お気に入りの衣服を虫食いから守るには
2022-10-26
皆さん虫食い対策は万全ですか?
衣替えで冬服を取り出すと穴が開いていた!
お気に入りの服が虫食いの被害に遭っていた…なんて事が起きたらショックですよね。
■虫食いの犯人
主に、カツオブシムシ・イガ・コイガなどの幼虫と考えられています。
これらの虫は成虫であれば肉眼で見えますが、卵や幼虫はとても小さいため、
確認して取り除くことは困難です。
■虫食い・穴ができやすい衣服の素材
虫食いされやすい衣服の素材はウールやシルク、カシミヤといった動物繊維です。
動物繊維には害虫の栄養分となるタンパク質が含まれています。
特に、冬のヴィンテージアイテムやコート類などは
害虫が好む繊維が使用されているため、虫食いのリスクが高くなっています。
ちなみに、石油由来の化学繊維は虫食いが起こりにくいとされています。
石油が原料となっているため虫が栄養として消化できず
食べようとしないため虫の食害に遭うことはありません。
■衣服を虫食いから守るには
●服の汚れはしっかり落とす
クローゼットや収納ケースにしまう前に、必ず洗濯をしましょう!
虫のエサとなる汚れはしっかり落とすことが大切です。
頻繁に洗わない服はクローゼットにしまわないようにして、シーズンの終わりには
必ずクリーニングに出してからしまうようにしましょう。
●クローゼットの掃除
定期的にクローゼットを開けて換気をすることで、害虫が活動しやすい環境を防ぎます。
ホコリに害虫の卵や幼虫が潜む可能性もあるため、掃除機をかけておきましょう!
●洗濯物はしっかりはたく
害虫を家に入れてしまう要因の一つに、付着した洗濯物を
そのまま取り込んでしまうことが挙げられます。
洗濯物はよくはたいてから取り込むようにする、浴室乾燥など室内干しを活用することで害虫を家に入れてしまう可能性は低くなります。
●ビニールのカバーは外す
通気性を良くするため、クリーニングに出して帰ってきた衣服は
ビニールのカバーを外してクローゼットに入れます。
ビニールは空気を通さないため、他の衣服から衣服へ害虫が移動してくることも
考えられるだけではなく、湿気を溜め込んでカビを招いてしまいます。
●衣服を詰め込みすぎない
持っている服が多いため、クローゼットがぎゅうぎゅうになっているという
ご家庭も多いのではないでしょうか?
衣服が詰め込まれたクローゼットは空気が籠りやすい状況となっています。
クローゼットに一部の服を移すほか、思い切って断捨離を行い
隙間を作るようにしましょう!
いかがでしたでしょうか?
衣服の虫食いは、防ぐことができる被害です。
予防できる部分は予防し、大切な洋服は大事にしておきましょう。
【今週のおすすめ商品】
光に誘われる虫の習性を利用してしっかり捕獲します!
ワンタッチで簡単に設置出来る上に、店内の美観を損ねないインテリアタイプの
補虫器ですので、お客様の目に触れる客席や店内などでもご利用頂けます。
専用の補虫紙で捕獲しますので、電撃捕獲タイプのようにバチバチという音がしたり
虫の死骸が飛び散ることはありませんので、安心してお使い頂けます。
ぜひお試しください!