ネズミの特長・習性
2011-09-29 [記事URL]
ネズミの特長・習性
ネズミの特長・習性から、私共は常により効果的な駆除、防除を考えております。
ネズミは本能と習性に基づいて行動します。屋内への侵入や潜む場所も共通した環境という事もよくあります。ネズミの習性を熟知した上で作業を行う事により駆除効果は飛躍的に高まります。
ここではネズミの習性の一部を掲載いたします。ぜひ参考にしてみて下さいませ。
ネズミは通いなれた道しか通らない
ネズミは殆どが夜行性で、日没から数時間後と明け方に特に活動が見られます。
また、ネズミは警戒心がとても強く、壁際や物陰など人目につかない何度も往来している安心の出来るルートしか通らないといわれています。しかし、人間が安全だと認識をすると稀に人前に出てくる事もあります。壁など黒く汚れている箇所は、ネズミの通り道と特定できます。それをラットサインと呼びます。
ネズミは燃費が悪い
ネズミは雑食性で、人間が食べる物はもちろん、ゴキブリや石鹸まで何でも食べます。
食欲も旺盛で、1日に体重の約3分の1から4分の1の食料を摂ります。しかし、ネズミはエネルギー消費が激しく2~3日食料にありつけないと餓死してしまいます。
ネズミの強力な武器
ネズミは大変小さな穴でも侵入ができます。ネズミは、頭さえ穴を通り抜けてしまえば、人の手の親指程の穴でも侵入可能です。
また、ネズミには強靭な前歯が生えており、コンクリートや鉛の配管などもかじり切れます。ですので、たとえ最初は侵入できない程の小さな穴でも、かじり破って侵入してきてしまう恐れがあるのです。
ネズミの意外な弱点
ネズミは常に口をせわしなく何かをかじっています。それはネズミの前歯が常に伸びており、1日に0.5mm.伸びるといわれております。この前歯が伸びすぎてしまうと、前歯が邪魔をし、食料を摂れなくなり死んでしまう事があります。
その為に常に何かをかじり前歯を削っているのです。
ネズミからの訪問者
ネズミは食中毒の原因となるサルモネラ菌など様々な病原菌を媒介する事が知られておりますが、イエダニなどの害虫の媒体でもあり、ネズミそのものの被害と共に、イエダニの刺咬被害も出てしまいます。
イエダニは暖かい環境を好み発生ピークは春や秋といった時期なのですが、屋内の快適な温度により、季節関係なく被害が発生してしまっております。
ネズミのお仕事
ネズミは非常に嗅覚に優れており、犬と同等かそれ以上の嗅覚を持っているといわれております。アフリカではそのネズミの嗅覚に着目し、地雷の除去を現在も行っております。
また、ネズミは大変知能が高く、訓練を行えばそのような高度な任務もこなせるのです。
人間が起こした戦争の爪あとの為、ネズミが活躍しているのです。