この時期は寝冷えにご注意
2012-09-14 [記事URL]
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暑い夏が終わり、段々涼しい風が吹き始め、過ごしやすい季節になってきました。
しかし、この時期は夏の間と同じ様に薄着で寝てしまう事が多く、それが原因で『寝冷え』を起こしてしまう可能性が高い為、寝冷え対策を行いましょう。
まず、何故この時期は寝冷えを起こしやすいのかを説明したいと思います。
人の体温は普段、自律神経によってほぼ一定に保たれていると思われていますが、実際は活動している昼間が最も高く、睡眠中である夜間が最も低くなるそうです。
更に、睡眠中は真夏の様に暑くなくても疲労回復の為に汗を多くかきます。
この時期は、明け方急に気温が低くなる傾向が多い為、睡眠中にかいた汗が冷えてしまい、寝冷えに繋がってしまうのです。
この寝冷えの影響によって、体がだるい、重い、頭痛や鼻血、鼻水、喉の痛みなどを始めとした風邪と同じ症状だけでなく、いびきが大きくなり、夜間や明け方に足がつりやすくなります。
そこで、この寝冷え対策についていくつかご紹介したいと思います。
①就寝1時間前には入浴を済ませる
入浴中、入浴後は汗をかいており、その後直ぐに寝ると言う事は汗をかいたまま寝てしまう事になってしまいます。
上記で挙げた様に、寝冷えはかいてしまった汗が冷えてしまう事により起きてしまうので、入浴後すぐに寝てしまうと2重の意味で冷えてしまうので、なるべく避けましょう。
②朝風呂に入る
寝冷えによる症状は、熱めのお湯に入る事で解消出来ます。長湯をする必要は全く無いので、少しだけ早く起きて入ってみるとその効果に驚くと思います。また、朝風呂に抵抗があったり、湯船に浸かる余裕が無いという方は、足湯がオススメです。
やり方としては、服を着たまま、くるぶしまで足をお湯に入れます。
お湯の温度は普段の入浴温度よりも2度程高くし、お湯から足を出したら少し足が赤くなるくらいでないと、効果がありませんので温度には注意して下さい。
温度は時々、差し湯をしながら保つと良いでしょう。
約7分、両足を温めて最後に水分補給をすると寝冷え症状の解消が出来ます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、寝冷え等に気をつけて過ごして下さい。