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腸炎ビブリオ菌

2014-05-30 [記事URL]

天気が変わりやすい日が続いています。 激しい気温差で体調を崩しやすいので体調管理を意識して行いましょう。   今回は腸炎ビブリオ菌について紹介したいと思います。   日本では特に6月から9月の、海水温が20℃を超える時期に多く発生します。 主に海水中に生息する細菌であり、本菌で汚染された魚介類を生食することで、ヒトに感染して腸炎ビブリオ食中毒を発症させます。   魚介類の生食を好む日本人の食習慣のためか、日本では腸炎ビブリオ菌食中毒はサルモネラ菌食中毒と並んでよく発生する食中毒です。   腸炎ビブリオ菌の汚染の出発点は魚介類などの海産物です。 夏になると、近海産のアジやサバ、タコやイカ、赤貝などの内臓やエラなどに腸炎ビブリオ菌は付着しています。   これらを生食用の刺身にするとき、切り身に移って腸炎ビブリオ菌に汚染されます。 また、魚介類に付着した腸炎ビブリオ菌が、冷蔵庫の中やまな板などを通じて他の食品を汚染し、2次汚染で腸炎ビブリオ菌食中毒を起こすこともあります。   東南アジアなどでも腸炎ビブリオ菌食中毒は発生し、旅行者下痢症と呼ばれる輸入感染症の原因菌の一つであります。   腸炎ビブリオ菌食中毒は、喫食後10~24時間後に激しい腹痛と下痢が起こります。 特に腹痛はさしこむような激痛で、猛烈な苦しさを伴います。 また、激しい下痢が何度も続くため、脱水症状を起こすこともあります。 発熱はあまりなく、ほとんどは抗生物質の投与などで2~3日で回復します。ただし、水のような便が正常に戻るまでには2週間くらいかかります。   予防としては食物の汚染を防ぎ、汚染された食物を摂取しないことが最も重要です。 腸炎ビブリオ菌の特徴は、増殖が早い菌であるため、特に夏期には生の魚介類を常温で放置しないことが重要です。   例えば、買い物の時には魚介類は一番最後に買い,寄り道せずに帰りましょう。 「さしみ」や加熱しないで食べる「ゆでがに」は,“生食用”,“さしみ用”,“そのまま召し上がれます”などの表示があるものを買いましょう。   また、低温に弱く真水にも弱い細菌なので、冷蔵保存したり生魚を真水でよく洗浄することや十分に加熱調理することでも腸炎ビブリオ菌食中毒の感染を予防することが出来ます。   買い物から帰ったらすぐ冷蔵庫に入れ、他の食品に触れないようにラップをかけるか密閉容器に保存しましょう。 調理するときは、直前まで冷蔵庫に保管し,手早く行い、解凍は冷蔵庫の中で、急ぐときは電子レンジを使用するか流水中で行いましょう。   魚介類を扱ったあとは石鹸を使って手をよく洗い、できるだけ早く食べる、などが予防のポイントになります。

ダンボール

2014-05-29 [記事URL]

都内のお店に伺った時の事です。厨房の入口の片隅にダンボールが置かれていました。 中には使用前のグラスが入っていました。 グラスを取り出してみると、ダンボール中はゴキブリの大量生息していました。 ダンボールは非常にゴキブリの巣になり易いので、保管は出来るだけ避けて頂きたいです。 ダンボールの中のグラスや食器類は、取り出して裸に近い状態で保管して頂ければ、より安全でゴキブリも巣を作りません。 ダンボールは厚みをもたせている部分が空洞になっており、ゴキブリやゴキブリの卵が入り易いのです。 ダンボールが店内に放置されていると、いくら強力な駆除効果のあるFCCコーキング剤でも効果が半減してしまいます。 卵が付着したダンボールが届いて、その卵がかえってゴキブリが家の中にやってきてしまうパターンもあります。 薬剤を多量に使用するだけが駆除方法ではありません。 ゴキブリの巣になり易い障害物を出来るだけ取り除き、環境衛生面でもお客様(店舗)をご指導させて頂き、その結果、お店は清潔になりゴキブリも居なくなる。 これがFCCが目指す駆除方法、FCC Systemです。

真夏よりも…

2014-05-26 [記事URL]

そろそろ、長袖の出番も終わり夏がやってくるかな?と思える気候になってまいりました。 真夏の暑い時期より、今くらいの気温が害虫たちにとってベストコンディションと言えるかもしれません。 皆様の周りは如何ですか? 暖かくなってくると、厨房内のゴキブリの生息場所も電気機器等の熱源から全体に広がっていきます。 例えば写真の様に食器棚の裏なんかにも・・・ 食器棚を除けて見れば御覧の通り、壁面の溝にまで生息がありました。 これでは表面上の施工だけでは駆除できませんので、こうして除けられる什器は全て除けて作業するのです。

トコジラミの生態・対策

2014-05-23 [記事URL]

トコジラミ(床虱)とは吸血性の寄生昆虫のことで、シラミと命名されていますが、 シラミ目ではなくカメムシ目・トコジラミ科の昆虫になります。   日本では昔から南京虫で知られています。 好発時期は5月~11月となります。   このトコジラミ、幼虫、成虫、オス、メス、すべてが吸血します。 成虫の大きさは約5~8mm。 体は卵形で扁平な形態をしています。   卵から約1週間で成虫になります。 またメスは、1日に5~6個卵を産みます。   トコジラミは吸血すると体が膨隆します。 体色ですが、吸血前はやや赤褐色ですが、吸血後は吸血した血が透けて見えるため 黒っぽくなります。 また、潰すと悪臭がします。   殺虫剤による衛生改善が進み、ほとんど見かけなくなっていましたが、近年になり 都市部を中心にトコジラミが急増してきました。 海外からの持ち込みが原因だと言われています。   欧米などでトコジラミが多く繁殖し、被害が拡大しました。 そのトコジラミが旅行者のカバンなどについて日本に上陸してしまったようです。   トコジラミに刺されると皮膚は赤く腫れ、強烈なかゆみに襲われます。 かゆみは1週間近く続きます。 1週間過ぎても治らない場合は、皮膚科で強めの薬をもらわなければなりません。   トコジラミは家屋内に生息していて、畳の上などに黒い点々があれば、それは トコジラミの糞です。 ダニと違って肉眼で見ることができます。   昼間は畳の継ぎ目やタンスと壁の隙間など、暗くて狭いところに潜んでいて 夜になると出てきて人の血を吸います。   トコジラミは全て駆除しないといけません。 一匹でも残ったらそこから増えていきます。   まず対策としては、とにかくこまめに掃除機をかける事です。 生息場所になるベッドや畳の隙間、布団やじゅうたんなど念入りに掃除機で 吸い取って下さい。   しかし根絶はかなり難しいそうです。 お困りの際は、是非とも駆除のプロである私たちにご相談下さい。

生息と什器

2014-05-22 [記事URL]

飲食店の厨房は一般の家庭の台所とは違い、厨房専用のステンレス什器がメインに使用されています。 基本的にお店の方は什器を腰から上の目線で見る事がほとんどかと思います。 私共は基本的に腰下の目線で什器を見て施工します。 什器は鉄板等を折り曲げ重ねて作られている物がほとんどなので、裏側は複雑に隙間がたくさんあります。 その細かい隙間にゴキブリは潜み、数増やしていき、ついに表にまで出てくるのです。 最近見かけだしたな~って頃には什器の裏側には大量にゴキブリが生息しているのです。 私共は常に什器を裏側から見続けてきましたので、ゴキブリの生息を初期段階から発見して駆除が可能です。 見かけないから安心・・・と、思わずに是非ご検討下さい。

ゴキブリの巣

2014-05-20 [記事URL]

今週の更新施工現場、新規施工現場です。 ご挨拶をし店内を見合わすと、店内・厨房ともにとても綺麗だとまでは言えませんが清掃はしてると思いました。 ところが、少しづつ施工をして行きますと什器下の奥にゴミがあり、処理できずにたたずんでいました。 そのゴミを掻き出し棒で掻き出すとこのような写真が撮れました。ゴキブリの巣です。 壁面もゴキブリだらけです。 私達が薬剤をしっかりと施工させて頂いてもゴミ処理と清掃を怠ると現状の写真の様にゴキブリが発生してしまいます。 そのまま、放置していると、徐々に徐々にゴキブリは、たくましく増えつづけてしまいます。 私も日々、施行に力を注いでいきます。 お客様方も日常の整理整頓と清掃を心掛けて頂ければ幸いです。 今後ともよろしくお願い申し上げます。

ダニアレルギー

2014-05-16 [記事URL]

アレルギーとは、原因となる物質(アレルゲン)が体に入ったとき、 体の防御機能が過敏に反応してしまうことを言います。   アレルギー症状は、アトピー性皮膚炎、ぜん息症の咳、花粉症などの鼻炎、 目のかゆみなどを引き起こします。 小児ぜん息やアトピー性皮膚炎の原因のひとつにダニアレルゲンが挙げられています。   アレルギー症状を持っている人の割合は年々増えてきています。   アレルギーの原因となるダニは「コナヒョウヒダニ」「ヤケヒョウヒダニ」 というヒョウヒダニです。   この2種で家全体のダニの8割以上を占めるほど多く見つかります。 上記2種類のダニを総称して、「チリダニ」と呼びます。   チリダニの消化管にある酵素(タンパク質)がアレルギー原因物質=アレルゲンと なります。 ダニアレルゲンは、ダニのフン及び死骸に多く含まれています。   家庭内で一番ダニが発生する所は毎日使う布団です。 ダニのライフサイクルは非常に早く、また布団内部で死んでいくため、 増え始めると大量のダニアレルゲンが布団内部に蓄積してしまいます。   布団のダニはどんどん蓄積していきます。 えさ=布団の汚れを除去しない限り、ダニの増殖を止めることはできません。   布団はダニが大好きな環境がそろっています。 温度20~30℃、湿度60~75%に保ち、しかもエサとなるフケ・アカがいっぱいです。   チリダニの場合、卵から成虫までの発育期間は2週間~1ヶ月、寿命は2~3ヶ月。 この間に50~100個の卵を産み、10週間で30匹が1万匹に増えるほど繁殖力は すさまじいものです。   ダニが繁殖しやすい気候である上に、毎日使う布団を丸洗いする習慣が定着して いない日本は、ダニにとって好都合な環境なのです。   湿度60%以下、温度50℃以上で死滅します。 特に、50℃、20分間加熱するのが有効とされています。   湿度60%以下では繁殖できないので、その意味でも、天日干し、布団乾燥機は有効です。 ダニの唾液、糞、死骸などの対策としては、ダニを減らすことはもちろん、 1平方メートルあたり20秒、掃除機をかけることも有効となります。

ゴキブリの侵入

2014-05-15 [記事URL]

一般家庭のお客様や団地・マンションなどへ施工に伺う場合 必ずしもゴキブリの原因が部屋の中にあるとは限りません。 室内にお邪魔すると、掃除の行き届いた綺麗なお住まいの方が ほとんどです。 当社にお任せ頂ければ、住まいの中にゴキブリが巣を作ることはありませんが 外から侵入することがしばしばあります。 例えば、近所のマンホールの蓋を開けると大発生していたり、 ガーデニングの植木鉢・枕木の下にゴキがいっぱいだったり、 隣のお家で家庭菜園をしていて肥料置き場にいたり、 引っ越しの際、荷物に紛れてゴキブリが侵入、などなど。 1匹いたら30匹いるっ!なんて言う人もいますが、 必ずしもそうではありません。 心配しないで下さい。 まずはご相談を。

ネズミの生息

2014-05-11 [記事URL]

外気温が上がり昼夜問わず鼠を見かける様になりました。
特に深夜の飲食店のゴミ置き場は物陰に信じられないくらいの鼠が潜んでいます。
何匹かは建物内に入りこみ被害が出たりします。
鼠の被害でお困りの方。
まず、外のゴミ置場が荒らされていないかご確認下さい。
ゴミ袋を容器に入れずに出している方、容器の蓋がなかったり、
止め金がないのも要注意です。
まずは餌のない環境。
ゴミだけでなくゴミ箱や
ゴミ置場の清掃も毎日欠かさずやることをお勧めします。
寄せ付けない環境つくりが大切です。
小さな事からコツコツと
それでもお困りの場合は
ご連絡お待ちしております!


コバエとは

2014-05-09 [記事URL]

ハエの中で体長が2mmや3mmなど微小なハエ類をコバエと呼んでいます。 コバエという種類は存在せず、ショウジョウバエやノミバエなどの 小さなハエの仲間を総称して‘コバエ’と呼んでいます。   ショウジョウバエは体長約2mm、世界中に分布します。 雌成虫は羽化後3~4日目で産卵をはじめ、発酵した腐植物質や生ゴミなどに 産み付けます。   卵から成虫まで約10日間で、一般家庭でも生ゴミを放置しておくと、 すぐにどこからか集まってきて産卵し、あっという間に発生することがあります。   成虫は室内の明かりに誘引される特徴があります。   ノミバエは体長2~3mm程度で、腐敗物や食品に誘引されて隙間から室内に 侵入してくることが多いコバエです。 素早く飛んだり走ったりします。   幼虫は主に腐敗した動植物質から発生し、ショウジョウバエと同様、 室内で発生しやすいです。   いずれも体が非常に小さい為、僅かな隙間からも侵入する事が出来ます。   侵入防止の対策としては、窓やドアはできるだけ開放せず、窓には網戸 (なるべくメッシュの細かいもの)を取り付けましょう。   建物の出入口付近や前室、廊下などに飛来昆虫用の捕獲器を設置することで、 侵入の防止対策になります。   コバエは食品のニオイや、建物の灯り、熱などに引き寄せられて飛んできます。 ゴミの処分方法、食材の備蓄方法などのチェックが必要で、 ゴミは保管方法にも気を配りましょう。   コバエ類は澱んだ水や汚泥など不潔な場所で繁殖し、発生します。 清掃はコバエ対策の大きな要因と言って良いでしょう。

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