冬での車中泊の危険!

tel:0120-60-1064

冬での車中泊の危険!

皆様、こんにちは!街中ではイルミネーションが沢山輝いており、冬の風物詩だなぁ!と 思いますね。皆様いかがお過ごしですか?さて今回は、冬場で良く起こる「車中泊」での 危険についてお話させて頂きたいと思います。車中泊とは、自動車又は鉄道列車(寝台列 車の事を言う)の車内で宿泊する事を言います。   車中泊は、固定の生活拠点のある人が旅行・出張等において車の中で泊まる事です。車上 生活は主に経済的な理由等で生活拠点が無い状態で、車が事実上の自宅になっている場合 があり、米国にはトレーラーハウスで生活を続ける人達が居ますが、日本ではそういう人 の存在はあまり問題になった事が無いみたいですね。   真冬の早朝ともなると外気温はマイナスにまで達する事もあり、冷蔵庫の中の方が暖かい なんて事も珍しくはないですよね。そんな真冬には出来れば車中泊は避けたい所ですが、 そういう訳にもいかないので、やはり寒さ対策には万全を期する必要があります。   しかし、「寒すぎる、暖房がないと無理!」という理由でエンジンをかけたまま眠る事は、 重大事故に繋がる多くの危険を含んでいる為、絶対にやってはいけないのです。   これは、アイドリング状態で眠ってしまうと、もし降雪等によって車のマフラーが塞がれ てしまった場合、車中に排気ガスが溜まり一酸化炭素中毒死する(いわゆる練炭自殺と同じ 死因)危険性があるからです。この事は以前、スキーブームでRV車等が流行った時期に、 多くの死者を出していたので知っている方も多いと思います。   また、降雪時で無くても地形的に排気ガスが溜まりやすかったりする場合もあり、排気ガ ス中に含まれる一酸化炭素は目に見えない為判別が出来ないので、車中泊の際には万が一 の事を考え、車のキーは抜いた方が良いですね。更に焼死という事故もあります。   特に仮眠時に起こりやすいケースですが、シートで寝ている際に寝ぼけてアクセルを踏み 込んでしまい、エンジンのフル回転状態が続いた為、車が炎上し、しかしそのまま起きる 事が出来ずに逃げ遅れるといったケースがあります。   JAFの実験によると、アイドリング回転数が高い状態で放置した場合、1時間以内に出火し たというデータがあり、比較的短時間の間に事故になるので、酷寒の地でもエンジンだけ は必ず止めて寝る様にしましょう。車中泊のポイントは下準備をしましょう。   まず、SA等でお風呂がある場合はゆっくり湯船につかって疲れを癒し、体の芯から温めて おくとリラックス出来、安眠にも繋がるのでおすすめです。更に断熱をしましょう。窓は 真冬の車において最も冷気の入り込みやすい場所で、窓ガラスにカーテンや目張りで断熱 するだけで車内温度はずいぶんと変わります。これは車中泊の必須アイテムと言えます。   更にマットと寝袋を用意しましょう。床は睡眠時に体が直接触れるだけあって冷気が伝わ りやすい箇所です。その為、敷き布団となるマットや掛け布団となるシュラフ(寝袋)は、 冬の車中泊におけるこだわりポイントとなります。自分の車に合った厚さ・長さ・収納性 の物が良いですが、エア式よりウレタン式の方が腰への負担が少ない物が良い様です。   寝袋については、車内温度と同じくらいの適正温度の商品を買う様にしましょう。「暖かけ ればそれに越したことは無いだろう」という事で過度な物を選んでしまうと、逆に暑過ぎ て大変な目に遭う為、ブランケットや衣服で調整する様にしましょう。車内スペースに余 裕が有る場合は、自宅で使っている敷き布団と羽毛布団を持ち込んでも大丈夫です。     それ以外にあると便利なグッズは、耳栓・おふろセット・サンダル・(ウェット)ティッシ ュ・セロテープ・結露取りワイパー・ハンガー・電池式照明・傘・インバーター・携帯バ ッテリー等です。冬場の車内泊は危険が大きいので、安全に過ごす為にはあらゆる対策を 行う事がとても大切ですよね。


コメントを残す

*

PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME