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洗濯回数と省エネ

2009-06-26 [記事URL]

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洗濯機を1回使う毎にどれだけの水が使用されるかご存知でしょうか?
実は洗濯機を1回につき、約150リットル。
洗濯物の量は関係なく、洗濯する毎に大量の水が使用され、生活排水になっている事になります。

また、容量4割の洗濯物をこまめに洗濯するのと、8割の洗濯物をまとめ洗いするのでは、年間約1万6700リットルも水の使用量が変わってきます。
勿論、洗濯機を使用する際には電力も消費するので、洗濯回数を減らすととても大きな省エネ効果があります。更に、お風呂の残り湯を使用する事により、より大きな省エネ効果を期待する事が出来ます。

それに伴い、洗剤の使用量も適量を守る事が大切です。
多くの洗剤を使用したからと言って洗浄力が増す訳ではない上に、すすぎの際に用いられる水の量も余計に増えてしまいます。

最適な洗濯量と回数、そして洗剤量を守る事が環境にも経済にも優しい事になります。
皆さんもご家庭の洗濯について、見直してみては如何でしょうか。


ゲリラ豪雨

2009-06-19 [記事URL]

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ここ最近、良くニュースなどで耳にする『ゲリラ豪雨』。
局地的に、尚且つ突発的に発生する為、予測がしにくい事からそう呼ばれています。

ゲリラ豪雨は積乱雲(入道雲)によって発生するとされており、その積乱雲が近年発生しやすくなっている原因の1つがヒートアイランド現象と言われています。
このヒートアイランド現象は地球温暖化の副作用で、ある地域の気温が他の地域に比べ高くなる宇現象の事を指し、特に都心部に多く見られます。
都心部には多くのビルや自動車などの交通量が多く、エアコンの室外機による多くの排熱が原因で大気中の水蒸気量が多くなりやすい傾向にあります。
大気中の水蒸気量が多くなると大気が不安定になり積乱雲が急速に発生・発達し、集中豪雨が起こるので、ゲリラ豪雨は今問題とされている地球温暖化が引き起こしている影響の1つと考えて良いでしょう。

対策としては、黒い積乱雲を見た時は携帯電話の天気関係のニュースを見る様にするなど、普段の防災に対する意識を高める事が重要です。


食品廃棄物

2009-06-12 [記事URL]

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食品廃棄物は食品を製造する際に出る『製造段階』と、スーパーなどで販売される『流通段階』、家庭やレストランで私達が口にする『消費段階』から排出される物になります。
この食品廃棄物は年間約2100万t排出されており、この量は3000万人分の1年間の食料に相当するそうです。

2001年から食品リサイクル法が施工され、食品廃棄物排出の抑制やリサイクルが義務付けられ、堆肥化や飼料化、油脂の抽出など再利用が進められていますが、再利用されている食品廃棄物は飲食店や食品流通業などで排出されている物のみです。
これは、家庭から排出される食品廃棄物が、飲食店や食品流通業から排出される食品廃棄物とは違い、組成が複雑化しているのが原因です。

家庭から排出されている食品廃棄率や量を世帯別に見てみると、単身世帯が最も多く、購入した食品の6%が生ゴミになっているそうです。
家庭からの食品廃棄物は調理くずも勿論含まれていますが、消費期限や賞味期限が過ぎてしまった物や、作りすぎによる食べ残しが大部分を占めています。

食料のほとんどを海外からの輸入に頼っている今、食品を極力無駄にしないように食生活を見直す事が大切なのではないでしょうか。


水資源と節水

2009-06-05 [記事URL]

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日本人は1日生活する中、生活用水として平均約240リットルもの水を使用しています。
更に公共施設での生活用水をプラスすると約350リットルにもなるそうです。

この生活用水の内訳ですが、トイレ28%、風呂24%、炊事23%、
洗濯17%、その他(洗顔)が8%になります。
日本は昔から水資源に恵まれていますが、世界では水不足が発生し、
環境問題や食糧不足など様々な悪影響が起こっており、日本も温暖化の影響で、
いつ水不足が起こるか分からないのが原状です。

なので、日頃から節水を心掛ける事が重要になってきます。

例えば、シャワーを3分間流したままにすると約36リットル。
歯磨きをする際に30秒流したままにすると約6リットル。
食器洗いで5分間流したままにすると約60リットル。
1回トイレで流す度に約12~20リットルもの水が生活用水として使用されてしまうので、
こまめに蛇口を止めたり、お風呂の残り湯を洗濯をする際に使用するなど、
小さな事の積み重ねで貴重な水資源を守っていきましょう。


ゴミ袋と省資源

2009-05-29 [記事URL]

▼詳細
スーパーやコンビニなどで利用されるレジ袋は
1970年代から普及し始め、今ではどこでも見る物になっています。
レジ袋は日本全体で年間約300億枚、1人当たり約250枚消費され、
使用された後はそのほとんどがゴミとして捨てられています。

このレジ袋は1枚あたり、約18mlの石油(ナフサ)から製造されています。
なのでレジ袋の無駄使いは限りある石油資源の無駄使いにも繋がり、
地球から石油資源が枯渇するまでの年数が早まってしまうのです。

日本では2006年から容器包装リサイクル法が改正され、
レジ袋の削減が義務付けされた結果、
有料化やレジ袋の軽量化に取り組む会社や店舗が増えてきています。

コンビニではレジ袋不要を促すポスターなども良く目にするようになってきました。

また、トートバッグでの買い物を推進するマイバック運動なども行われています。
この『マイバッグ』ですが、新たにマイバッグを購入しようとすると、
レジ袋と同じく貴重な資源が使用され製造されているので、
レジ袋を使用するのと余り違いがありません。

出来るだけ家庭にある袋を使えなくなるギリギリまで
繰り返し使用していくのが、マイバッグの理想的な形と言えるのではないでしょうか。


循環型社会のキーワード『3R』

2009-05-22 [記事URL]

▼詳細
最近良く耳にする『3R(スリーアール)』。

3Rとは、環境と経済を両立する循環型社会を成り立たせる為に必要なキーワードです。
Reduce(減量)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)を意味する英単語の頭文字を取って付けられたこの3Rには、実は優先順位が決まっています。

まず、ゴミ自体の量を減らす為に、使い捨ての物の使用を減らす…Reduce(リデュース)
次に使い捨てではなく、ビン容器など再利用出来る物は再利用する…Reuse(リユース)
そしてゴミになってしまっても資源として回収し、再資源化する…Recycle(リサイクル)
という流れが、循環型社会を成立させるのに最も適した形とされています。

最後のリサイクルにもいくつか種類があり、
原材料に戻し新しい製品に作り変える『マテリアルリサイクル』
熱や圧力で化学原料に戻し利用する『ケミカルリサイクル』
焼却し、発生する熱をエネルギーとして用いる『サーマリサイクル』
などが主なリサイクルの種類になります。

しかし、このリサイクルを行う際にかかるエネルギーや、
過程で排出される二酸化炭素が環境問題になっています。

特に、ペットボトルが代表的な例であげられており、年間に大量のペットボトルが使用され、
その後回収されていますが、その全てを有効活用出来ていない上に、
上記で挙げた環境に対する影響が大きな問題になっています。

ですので「資源ゴミとして回収されれば大丈夫」と考えるのではなく、生産量を減らす為になるべく使い捨ての物を使わない、無駄にしないという意識と行動が重要になってくるのです。

また余談ですが、この3RにRefuse(拒否)やRepair(修理)プラスして、
4Rや5Rと呼ばれる事もあるそうです。
(Refuse【拒否】…ゴミになるものを拒否する、Repair【修理】…壊れても捨てずに直して使う)


使い捨てビニール傘

2009-05-15 [記事URL]

▼詳細
最近は夏日が多く、新緑が映えるような気持ちの良いお天気が続いていますね。
しかしもうすぐ、ジメジメした雨の梅雨が待っています。
今回はそんな梅雨では必需品の“傘”についてのお話をさせていただきます。

今では傘と一言で言っても色々な種類やデザインのものがありますが、
環境問題に密接に関わっているのが“ビニール傘”です。

出先で雨が降った際に傘を持っていなかった時につい買ってしまうビニール傘。
どこでも手に入りやすく安価な為、日本では使い捨てされているのが現状です。
そして、毎年多くのビニール傘が大量のゴミとなり、環境問題にまでなっているのです。
具体的な本数にすると、毎年1億2000万本近くになります。

このようにビニール傘が使い捨てられ、ゴミになる理由の一つを挙げるとするなら
素材の構成上直ぐに折れ、錆びやすい為、長く使用出来ないから、ではないでしょうか。
このビニール傘の使い捨て、という概念は実は日本独特の文化らしく、
欧米では傘は一般的に高価なもので、ちょっとした雨では傘は使わないそうです。

流石に雨が降っていても絶対傘を使用しない、というのは難しいですが、
あまり荷物にならない折り畳み傘などをカバンに入れたり、
天気予報を見てお気に入りの傘を前もって用意しておけば、余計な出費も無いですし、
何より壊れにくく、長持ちするのでゴミになりにくいと言う大きなメリットがあります。

皆様も今年からビニール傘ではなく自分のお気に入りの傘を片手に
お出掛けしてみるのはいかがでしょうか?


グリーン金融

2009-05-11 [記事URL]

▼詳細
地球温暖化を始めとした環境問題解決の為に、金融機能を使用し、役立てていく取り組みを指して『グリーン金融(環境金融)』と言います。

グリーン金融は、銀行等の金融機関による環境に配慮したグリーン金融商品の開発や、環境を配慮した経営に対して金利を優遇する等、様々な形で環境改善の支援をしています。

グリーン金融は欧米でのSRI(社会的責任投資)の普及により拡大した背景を持ちます。収益のみの観点ではなく、環境等の様々な社会問題に熱心に取り組む企業に対して投資をする事です。

日本でも1999年に、初めてのエコファンドが出来て以来、金融機関がグリーン金融への取り組みを開始しました。しかし、環境問題の取り組みが進んだ欧米諸国に比べるとSRI市場の規模は小さいです。

この情況を改善する為に、政府や地方自治体がグリーン金融の拡大の支援に力を注いでいます。

日本は、環境技術はトップレベルにもかかわらず、欧米諸国に比べ環境に対する意識が低い気がします。今こそ、行政から国民一人一人に至るまでの、環境に対する意識改善が必要なのかもしれません。


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