の様に区分けをしてみましたので、使用する食材に合わせて注意すべき食中毒を検討してみては如何でしょうか? ・鳥料理 カンピロバクター サルモネラ 病原性大腸菌(O157) ・鮮魚・寿司 腸炎ビブリオ ノロウィルス テトロドキシン(フグによる中毒) ・焼肉・鉄板焼き カンピロバクター サルモネラ 病原性大腸菌(O157) ノロウィルス ・菓子店や中華料理、洋食等、卵料理を提供する店 サルモネラ ・学校・病院・事務所の給食施設や弁当製造、ホテル等 サルモネラ ノロウィルス 病原性大腸菌(O157) セレウス菌 ウェルシュ菌 以上が代表的なものです。 昨今では専門料理店といえども、季節の旬な食材を使用する場合があります。 例えば、肉料理店にもかかわらず旬の魚貝類を扱うなど、食材も多種多様に流通しています。 それに伴い、食中毒も発生種類が多くなりますので、今一度、取り扱う食材を確認し、注意すべき食中毒を確認してみては如何でしょうか?