世界食糧デー

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世界食糧デー

2020-10-16

皆様、こんにちは!
秋も深まり、サツマイモや栗、カボチャ…などの旬の食べ物がおいしい時期ですね。

そんな食欲の秋ではありますが、本日10月16日は「世界食糧デー」という事を
ご存知でしょうか?

■世界食糧デーとは

「世界食糧デー」とは国際連合が毎年10月16日と定めた、世界の食料問題を考える
国際デーです。

1945年10月16日に国際連合食糧農業機関(FAO)が設立されたことが由来となって
おり、1981年に世界共通の国際デーとして制定されました。

以来、毎年150カ国以上で、貧困や飢餓の背景にある問題への意識向上が図られています。

この日は、国連世界食糧計画や国際農業開発基金をはじめ、食料安全保障に携わる
多くの組織によって広く祝賀が行われます。

■テーマ

世界食糧デーでは毎年違うテーマがあります。

2000年のテーマは「飢えから解放される千年」。

2018年のテーマは
「2030年までに飢餓のない世界は達成できる:私たちのアクションが未来をつくる」。

そして去年2019年のテーマは
「健康的な食料 - #飢餓ゼロ:私たちのアクションが未来をつくる」
でした。

■各国のイベント

・アメリカ
1982年に最初の世界食料デーがあって以来、アメリカでは世界食料デーが伝統と
なっています。

アメリカにおけるこの努力は、官民合わせておよそ450のボランティア組織による
支援で成り立っているそうです。

・ヨーロッパ

イタリアでは、省庁、大学、研究機関、国際機関、NGOが様々な展示会やシンポジウムを
開催しています。

ハンガリーは、この世界食糧デー制定に重要な役割を果たした国です。

ハンガリー代表団が、自国の元農業食料大臣だったパル・ロマニー博士を率いて1979年
11月の20回FAO総会で積極的な役割を果たし、世界規模で世界食糧デーを祝う考えを
提唱しました。

・アフリカ

中央アフリカ共和国では、世界食料デーに合わせて大統領が橋の開通を行い、
農業生産地域をよりアクセスしやすくしました。

■日本での取り組み

日本では、毎年10月16日が「世界食糧デー」であることが告知されることが少なく、
150カ国以上で祝賀イベントが行われているにもかかわらず、この国際デーへの関心が薄い状況である言えます。

近年日本では食品ロスが大きな問題となっています。
これを機に皆さんで飢餓や食糧問題について考えてみませんか?

ちなみに今年2020年のテーマは
「育て、養い、持続させる。共に。―未来をつくる私たちのアクション。」
です!

是非今年以降の世界食糧デーのイベントに関心をもたれてみてください。



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