五月病について① ~症状と原因~

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五月病について① ~症状と原因~

皆様、こんにちは!

五月を迎え、いかがお過ごしでしょうか。   この時期は“五月病”という言葉をよく聞きますね。 はたしてこれはどのような病気なのでしょうか。 二週にわたり「五月病の症状と原因」、そして「五月病への対処と予防法」をお話しします。 今週は五月病の症状と原因についてお話しします。   ●五月病とは● 新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど環境の変化があり、やる気があるもののその新しい環境に適応できないでいると、人によってはうつ病に似た症状がしばしば5ゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いため、この名称があります。 ただし、“五月病”は病院などで使われる正式な病名ではなく、医学的にはきちんとした定義はありません。   ●症状と対策● 五月病の代表的な症状は以下のようになります。 ・なんとなく気分が落ち込む ・疲れやすい ・仕事や勉強、家事などに集中できない ・眠れない 今の時期、このような倦怠感や虚脱感が当てはまった人は、五月病の可能性があります。   また、より深刻になると、精神的な症状だけでなく、下記の肉体的な症状が出ることもあります。 ・食欲不振 ・胃の痛み ・めまい ・動悸 どうしてこのような症状が出るのかというと、“ストレス”があるためです。   4月に仕事や学校、転居などで環境が変わった人は、気がつかないうちに、精神的に緊張し肉体的に疲労が溜まっているものです。 これがゴールデンウィークの休暇で途切れることで、無理していた分のツケが回ってきて、5月中旬くらいから上記のような精神的な症状が出現します。 このようなストレスは、自律神経の異常を引き起こすため、深刻になると、やがて食欲不振や胃の痛み、めまいや動悸などの肉体的な症状までが出現します。   五月病は大抵の場合、一過性の心身の不調なので、だいたい1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、症状がよくなるとされています。   しかし、五月病は医学的には適応障害という病気に分類されるとする意見が主流です。この病気は、外的・内的要因によるストレスが、自分の処理能力のキャパシティーを超えしてしまったときに起きる心(と身体)の一時的な故障状態であり、場合によっては就業・就学そのものが不可能になる場合があります。   もし五月病を風邪のようにこじらせてしまった場合、気がついた時には深刻な状態になっている、ということもあり得ます。 来週の記事では、五月病になりやすいタイプを挙げ、次にその対処法・予防方法をご紹介します。

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