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波力発電

2009-10-30 [記事URL]

▼詳細
風力、火力、水力、原子力など研究されているものを含め、
発電方法は多くあります。
多くある発電方法の中から現在、研究段階にある
『波力発電』についてご紹介したいと思います。

波力発電とは、その名の通り、海から陸へ押し寄せる波の上下運動によって
起きる空気の流れでタービン等を動かし、発電させる方法です。
海に囲まれた日本では、現在環境に優しいエネルギー源として
注目されているそうです。
この発電方法は24時間使用出来る他、発電装置が防波堤の役割にもなり、
波を鎮める効果もある為、養殖事業やマリンレジャーに適した海域が
生まれるという期待もされています。

波力発電の実用化に関しては、イギリス、フランスやノルウェーを
始めとした欧州が先行し、研究と実験が進められています。

この波力発電は、自然エネルギーを用いる為枯渇の心配が無い事や、
二酸化炭素を排出しない、先程挙げたような波を鎮めると言った
メリットも多くありますが、自然の波を用いる事から発電が
不安定になる可能性や、設置にコストがかかる、
景観が悪くなる可能性が高いなどデメリットなどもあるのが現状です。
また、海洋生物への影響も懸念されている為、
まだまだ実用化までは課題が多く残っているのです。

しかし、これらの問題をクリアする事が出来れば、
様々なエネルギー問題の解決にも繋がる可能性を秘めています。


エコロジーな交換式歯ブラシ

2009-10-23 [記事URL]

▼詳細
日本で売られている歯ブラシは、ブラシ部分と柄が一体になっているものが殆どです。
その為、毛先が開いてしまうと柄の部分も含めて捨ててしまわねばなりません。

現在、日本で消費されている歯ブラシは年間6億から7億本にもなり、それが全て捨てられて大量のゴミとなっているのです。
歯ブラシ本体に加えてパッケージの部分もゴミになっていると考えると、ゴミの量は膨大な数になっている事は容易に想像と思います。

そこで、今回はブラシ部分を交換するだけで使い続ける事が出来る
『交換式歯ブラシ』についてご紹介したいと思います。

この交換式歯ブラシは、エコロジー先進国として知られているドイツで開発されたリサイクル素材の柄と、交換出来るブラシ部分を組み合わせたゴミの量が極力減らせる歯ブラシです。

通常の歯ブラシは上記で挙げた様に、ブラシの毛先が広がってしまえば丸ごと捨ててしまうしかありませんが、この交換式歯ブラシの場合は、毛先が開いてしまっても、ブラシ部分のみ捨てて新しいブラシ部分に交換すれば良いだけですので、柄の部分は使い続ける事が出来ます。
日本ではまだ、あまり馴染みがなく、普及率が低い交換式歯ブラシですが、ドラッグストアや百貨店、ホームページなどで輸入販売されています。

私達が普段使用している柄とブラシ部分が一体になっている歯ブラシは、価格もリーズナブルで手軽に手に入りやすいものですが、少しゴミ問題に意識を向けて、交換式歯ブラシを使用する事で、ゴミの量を減らす事が可能です。

歯ブラシだけでなく私達の周りにある便利な使い捨てのものについて、一度見直してみる事がゴミ問題を始めとした環境問題対策のきっかけになるのではないでしょうか?


冷夏

2009-10-16 [記事URL]

▼詳細
今年の夏は梅雨明けからあまり暑い日が少なく冷夏でした。
過ごしやすく良いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、冷夏は様々な分野に影響を及ぼします。

まず冷夏とは平年に比べて気温の低い夏のことで、気象庁による3階級表現で6月から8月の平均気温が「低い」に該当した場合の夏をいいます。
顕著に冷夏による影響がでるのが農業です。作物の不足や価格高騰を引きお越します。

今年もスーパーなどでは通常の2~3倍で野菜が売られていたのを見かけられたと思います。

過去には農作物の不足により大飢饉を引き起こした例もあります。

また、夏が稼ぎ時の海の家やビールの売上げにも多大な影響を及ぼします。

経済だけでなく、冷夏の年は大雨による被害が多く見られます。
1983年には山陰地方に豪雨の被害をもたらし、1993年には鹿児島を中心に豪雨による被害(8.1豪雨、8.2豪雨)をもたらしました。
しかし冷夏と大雨の直接の関連性は判明していませんが、梅雨明けが遅れたり冷夏による長雨が大雨につながりやすいということはいえるでしょう。

近年の冷夏は温暖化などの影響とも言われていますが、昔から冷夏は観測されており、1900年~1910年代が多く1902年は気象庁の統計史上1位、1913年は同2位の記録的低温の夏でした。

冷夏の原因も様々で、オホーツク海高気圧が強まった影響だったり梅雨明けが遅れた結果冷夏になるケースもあります。

やはり夏は夏らしくカラッと晴れてほしいですね。


一次電池と二次電池

2009-10-08 [記事URL]

▼詳細
テレビやエアコンのリモコン、ゲーム機、デジカメなどを始めとした便利な製品を動かす為に必要な電池。この電池は、現代の生活において欠かせないものになりました。
その電池は、使い捨ての一次電池と、充電して繰り返し使用出来る二次電池に分けられます。

最近では、携帯電話やオーディオプレイヤー、ノートパソコンなどでは、二次電池が使用されていますが、まだまだ、使い捨ての一次電池の使用量は多く、日本で消費されている一次電池だけでも年間で40億個を超えるそうです。
全て単三電池に換算すると50mの競泳用プールを10杯分も埋め尽くす量、と表現した方が想像しやすいかもしれません。

しかし、現在ではエコへの意識が高まり二次電池も様々なメーカーから発売されており、認識も高くなってきました。
1つの電池の充電回数も約1000回可能であり経済的にもかなり節約が出来ます。
二次電池(充電池)は一次電池と比べると、値段が多少割高のように思えますが、繰り返し使用出来るメリットが二次電池にはある為、実際は二次電池(充電池)の方が経済的である上に、余計なゴミも出ない為、環境にも優しいと言えます。

また、一次電池も勿論ですが、寿命がきた二次電池も限りある資源の一つですので、電化量販店などにある回収ボックスなどを利用し、ゴミとして捨てるのではなく、リサイクル資源とし再利用する事が大切です。


紙の生産量と消費量

2009-10-02 [記事URL]

▼詳細
ティッシュペーパーやトイレットペーパー、コピー用紙や雑誌など、私達が生活する上で紙製品は欠かせないものになっています。

この紙の生産量は世界で約3億トンと言われ、日本の生産量はアメリカや中国に次ぐ3位です。

生産量だけでなく、消費量も世界で第7位となっており、更にこれを一人当たりに換算すると年間で約240kg、一日にして約650gもの紙の消費量になります。約650gですと、B5サイズのノート5~6冊分に等しい量と表した方が分かりやすいかもしれません。

私達が頻繁に使う紙製品と言えば、ティッシュペーパーやトイレットペーパーですが、ティッシュペーパーの年間消費量は約50万トン、一人当たり約4kgとなり、これを全て木材に換算すると3LDKの木造住宅、約7万軒分に相当するそうです。

また同様にトイレットペーパーの年間消費量は、約95トン、一人当たりの年間消費量は約50個となり、木造住宅、約14万軒に相当します。

世界のあちこちで森林が伐採され、その殆どがチップに加工され、日本を始めとした諸外国へと輸出されています。
年間、紙の消費量が増えていきますが、それに伴って多くの森林が破壊され、生態系までもが破壊されています。

広大な森林が失われてしまった結果、洪水が発生し村が全滅するなど様々な被害も出ていますので、この便利さに甘えたまま紙を消費し続けるのではなく、私達一人一人が紙の消費量を意識し、行動に移す事が大切です。

・無駄な印刷、コピーはしない。コピー用紙は極力両面使用する。
・ティッシュは極力使用せず、ハンカチやタオル、布巾などを使用する。
・トイレットペーパーの使用量を減らす。
・雑誌や本の衝動買いはせず、なるべく図書館を利用する。
・牛乳パックは捨てずにリサイクルへ出す。
などのポイントを参考に、紙の消費量を抑えるようにしていきましょう。


グリーン購入

2009-09-25 [記事URL]

▼詳細
欲しい商品を購入しようとする時、その商品がどういった性質、品質で、どのくらいの価格なのかを主に考えます。
勿論、性質や品質、価格も大切な事ですが、今回はそれにプラスして環境に対しても考慮する『グリーン購入』についてご紹介したいと思います。

グリーン購入とはその商品そのものが環境に与える影響や、商品が製造される過程でどのくらいの環境への負荷が発生するのかを考慮した取り組みです。
このグリーン購入の取り組みを促進する為に、GPN(グリーン購入ネットワーク)が設立され、大きく4つに分けたグリーン購入の基本原則を設けています。

グリーン購入の判断としては、
・購入する前に本当に必要かを十分に考える。
・資源がどれだけ使われているのか、廃棄にどれだけのエネルギーが使われるのかを考慮する。
・環境負荷の低減を行っている事業者からの製品やサービスを優先して購入する。
・製品やサービス、事業者に関する環境の情報を積極的に入手・活用する。
などが主な判断基準になります。

普段、商品やサービスなど性質や品質、価格で購入しているかもしれませんが、グリーン購入の基準もプラスして商品を選んでみては如何でしょうか?


カーボンオフセット

2009-09-18 [記事URL]

▼詳細
最近、色々な所で『カーボンオフセット』という言葉を聞いたり、見るようになりました。
このカーボンオフセットとは一体どういう事なのかを、今回はご紹介したいと思います。

カーボンオフセットは、人間の経済活動や普段の生活を通して排出された二酸化炭素を始めとした温室効果ガスを、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業(太陽光等)によって、
直接的・間接的に吸収させ、相殺ようとする考え方や活動、行動の総称になります。

省エネルギー活動によって、二酸化炭素排出量を削減する努力をした上で、
やむを得ず排出されてしまった二酸化炭素を相殺させる為に、上記で挙げた植林や、森林保護、クリーンエネルギー事業を実施するのが一般的なカーボンオフセットの流れになるそうです。

日本では、2007年から寄付金付きのカーボンオフセット年賀が発売されたり、旅行会社が企画したカーボンオフセットツアー、森林保護を目的としたカーボンオフセット募金などを始めとした商品や企画などが続々と登場しています。

しかしオフセット(相殺)出来るから大丈夫と、無駄な二酸化炭素を排出させるような生活や行動をするのではなく、今私達がどれだけ省エネによって二酸化炭素排出量を減らせるかを知り、削減していく事が重要です。
生活していく中で、私達の意識と行動で、今問題になっている環境問題や地球の未来も変わっていくでしょう。


ビニール、ポリと環境問題

2009-09-14 [記事URL]

▼詳細
近年、エコという言葉は世間に定着しつつあります。
温暖化、オゾン層破壊、環境破壊など様々な問題が現在起きております。

私達の周りにも自然の物ではなく加工した材料でつくられた物があふれ、それらが捨てられ時の処理の仕方によっては環境に負荷がかかる事も多々あります。

今回はその中でも、「ビニール」、「ポリ」をとりあげてお話いたします。

ビニールとは「塩化ビニル樹脂(PVC)」の事で、これを略して「ビニール」「塩ビ」など呼ばれています。

かつての合成樹脂の花形であり、その名残で今でも年配の人を中心にプラスチックのことをなんでもビニールと呼ぶ傾向があります。
(例えば、ポリ袋をビニール袋と呼ぶ、など)。
しかし、現在は下記の理由により、限られた一部の用途(水道管や電線被覆等)にのみ使われており、日常生活で目にすることはあまりないのが現状です。

次に、ポリエチレンを素材とした袋が「ポリ袋」です。
皆様が目にしやすい機会としては、食材を冷凍保存する時のフリーザパック等に用いられます。
ポリ袋はリサイクル性に富み様々な用途に用いてもリサイクルする場は紙等に比較し、容易です。

ちなみにコンビニで使用されるビニール袋は石油で出来ています。
ですのでエコバックを持ち歩き、ビニール袋を使用しないようにすれば地球上の石油の使用量も少なくなっていくとういことです。


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