ゴキブリの寿命
ほんの少し涼しくなりました。
しかし、今年の夏は異常な暑さでしたのでいつ暑さがぶりかえすか分かりません。
水分補給や空調管理などを心掛けて、体調を崩さないように過ごしていきましょう。
今週は、夏場に勢いを増す“ゴキブリの寿命”についてふれたいと思います。
暑い時期はゴキブリの繁殖活動が活発になりますが、秋冬でもゴキブリは生息を続けていて、一年中油断のできない生き物です。
しかし寒さが苦手なゴキブリは、本来冬を越すことが出来ませんでした。
快適な住環境の整備のおかげで、一年中繁殖できるようになりました。
人間にとって快適な環境は、ゴキブリにとっても快適な環境なのです。
また、世界中には4000種類ほどのゴキブリがいるといわれています。
日本にいるのは約50種類ほどですが、一般家庭、飲食店などで目にすることが多いのは、「チャバネゴキブリ」と「クロゴキブリ」です。
■チャバネゴキブリの寿命
ゴキブリは卵鞘(らんしょう)というカプセルの形で卵を産みます。
チャバネゴキブリの卵鞘には、40個ほどの卵が入っています。
卵が孵化するまで約20日間かかり、幼虫は1~2ヶ月で成虫になります。
成虫の寿命は、オス約3ヶ月・メス約5ヶ月です。
■クロゴキブリの寿命
クロゴキブリの卵鞘には、20~30個ほどの卵が入っています。
クロゴキブリの卵が孵化するまで約40日間かかり、幼虫は2~3ヶ月で成虫になります。
成虫の寿命は、オス約8ヶ月・メス約18ヶ月です。
■ゴキブリの寿命は短いのに、なぜいなくならない?
生命力が強く長い歴史を持つゴキブリですが、意外に寿命が短いですよね。
実は彼らの生命力は、寿命の長さではなく、「繁殖力の強さ」にあるのです。
チャバネゴキブリは半年ほどの寿命の間に、4~5個の卵鞘を産みます。
1匹のメスが、半年の間に200匹ほどの子どもをもうける計算となります。
クロゴキブリは1年半ほどの間に15~20個の卵鞘を産みます。
1匹のメスが、1年半の間に600匹ほどの子どもをもうける計算となります。
また、クロゴキブリは卵が孵化する1ヶ月ほど前に卵を産み付けて、そのままその場所を離れます。
一方でチャバネゴキブリのメスは、おしりの部分に卵鞘を付けたまま生活を行います。
身の危険が迫った時には、卵鞘を守るため自分から卵を切り離します。
―いかがでしたでしょうか。
上でふれたように、ゴキブリは冬の間も死滅することなく生き延びるようになりました。
ゴキブリが媒介する病原菌など衛生面の懸念は、季節関係なく今後も続いていきます。
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