ブログ記事一覧

tel:0120-60-1064

ファッションにおいてのエコは「長く着る」

2010-01-22 [記事URL]

▼詳細
私達が何気なく捨てている衣料品は、日本全国の量は年間約100万トンにもなります。
これは日本人1人あたりだと年間約9kg、標準的なMサイズのTシャツに換算すると、
51着分。その内、リサイクルされるものは全体の5~10%のみで、
それ以外の衣料品はリサイクルされる事なく、ゴミとして焼却されるか埋め立てられて
しまいます。

衣料品の原材料である化学繊維は石油、天然繊維は動植物を利用して生産されて
います。石油も動植物から利用して生産される繊維も、貴重な資源です。

国内での衣料品の供給量は平成2年で約20億点だったのですが、
平成17年では約38億点になり、年々増加傾向にあります。
ある調査では洋服を買う際に流行を最重要視する人は、平均よりも多くの
衣料品を購入し、持つ傾向があるそうです。
常に変化する流行に合わせて次々と洋服を購入するのは、資源を多く浪費する
だけではなく、経済的でもありません。

様々な分野でエコが話題になっていますが、ファッションの分野では、
流行に左右されずに自分に似合う、長く着られるものを上手く組み合わせる事が
重要なポイントになるでしょう。
また、着なくなった衣料品は集団回収に出したり、リサイクルショップや
フリーマーケットなどを利用すると、無駄な衣料品のゴミが出ずに済みます。

今まで購入した衣料品で、どれだけ着なくなったものがあるのか、
今一度見直してみては如何でしょうか?


私達の周りに溢れる発砲スチロール製容器

2010-01-15 [記事URL]

▼詳細
肉や魚を乗せている食品トレーや、カップ麺の容器、弁当の容器など、
私達の周りには数え切れない程の発泡スチロール製の容器があります。
この発砲スチロール製の容器の年間生産量は約12万トンにもなり、
これを平均的な4gのトレーに換算すると、約300億枚が生産されている事に
なります。

発泡スチロール製容器は市区町村による分別回収や、メーカーの自主回収が
行われていますが回収率は3割程度で、回収されなかった容器は可燃ゴミ
として燃やされるか、不燃ゴミとして埋め立てによって処理されているのが
現状です。
発泡スチロール製の容器はリサイクルが可能な資源ですので、
直ぐにゴミとして捨ててしまうのではなく、一人一人が、使用後の容器を
しっかり洗い、乾燥させてからゴミ集積所や回収ボックスに持っていく事が
回収率を上げ、ゴミの量も少なくなるのではないでしょうか。

また、発砲スチロール製の容器の回収・リサイクルも大切ですが、
日頃から量り売りやバラ売りなどのお店を利用し、容器自体の使用量を
少なくしようとする意識と行動も勿論、大切です。

ご家庭などで、毎日どれくらいの発泡スチロール製の容器がゴミとして
出ているのか、今一度確認してみては如何でしょうか?


限りある資源の一つ、紙

2010-01-08 [記事URL]

▼詳細
現代社会、紙はあらゆる場面で使われています。
最早、紙という存在は私達にとって『あって当たり前の物』になっていますが、
その紙には古く、長い歴史が隠れています。

紙の歴史は中国からはじまったといわれており、古くは紀元前150年頃の紙が
確認されています。
紙はその後イスラム世界やヨーロッパへと伝わっていくのですが、
日本には早い時期から伝わっていたとされており、7世紀までには伝えられ
和紙という形などで独自の進化を遂げていきました。
今、和紙はその優れた保存性と、強靭かつ柔らかな特性から世界中の文化財の修復に
使われたり、艶やかな色彩から工芸品として使用されたりと独自の普及をしています。

現在、日常的に使われているのは洋紙と言う種類の紙で、原材料は広葉樹が
主に使われています。
紙の原材料の一部には、生物多様性が豊かな原生林(アカシアやユーカリなど)も
含まれており、環境への配慮が懸念されています。
最近では、環境問題から成長が早かったり、環境への影響が余り無いとされる
非木材植物(麻、竹、ケナフ、サトウキビ等)を使った紙も注目されています。
ちなみに現在日本国内で生産される紙の原料は約6割が古紙、約4割が木材です。

かつては、コンピュータが普及すると、データの記録や伝達はコンピュータ内で
行えるため、紙の消費が減り、最終的には紙を全く使用しない
『ペーパーレス時代が来るのではないか』という予想がありました。
しかし、コンピュータが多く普及した現代においても、紙の使用量は減少することはなく、
むしろ、今この時も増加している傾向にあります。

どんなにコンピュータ等が進化しても、一人一人が紙は限りある資源だという意識を持ち、
使用方法を考えなければ紙の使用量は減っていかないのではないでしょうか。

皆さんも是非、普段どのような紙の使い方をしているのか、見直してみては
如何でしょうか?意外と気付かない内に無駄にしている部分があるかもしれません。


安全な飲み水

2009-12-25 [記事URL]

▼詳細
蛇口を捻れば透明で綺麗な水が直ぐに出てきます。私達の周りでは、
それが当たり前の光景で、『水』と言うと透明で綺麗なものを想像出来ますが、
発展途上国では『水』は不透明で濁った、私達から見ると「汚い」と思うものが
『水』と認識されています。

発展途上国ではこの濁った水が、当たり前に飲み水として飲まれています。
しかし、その水は雑菌や細菌などが繁殖しており、年間多くの人が
飲み水や生活用水によって亡くなっているのが現状です。

安全な飲み水を利用出来る環境にいる人の総数は1990年の41億人(世界人口の
78%)から2004年の53億人(世界人口の83%)にまで増えていましたが、
実際は人口増加があり、利用出来ない人の総数は全く変わっていません。
世界人口の約6分の1に当たる11億人もの人々が安全な飲み水を
安定的に確保し、利用出来ていないのです。

安全な飲み水を得られない人の内、80%はサハラ以南南アフリカや東アジア、
南アジアの地域に集中しています。
開発途上国で、家庭の水道や、蛇口から飲み水を得られている人の割合は
ほんの44%しかありません。

現在、日本のボランティア組織(iWP)が発展途上国を中心に、完成した井戸を贈るのでは
なく、現地の人達と共に、現地で調達した資材と道具を用いて井戸を掘削し、
完成させるプロジェクトを行っているそうです。
これは、再び現地の人達だけで井戸を掘削し、完成させられるようにする
為だそうです。

この様な活動を行っている組織の存在もあり、少しずつ改善されてはいますが、
まだまだ安全で透明・綺麗な飲み水を確保出来ない人達は多くいます。
私達は普段、当たり前の様に安全で綺麗な水を使用していますが、
その当たり前について今一度考え直し、使い方を変えていくべきなのでは
ないでしょうか?


日本各地でミツバチが激減

2009-12-18 [記事URL]

▼詳細
昨年あたりから、日本の各地でミツバチが激減しているという現象が起きています。
ミツバチは、ただ蜂蜜を集めるだけでなく、イチゴやメロンなどの果物や野菜の
受粉に必要不可欠な存在ですので、ミツバチの激減は野菜・果物などの不作に繋がり、
結果的に価格が高騰してしまうなど、私達人間に対して大きな影響力を持っているのです。

何故近年、ミツバチが激減しているのでしょうか?
農林水産省によると、寄生ダニ、もしくは農薬による大量死が有力とされていますが、
腐蛆(ふそ)病という伝染病でミツバチの幼虫が大量に死んでしまうケースも
報告されていますので、一概に何が原因とは断定出来ないようです。
また、環境問題による変化も少なからず今回起きている様なミツバチの激減に
関係していると言って良いでしょう。

ミツバチの激減を始めとした自然界での異常は、環境問題が密接に関係しています。
今回の様な現象以外にも、私達の周りでは様々な異常が起きており、その影響は
必ず何処かに現われています。

自然界の異常をサインと受け取り、少しでも環境問題に向き合い、
問題を解決していこうとする事が大切なのではないでしょうか。


降雪量の減少と地球温暖化の関係

2009-12-11 [記事URL]

▼詳細
冬と言うと一面に広がる雪景色を想像される方が多いのではないでしょうか?
しかし、近年暖冬など様々な要因が影響を及ぼし、日本では降雪量が減少br />しており、スキー場などでは雪不足で営業が出来ないなどの被害も出ています。

雪が降ると、交通機関などに影響が出てしまい、余り好まない方もいるかも
しれませんが、降雪量が少なくなる少雪により水資源が不足し、稲作に
悪影響を及ぼします。
稲作などの農作物に悪影響が出てしまう、という事は日本の経済にも
勿論、影響は出ますので降雪量の減少は、私達に全く関係の無い事では
ないのです。

さて、この降雪量に密接に関係している暖冬が何故起きるのかと言うのは、
地球温暖化と太陽活動が要因とされていますが、全て地球温暖化と太陽活動が
原因と一概に言える訳ではなく、未だに原因ははっきりしていません。
しかし、地球温暖化が全く関係していないという訳ではありませんので、
これから地球温暖化の原因を如何に抑えていくか、無くしていくかというのが
重要になってきます。

地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の排出量を私達、一人一人が
減らしていこうと行動していく事が、地球温暖化による悪影響を
無くしていくのではないでしょうか。


地球温暖化の影響で海が酸性に

2009-12-04 [記事URL]

▼詳細
地球温暖化の影響と言うと、海面上昇や異常気象などが挙げられますが、
実は海が酸性になってしまっているという事はご存知でしょうか?

海は、大気中に排出される二酸化炭素の3分の1を吸収し、
海水のアルカリ性が弱まる酸性化が起きます。
海水がアルカリ性から酸性に変わってしまうと、炭酸カルシウムで形成された
プランクトンや貝の殻やサンゴが溶け出すと言う被害が出てしまう可能性が
非常に高くなります。

今はまだ、深刻な被害は出ていませんが、海水の酸性値が今よりも高くなって
しまった場合、プランクトンが死滅する事により、海の生態系に深刻な影響が
出ることは間違いありません。
それにより、漁業関係にも大きな影響が起こるでしょう。

日本は海洋資源に大きく依存している為、海の酸性化によってプランクトンが
死に絶えてしまった際の悪影響は計り知れません。
普段、私達が何気なく口にしている魚や貝なども食べる事が出来なくなって
しまうのです。

地球温暖化の影響を身近に受け止め、私達一人一人が少しでも
二酸化炭素の排出量を減らしていく事が重要なのではないでしょうか。


ウォームビズ

2009-11-27 [記事URL]

▼詳細
秋から冬に季節が移り変わり、気温が急に下がったのもあって、
暖房の使用頻度がかなり多くなっているのではないでしょうか?

夏ではクーラーの設定温度を高めに設定し、服装で涼しさをカバーする
クールビズをご紹介させて頂きましたが、今回は暖房の設定温度を低くし、
ちょっとした工夫で暖かさを確保する事が出来るウォームビズについて
ご紹介したいと思います。

室温20℃がウォームビズの基本コンセプトです。
冷房の設定温度を高くするよりも、暖房の設定温度を低くする方が
二酸化炭素の削減量は多くなります。
しかし、暖房の温度設定を20℃にしただけでは、確かに二酸化炭素の排出量は
かなり減りますが、私達は充分な暖を取る事が出来ません。

そこで、部屋の温度を調節する工夫と体そのものを温める工夫を行う事で、
20℃の温度設定で充分な暖かさを確保し、過剰な暖房の使用を抑制しよう
というのが主な内容になります。

部屋の温度を調節する工夫
①暖かい空気を循環させる…暖かい空気は上部にたまる為、扇風機などを短時間
用いて循環させる事で部屋全体に暖かい空気が循環します。
②ブラインドを活用する…日中、陽がある時にはブラインドを開けて太陽の熱を取り入れ、
夜、日が落ちた時にはブラインドを閉める事で、部屋の保温効果を高めます。
③湿度を上げる…湿度を15%上げると室温を1℃下げても体感温度は変わらないと
されています。冬は湿度が下がりがちですので、植物や加湿器を使用し、
湿度を上げると良いでしょう。

体を温める工夫
①ひざ掛けを使用する…ひざ掛けは気軽に取り入れやすい保温アイテムの一つです。
下半身(特に太もも)をひざ掛けで暖める事により、足からの冷え対策になります。
②体を温める食材を食べる…大根など根菜類や生姜やニンニクなどの香味野菜は
新陳代謝を高め、内側から体を温めてくれる効果があります。
③ストレッチを行う…足や首を伸ばすなどのストレッチを行うと、血行が促進され
新陳代謝が高まり、冷えを防ぐ事が出来ます。

寒くなっている今の時期、上記のようなちょっと工夫をして過剰な暖房の使用を
控えてみては如何でしょうか?


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME