ゴキブリのタマゴの話

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ゴキブリのタマゴの話

夏の大ピークから考えるとゴキブリの発生が落ち着いてきてはいるものの、まだまだ彼ら(ゴキブリ)は元気に動き回っています。

皆さまに質問です。
ゴキブリのタマゴを見たことがありますでしょうか?

今週は、ゴキブリのタマゴについてご紹介致します!

■ゴキブリのタマゴはどんなモノ?

ゴキブリのタマゴは少し変わっています。
カプセル中にタマゴをたくさん詰めていて、ゴキブリの出産は1つのカプセルを産み落とすようなイメージです。

そのカプセルのことを「卵鞘(らんしょう)」といいます。

10mmほどあり、平べったい長方形のカプセルです。
色は赤茶色~こげ茶色で、そのカプセルをメスゴキブリはおしりにくっつけて過ごします。

そしてある日、カプセルを産み落とすのです。

そのカプセルの中に、ギッシリと(クロゴキブリだと24~50個ほど)タマゴが詰まっています。
余談ですが、タマゴの数は偶数のようです。

■ゴキブリはどこにタマゴを産むの?

カプセル(卵鞘)をお尻につけたゴキブリは、薄暗く、適度な温度&湿度のところで産み落とします。
戸棚の隅や、引き出しの奥なんかは産みやすいスポットです。

そしてなんと、カプセルを産み落とす時、紙切れやゴミなどを唾液で混ぜてカプセルにつけることでカモフラージュをするらしいです。
頭が良くて、おそろしいですね・・・。

―ゴキブリのタマゴについて少しご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

もし、たまたま見かけたゴキブリが2匹向かい合って触角を合わせていたら要注意です。
それは、オスとメスでタマゴを産む準備をしている様子です。

ゴキブリは奥深いですね・・・。
日々勉強です。



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