ブログ記事一覧

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什器裏

2013-04-18 [記事URL]

什器裏.jpg東京のスーパーへ施工に伺いました。店内を覗くと酒屋を主として販売をしているスーパーで、それ以外に野菜やお弁当などを扱っているお店でした。まず、はじめに挨拶に2階の事務所を尋ねると、すぐに店内の案内をしていただき、魚厨房、肉厨房、惣菜厨房、焼鳥の作業場と施工場所の確認をしていきました。案内をしていただき、各部屋を回っていると、いつもの臭いが漂ってきました。伺う前から、生息があることは聞いていたのですが、大量生息の状態でした。 そして、確認を終えて準備を整えて、いざ施工開始です。施工場所も、広範にわたるためふた手に分かれて施工を行いました。まずは、魚厨房と焼鳥の作業場からです。どちらも、生息は大量で、ストッカーや冷蔵庫などの什器をずらすと、その裏には大量のゴミが挟まっており、そのゴミをどかすとカサカサと音をたてて、チャバネゴキブリが顔を表しました。また、以前にお店の従業員様でバ○○ンを焚いていたために、木の隙間や棚の隙間など、見た目では気づかないような場所に生息していました。 什器裏2.jpg煙の届かない場所に集まったということです。更に、煙や散布は、蛋にかかっても効果がないので、蛋から孵った幼虫たちが育ち、時間が経てば、また大量の状態に逆戻りということがおきて、何度やっても全然減らず効果がないと感じるのです。このような状態を感じられているお客様は、1度ご連絡下さい。FCCの施工は、発生原因の巣を探し出し、原因になっている場所へ直接施工をするので、完全駆除が可能になるのです。このスーパーさんも、1カッ月後には、安心できる環境をお届けできます。しばしのご辛抱をお許し下さい。

扉上部

2013-04-16 [記事URL]

扉上部.jpg今回、ご紹介したいのは、写真のように扉の上部の隙間についてです。ゴキブリは、最初に発生がある場合は、床面や什器下のゴミの中というような、腰から下の部分に生息しています。 しかし、除々に数が増えて生息場所がなくなってくると、上部へ上がってきます。まだ、什器の上を歩いていたりするのを見かけるのは、什器裏の壁面やモーター部分、コールドテーブルであれば、天板や配線の辺りが考えられ、まだ駆除効率も高いです。 ただ、上部壁面や吊棚で見かけるようになったら、要注意です。厨房内や室内には、想像をはるかに超えた数のゴキブリが生息しています。ここまでになってしますと、駆除するのにも一苦労です。なかなか、簡単な施工ではいなくなりません。殺虫剤など使っても、簡単にはいきません。 この扉の上部も、FCCオリジナルベイト剤が付いている隙間に、生息がありました。FCCの施工は、室内の隅々まで施工しますので、完全駆除が実現できるわけです。上部で数多く見かけるようになったら、危険信号です。一度、ご相談下さい。

コクヌストモドキについて

2013-04-12 [記事URL]

▼詳細
皆様こんにちは。

4月も2週目が過ぎ、だんだんと春らしくなってきました。(桜は散ってしまいましたが…。)暖かくなると様々な害虫が発生する危険があるので、今から知識をつけていきましょう!

さて、今回は食品害虫の大害虫として問題となっているコクヌストモドキについて紹介したいと思います。

コクヌストモドキは甲虫目ゴミムシダマシ科に属する昆虫で、コクヌストモドキとヒラタコクヌストモドキの2種が特に食品害虫として重要な種類です。

体長3~4mm程度、体型は細長く扁平な形状で、表面は赤褐色でかすかな光沢があります。
ヌストモドキとかなり似ていますが、一般的には、触角の先端3節が目立つほど太くて、複眼間の幅が狭く、また飛翔することができる点で区別がつきます。

発育期間は条件(餌、温度、湿度)によって異なりますが、通常春から秋にかけて年2~4世代以上発生します。また、成虫の状態で越冬します。

世界的にも日本においても食品害虫の大害虫として問題となっている、両種ですが、2種とも被害状況が良く似ています。 特に製粉工場や飼料工場の小麦粉などの穀粉においてよく発生が見られます。

また、製菓・製パン工場ではビスケット、チョコレート、パンなど、一般家庭や食品店では小麦粉、ヌカ、粉ミルク、煮干などからもしばしば発生が見られます。そのほか、乾燥果物や乾燥野菜からも発生する場合があります。

穿孔能力が強く、通常の食品包装では簡単に侵入してしまうため食品に混入する被害を起こします。

■防除方法■
発生源が穀粉か乾燥物なため、それらの管理が重要です。床などにこぼれたカスからも発生するため、その除去を行うことが第1です。また、食材は密閉容器に入れるなど管理にも気をつけて下さい。

発生源を調査するためのフェロモントラップなどもありますので併用して頂き、発生源を追及して下さい。もし発生源を特定できたら、原因の除去とコクヌストモドキを市販の殺虫剤などを使用し駆除して下さい。

清掃と温湿度管理(低温・低湿度)によって増殖を抑えられますので、工場や倉庫の棚、板、袋などの下の部分までこぼれた粉粒などをそのまま放置せずに早めに掃除し、発生源を除去することが基本となります。

餌となる食品は密閉容器などに入れて保管します。市販の燻煙剤や殺虫剤を噴霧すれば殺虫できますが、食品に直接使用することは極めて危険なので、弊社に一度ご相談くださいませ。


たまごの容器

2013-04-11 [記事URL]

たまごの容器.jpgそろそろ、春らしい陽気になってまいりました。冬の時期には、飲食店の方は厨房内で1年中通して見かけることが多いと思います(あくまでも駆除をしてないとこですが…)。しかし、これからの時期は一般家庭などで、特に嫌がられるクロゴキブリやヤマトゴキブリが見かけられるようになります。クロゴキブリやヤマトゴキブリが、冬の寒い時期に生息していないわけではありません。実際、マンホール内や暖かい室内には盛んに活動をしています。 しかし、暖かくなってくる活動範囲が広がって、冬の時期より目についてくるようになるのです。また、飛来昆虫ということもあって、一般家庭などで1年に見かける大半は、外部からの侵入よるものです。外部からではない状況としては、挙げさせていただきますと、映像のようにクロゴキブリが、たまごを入れる業務用の容器に住みついている様子です。この映像は、仕出し弁当の厨房で撮影したものなのですが、大型冷蔵庫下に置き忘れられていたたまご容器に群がっている状況です。このたまごの容器は、ゴキブリが好む紙容器で糞だらけになっていました。 この状況になった原因は、大型冷蔵庫下がゴミが溜まっておりまして、整理整頓が出来ていなかったことです。また、什器下には食品のカスやゴミが溜まっていたこともあり、侵入しやすい隙間も多くあったからです。これからの時期は、特に外部から入り込んでくることが多くなりますが、きれいな室内環境を日頃から維持することで防ぐことが出来ます。一般のご家庭でも、収納棚や押し入れなどに荷物が押し込まれすぎていたら注意して下さい。家屋内に、住処を作らせる原因になります。普段の整理整頓を心がけて、環境も気持ちも快適に過ごしましょう!

コンセント

2013-04-09 [記事URL]

コンセント0409.jpg県内の居酒屋さんの新規施工です。 新人社員も同行、初めてのチャバネゴキブリとの対面です。 事前情報よりも生息はさほどありませんでしたが、カウンター内側の壁面のコンセントがちょっとした巣になっていました(写真)。 巣に対しダイレクトにFCCコーキング剤を施工すると共に、店内の要注意ポイント隅々にも施工しました。 新人社員達は、FCCの施工方法を学び、どういうかたちで社会貢献するかを理解できたと思います。

IGR剤とは?

2013-04-05 [記事URL]

▼詳細
皆様こんにちは。

4月に入り、だんだんと暖かくなってきました。
暖かくなってくると、チョウバエにお困りのお客様が増えてきます。

チョウバエは繁殖のサイクルが早いので、成虫だけを駆除してもまたすぐ幼虫が成長してしまいますので、幼虫を駆除しなければ意味がありません。

幼虫の生息場所ですが、成虫が飛んでいる近くのグリストラップや排水溝、または水が溜まっている所や什器下に溜まったゴミに生息していることが多いです。

駆除手順は、原因と思われる場所をきれいに掃除し、掃除後はしっかり水をはき、その後100倍ほどに薄めた次亜塩素酸系の漂白剤をバケツなどで流すと効果的です。
この作業を毎日行って頂ければ、チョウバエの住み着きにくい環境を創ることができます。

チョウバエ駆除の際、弊社ではIGR剤という薬剤を使用します。
一言で、IGR剤といいましても、ピンと来ない方もいらっしゃったのではないでしょうか?
今回はそのIGR剤の効果と安全性について説明させて頂きます。

まず、IGR剤と一言でいいましても、いくつかの種類があります。
どれも、幼虫を駆除するという点では同じですが、駆除に至るまでの過程が違ってきます。

今回は弊社が頻繁に使う2つのIGR剤(デミリン、スミラブ)の説明を致します。

*デミリン(有効成分:ジフルベンズロン)
昆虫の脱皮阻害剤で、幼虫が脱皮するときの新しい表皮の形成を阻害します。
その為、摂取した幼虫は正常な脱皮が行えずに致死し、幼虫期全般に有効です。
終齢幼虫期(※)に取り込むと、蛹化を阻害します。

※終齢幼虫期・・・幼若ホルモン(幼虫のままでいようとする作用があります)の分泌が停止する期間。

*スミラブ(有効成分:ピリプロキシフェン)
幼若ホルモンの分泌が停止する終齢幼虫期や蛹期にスミラブを処理すると、正常な変態や羽化が阻害され致死効果を発揮します。
その他、卵に対する孵化阻害や産卵抑制の作用があります。

どちらのIGR剤も哺乳類や魚類に対して毒性は低く、微量で効果を発揮しますので他の薬剤と比べると、とても安全です。

カやチョウバエ、コバエが気になる方は、是非ともお声をおかけ下さい。


やはり、紙です。

2013-04-04 [記事URL]

やはり、紙です。.jpg今回は、前々回でご紹介したゴミに関する施工情報に付属したことをご紹介します。先日、伺った串バーの新規施工で発見した什器裏のゴミを住処にしていたゴキブリの生息状況です。施工に伺った当日、現状を施工前に確認したのですが、見た目ではゴキブリの生息は確認できませんでした。しかし、厨房内に侵入するとゴキブリのフェロモン臭が強烈に臭います。かなりの生息数を思わせるほどの臭いが厨房内に漂っていました。 いざ、施工を開始してみると、すぐに確認することができました。映像の状況は、洗浄機と壁の隙間に、洗浄機の使用方法のパウチの厚紙が挟まっていて、壁と厚紙の間にかなりの生息数を確認することができました。この厚紙を取り除くと、四方八方にちりじりに散らばっていきました。この状況から見てみると、ゴキブリの好む環境が2つも伺えます。1つ目は、ゴキブリの習性として木を好むので、木から製造されている厚紙もゴキブリには恰好の住処になります。2つ目は、洗浄機のような熱を帯びて暖かくなる場所です。他に、コールドテーブルのモーター内部やガス台周辺も生息しやすい場所として類似して挙げられます。 この2点のが結びついて、更にもう1点挙げられるのですが、壁面と洗浄機の隙間が狭く、ゴキブリが入り込みやすいことで、住みやすい条件が結びついていきます。まず、このゴキブリの生息状況で、普段からお店で取り組んで防ぐことができることが1つあります。それは、普段の清掃にプラスして什器などの下や間に溜まる、このようなゴミを除去することです。日常、床に水を流したり、掃き掃除を行ったりしていると思いますが、そこに合わせて什器裏や下のゴミや不要物を取り除く項目を1つ増やしていただければと思います。ゴキブリが好むものを置かないようにすることで、ゴキブリの住みにく環境を作りあげることが重要です。 この取り除く項目を1つ増やすことで、ゴキブリ以外の害虫も住みにくく清潔な厨房環境を持続していけるのです。害虫が徘徊していることで、食中毒などに繋がる細菌も防ぐことに繋がります。まずは、明日から始めてみてはいかがでしょうか!?

虫の活発な季節になってきて

2013-04-02 [記事URL]

花粉も飛び交いそろそろ春の陽気が感じられる今日この頃。 皆様の周囲でも、様々な害虫が活発化してきているのではないでしょうか? 勿論、ゴキブリの活動も例外ではありません。 虫の活発な季節になってきて.jpg今回お伺いしたお店は、特に洗浄機にて大量に生息していました。 左の写真は、モータ部の基盤の脇の隙間です。所狭しと生息しています。 拡大して確認して頂くとお気づきになると思いますが、お尻に卵を持っているゴキブリも何匹かいます。これが、孵化すれば卵1個につき20~30匹・・・ ネズミ算なんて比じゃない繁殖率です。   虫の活発な季節になってきて2.jpgその他も、モータ部内あちらこちらに、卵を持っているゴキブリがちらほらと。 それらが孵って、また卵を産み・・・ 散布などの一時しのぎの駆除では、あらゆる経路で侵入してくるゴキブリには対応が出来ません。 その場限りじゃない1年有効のオリジナルのコーキング剤を使用したFCCシステムは、これらの悪循環を根本から駆除が可能なのです。

3人に1人がアレルギー体質、その主な原因は?

2013-03-29 [記事URL]

▼詳細
旧厚生省の調査で日本人の3人に1人は、皮膚・呼吸器・目鼻のアレルギー症状がある事が明らかにされています。アレルギー性喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などが代表的です。

アレルゲンの原因は、ダニの死骸や糞、ハウスダスト、カビの胞子、花粉、医薬品、動物のフケや毛、鳥の羽、金属、卵や牛乳などの食物などがありますが、アレルギー性疾患の患者の8割程がダニアレルゲンに陽性を示すといわれています。

また、本調査ではダニのいない家庭は1件もなかったようです。そう、屋内に生息するダニの90%近くがチリダニ類という刺さないダニの為、大量のダニと共同生活していても気付いていないだけなのです。

そのダニですが、近年増加傾向にあります。人間の生活の向上により、人間だけではなくダニにとっても暮し易い環境に変化した為といわれています。

建物が鉄筋コンクリート作りになり、高気密住宅が増加した為、換気不良でダニにとって住みよい環境になってしまっています。また、冷暖房の普及により一年中適温になった事などが原因に挙げられます。

○ダニの生息する為の条件○

ダニが生きていく為に適した条件は、①気温が20~30℃②湿度が70%以上③餌がある④住処があるなどが挙げられます。

①気温
25℃前後が最も活動的になります。50℃以上が20分続くとほぼ全滅させる事ができます。

②湿度
75%前後が最も活動的になります。50%以下の低い湿度でかなり死滅します。

③餌
人間やペットのアカやフケが好物で、これらはホコリの中に大量に含まれています。また、食べ物のカスやカビなども好んで食します。

④住処
畳、絨毯、布団などを主な住処としています。カーテンやぬいぐるみ、衣類など布製品にも住処となります。

逆に、これらの条件を排除する事により抑制が可能になります。

○ダニの抑制○

ダニの駆除は無闇に殺虫剤を散布する事よりも環境的防除をお勧め致します。

・湿気の調整をしましょう
換気により室内の湿気を出し、湿度を下げるのが基本となります。十分な換気が出来ない場合は、除湿機を使用して室内の湿度を50%以下に調節しましょう。

・ダニを吸い取りましょう
布団や座布団等のダニの絶対数を減らす為には、掃除機で吸い取るのが有効です。但し、そのまま掃除機をかけたのでは、あまり効果が期待できません。効果的に吸い取るには、まずは叩いて内部のダニを表面上に浮かび上がらせてから掃除機をかけましょう。

・布団や座布団、絨毯、畳などの天日干しをしましょう
天日干しを行う場合は、途中で裏返して両面を日に当てるようにします。

ダニは100%駆除するのは困難な害虫ですが、普段から対策する事により数をかなり抑制する事が可能です。ダニは喘息などアレルギーの原因になりますので、しっかり抑制する事によりその症状が軽減します。

環境を改善する事で、薬剤を使用せずに防除。殺虫剤や小物などの異物混入問題が横行する今、こうした薬剤だけに頼らない防除・駆除が必要になってきているのです。


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