ブログ記事一覧

tel:0120-60-1064

日本の食卓で活躍しているカビ

2012-04-13 [記事URL]

▼詳細

カビと聞くと、皆さんご存知の黒カビや青カビを思い浮かべると思います。
まだ時期が早のでは?と感じた人がいると思いますが、今回は、カビはカビでも、ヒトにとって有益な(無害な)カビについて紹介したいと思います。

一番身近なカビと言ったら、麹菌でしょうか?日本酒や味噌・醤油などの発酵食品に欠かせないカビです。
最近は塩麹なんかも、和・洋・中とジャンルを問わない使い勝手の良さと、手軽に家で作れることで流行していますね。

麹菌とは、麹から分離された有用なカビの総称で、基本的に日本の麹から分離されたコウジカビ属のカビを指します。
米、麦、大豆などの穀物や米糠などに繁殖させて「麹」を作ります。

麹菌で代表的なのはアスペルギルス・オリゼー(和名:ニホンコウジカビ)で、日本の食卓に欠かせない、味噌・醤油のほかに、清酒なんかも醸します。
日本で使用される麹の、なんと90%以上にいて、コウジカビ属では大変有名人です。

麹菌は生きるためにデンプンやタンパク質を分解する様々な酵素を生産し、デンプンやタンパク質を分解。そこで生成されたグルコースやアミノ酸を栄養源として増殖します。
醸造では麹菌が生産したこの様々な酵素やグルコース、アミノ酸などの代謝生産物を利用します。

コウジカビ属はオリゼー以外にも200菌種以上存在し、基本的にはどこにでも存在します。
中にはオリゼーの近縁種で、猛烈な発ガン物質アフラトキシンを作り出すアスペルギルス・フラブスなどもいます。

オリゼーにそっくりな姿形をおり、高温多湿な環境を好むため、熱帯や亜熱帯の地域に存在しますが、日本の土壌からももちろん出てきます。
しばしば穀類やナッツ類を汚染し、食中毒を引き起こします。

1960年にイギリスで起きた、七面鳥の謎の病気「ターキーX」はこのカビが原因です。
この事件がきっかけになり、アスペルギルス・フラブスは発見されたそうです。

私達が日頃口にしている味噌汁やお醤油・お酒は、このようにカビの働きで出来ています。
一概にカビだからといって害のある嫌なものとは言えないわけです。カビにも色々いると思うと面白いですね。


大量捕獲

2012-04-12 [記事URL]

閲覧注意!! この焼肉店は、地下にあるのですが別件で上のビルからもネズミ駆除の見積もり依頼があった経緯がありました。どうやら建物全体がネズミの被害に遭っているようです。 夜の0時過ぎの閉店後にお店に挨拶に伺います。以前とはスタッフの方は一新していましたが皆様協力的で、後片付けを手早く済ませて頂いたお陰ですぐに作業に取り掛かる事が出来ました。ご協力感謝いたします。 厨房に足を踏み入れると既に黒い影が足元を何度も横切ります。鳴き声も方々から聞こえてきます。FCCの大のネズミ嫌いのGO君ほどではありませんが、さすがの私も今にも目の前にネズミが出て来そうで気が気ではありません。 案の定、厨房内に粘着マットを敷き終る前に1匹捕獲です。放って置くと他のネズミが警戒して出て来なくなるので処分します。厨房内の設置が終わりフロアーの作業をしていると厨房内から鳴き声がします。 今度は2匹かかっています。これではキリがないので手早く店内の残りの部分を設置しました。粘着マットの設置はスピード勝負です。ネズミが警戒する前に手早く設置して消灯した方が数多く捕獲出来ます。翌日、別のスタッフがマットの回収に行くと11匹の捕獲がありました。(写真) 今回の捕獲でネズミが警戒するので暫く間を空けて、また次回2回目の設置に伺います。

割れ目です。

2012-04-10 [記事URL]

割れ目です。.jpg先日、お伺いした店舗で確認した施工箇所で、左の映像のように厨房の壁面タイルの割れ目を確認したところ、巣になっていました。この店舗は、うどん屋さんで、ちょうどタイルの部分が茹で麺機裏で熱が籠って温かく、割れ目が溝になっている為、ゴキブリにとっては、ここちいい場所になっていました。 このタイルの溝は、ゴキブリのフンだらけになっていて、臭いもついているために、恰好の棲家といえるでしょう!そこで、タイルの隙間に細かく、FCCオリジナルコーキング剤を施工しました。すると、1ヶ月後には、タイルの隙間からゴキブリはいなくなりました。細かな部分のタイルの割れ目ですら、FCCでは見逃しません。2枚目の映像が、アフターの映像になります。 割れ目です。_2.jpgゴキブリは、ちょっとした隙間があれば、棲家として生活をします。表面上には見えなくても、夜遅く電気を点けてみると、什器の上をゴキブリがはっているのは、このタイル隙間など目に見えない場所に隠れているからです。細かい隙間には、殺虫剤が届かなかったり、溝に卵が残ってしまい、一時は減っていきますが時間が経つと、以前の状態に戻ってしまうのは、ここが原因です。FCCでは、巣に直接施工なので、必ず死滅させることが出来ます。 ゴキブリがいなくならなくて、お困りのお客様は、一度ご相談下さい。弊社、営業マンが無料でお見積りにお伺いします!!

細菌性食中毒とは?

2012-04-06 [記事URL]

▼詳細
だんだんと暖かい日が増えてきました。気温が上がるという事は、菌たちにとって温度的に活動しやすい環境になりつつある、という事です。
寒い環境でも活動的な菌も居ますが、基本的には暑過ぎず、寒すぎず、ある程度の湿り気が有る、このような環境は菌が好みます。

人にとって無害な善玉菌もいれば、命に関わる危険な菌も多数存在します。今回は菌が引き起こす食中毒について紹介したいと思います。

日本で起きる食中毒で一番多いのが細菌性食中毒です。病因物質が判明したうちの約80~90%を占めています。

では細菌性食中毒とは何かと言いますと、食中毒原因細菌に汚染された飲食物を喫食することで発生する食中毒です。
簡単に言ってしまえば、人にとって有害な菌が食べ物に付着して、それを食べてしまったがために、体に害が出た、ということです。

細菌性食中毒には「感染型食中毒」「毒素型食中毒」「中間型食中毒」「その他の細菌による食中毒」の4つがあります。

そのなかの「感染型食中毒」はサルモネラや腸炎ビブリオのように飲食物に付着した細菌そのものによって起きる食中毒です。

サルモネラ菌は腸内細菌の一種で、大腸菌と遺伝子的に近縁の菌です。主に人や動物の消化管に生息しており病原性を示すものが多くいます。
ネズミやリスといった木を噛る動物に付いていて、人に感染しますと、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱(38℃~40℃)などを引き起こします。

また鶏の卵などの汚染菌として有名です。酸素がなくても生きることができ、酸素がある場合は発育が促進されます。

感染したネズミの糞1粒に600万個ものサルモネラ菌が発見されたこともあり、ネズミは食の衛生上大変良くありません。
また、ハエやゴキブリもサルモネラ菌を連れてくる場合があるので、感染しないためには徹底的な駆除が必要です。

また卵・納豆・魚肉練り製品・マヨネーズを使ったサラダ・あん類・削り節などは特に汚染を受けやすいので、取り扱っている店舗様がいましたら、調理・保管に注意してください。

サルモネラ菌の特徴として、熱や酸に弱く、乾燥や低温に強いことがあります。冷凍していても活動する事ができるので冷凍食品も注意が必要です。
また充分加熱をすれば死滅させることができるので、熱を通す調理をすれば予防できます。

他には腸炎ビブリオがいますが、まだ流行するシーズンではないので、時期が近くなりましたら、また紹介したいと思います。

汚染・感染を防ぐにはその菌の特徴を良く知ることが大切です。知識をつけて上手に予防しましょう。

これからも皆様のお役に立てる様な情報をご紹介していきますので、よろしくお願いします。


チョウバエの発生

2012-04-05 [記事URL]

だいぶ暖かくなってきました。昼間は日差しが強く、ちょっと暑く感じるときもありましたね。 そろそろゴキブリの発生の心配もありますが、飛来昆虫などの発生も心配です。 以前お伺いした現場では、チョウバエが発生しておりました(ゴキブリは0です)。 kobae.jpg 見ての通り、什器下から出てきたゴミです。 閉店後の清掃で流した水で、什器下に溜まってしまったようです。 掻き出した瞬間、ぶわ~っとチョウバエが飛翔しました。 チョウバエと言うのは、水場に卵を産み付けます。 だから厨房ですと、汚れの溜まった排水溝やグリストラップ、そして水で流された什器下のゴミが主な産卵場所になります。 ujimushi.jpg ゴミと一緒に掻き出された、ウジの写真です。 これが、成長するとチョウバエとなります。 成虫の寿命は最長で2週間ほどですから、幼虫を駆除すれば2週間以内にいなくなります(勿論、進入してくる危険性はあります)。 一般的にお店で独自に出来る対策としましては、まず卵を産み付けられないように排水溝やグリストラップ、ゴミを徹底的に掃除して下さい。 その上で、これらの場所に薄めた次亜塩素酸系の漂白剤(100倍くらい)を流して下さい。 流した場所に生息している幼虫のほとんどは死んでいきます。 その後、成虫が寿命を迎えると生息が止むわけです。 チョウバエは随時進入してきていると考えても間違いではないので、定期的に上記作業を行うことをオススメします。 ただ、我々のような専門業者が入らなければ、駆除しきれない現場もあります。上記の作業でいなくならなければ、是非ご用命下さい。

厨房の食器洗浄機

2012-04-03 [記事URL]

飲食店舗の什器でゴキブリの生息確認が多い機械のひとつに 食器洗浄機があります。 厨房の機器メーカーに言わせると「ゴキブリのいない洗浄機はない」そうです・・・。 私たちはそんな洗浄機もしっかり空け、内蔵モーターまでしっかり施工いたします。 もちろんゴキブリもいなくなります!! 「最近洗浄機が何かくさいな・・・」 「厨房に入ると洗浄機の周りにゴキブリが!・・・・」 そんなときは黄色信号です! お気軽にご連絡を下さい。!! 厨房の食器洗浄機_1.jpg 厨房の食器洗浄機_2.jpg

FCCコーキング剤とはどのようなものですか。

2012-03-31 [記事URL]

FCCコーキング剤とは、FCCグループ会社で製造・販売しているオリジナルの駆除クリームのことです。ゴキブリの好む餌や誘引物質に、脱水症状を起こさせるホウ酸を混入させています(人体やペットには安全です)。 これを食べたゴキブリは、およそ2週間以内、卵からふ化した幼虫を含めると約1ヶ月で駆除されます。 このコーキング剤は、局所的に使用するものですので、薬剤をむやみに散布する方式と違い、安全で環境にやさしい画期的な施工方法です。

ゴキブリの害について教えてください。

2012-03-30 [記事URL]

ゴキブリは細菌やウィルスの配達人と言われています。 その中でも特に現在可能性が大きいのは食中毒原因菌 であるサルモネラ菌の媒介でしょう。 それ以外にも赤痢菌、小児麻痺ウィルス、スタフィロコッカスなどもあり、最近では胃ガンの引き金とされるピロリ菌もゴキブリの糞を媒介して人から人へと感染している可能性があると言われています。

春の野菜と適切な保存方法

2012-03-30 [記事URL]

▼詳細

春になると様々な彩色豊な野菜が旬を迎え、食事に華を添えてくれます。
特に葉物が美味しい季節です。しかし、葉物は痛むのも早いので、保存には注意が必要です。今回は適切な保存方法について、ご紹介します。

春キャベツはやわらかいのでそのまま食べるのがオススメです。しかし切り口から水気が抜けて傷んでいくので新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存がオススメです。また丸ごと保存なら芯をくりぬいてキッチンペーパーなどに水を含ませて詰めるとなお良いでしょう。

料理に春の彩りを感じさせてくれるアスパラガスは横に寝かせて保存すると味が落ちるので、ポリ袋に入れて立てて冷蔵すると良いです。長期保存する場合は、色が変わる程度に固めにゆで、水気をよく切って、食べる分だけ小分けにして冷凍保存しましょう。

たけのこは「採ったその日に食せ。」といわれるくらい、鮮度が重要です。保存する場合は、すぐに茹でて水に浸したまま、密閉容器に入れて冷蔵で保存しましょう。およそ1週間から10日は保存できますが、水は定期的に取り替える必要があります。

新たまねぎは辛味が少なく生でも美味しく食べれますが日持ちがあまりしません。
保存期間は一週間を目安にし、冷暗所でネットに吊るして保存するか新聞紙に包んで冷蔵保存しましょう。

春野菜はビタミンや食物繊維等の栄養を多く含んでいます。しかし保存の仕方次第で栄養が保たれる期間は差が出てきてしまいます。
旬の野菜を美味しく食べる為に、ぜひ参考にしてみてくださいませ。


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME