春とカビ
2014-03-14 [記事URL]
皆様、こんにちは! カビ、というと、まだ少し先の話、梅雨の時期だと思っていませんか? 実は、カビの季節は春から始まっているのです! まず、カビが生える4つの条件を見てみましょう。 1. 酸素 2. 温度(20度~30度くらいが一番カビが生えます) 3. 湿度(湿度80%以上がカビにとっては最適) 4. 栄養(汚れやホコリを栄養にカビは繁殖します) 酸素はもちろん、温度は春、条件を満たしています。では、湿度は?と思いますが、冬の間にも、窓の結露や汗を吸い取った布団をしまう押し入れなど、湿度を上げる要素は季節を問わずにあふれています。 そこへ、春の暖かさが加わると、カビが繁殖してしまいます。そして、梅雨になったときに一気にカビが増殖するのです。 カビを防ぐには、まず、やはり換気です。 窓を開けても寒くないこの季節、お掃除の時はもちろん、一日に数回、窓を開けて換気をしましょう。 さあ、窓を開けて、お掃除!そこで注意したいことがあります。 カビを掃除機で吸わないことです。 掃除機で吸い取ったカビが、排気口から勢いよく出てきて、お部屋にカビをばらまいてしまいます。 また、乾いた雑巾でカビを拭いてはいけません。 細かくなったカビは目に見えず分散し、部屋中に飛び散ります。そして、そこから新たなカビが発芽するだけです。つまり、カビが繁殖しやすくなったということになります。 だからと言って、水ぶきも逆効果なのです。。 カラ拭きがダメならと、水拭きをすると、カビに湿気を与えることになりカビの繁殖がより進みます。 一番いいのは、アルコールでの消毒です。 水ではなく消毒用アルコールを使って、ゴシゴシとこすり、消毒をしましょう。 風を通し、お掃除をしっかりして、キレイスッキリ、明るく楽しい春を迎えましょう!!