ネズミによるアレルギー
2020-01-03 [記事URL]
2020年、とうとう東京オリンピックの年となりました!
前回の東京オリンピックは1964年10月10日に行われ、56年ぶりに東京で開催されます。
最近、都会ではネズミが増え続けているのを知っていますか?
東京でオリンピックが開催されるにあたり来日する外国人観光客が増え、飲食店の利用も増えると思いますが、もし、お店にネズミがでたとなれば日本の飲食店のイメージが悪くなってしまうかもしれません。
ネズミの被害は、食べ物が荒らされたり建物が破損させられるだけではありません。
ネズミの体に住みついているダニや病原菌が持ち込まれることで人間だけでなく、ペットにも
アレルギーなどの健康被害を及ぼす恐れがあります。
■ネズミの尿によるアレルギー
不衛生な場所を移動するネズミは全身に病原菌をまとっていると言っても過言ではありません。
ネズミは尿を垂れ流しながら歩くという習性を持っているため、ネズミが建物にいるということは、病原菌をまき散らしながら移動しているということになります。
ネズミが出す尿や糞によって、くしゃみや鼻水などがでるようなアレルギー性鼻炎になったり、酷い場合には気管支喘息になるケースもあります。
■寄生するダニによるアレルギー
ネズミに寄生するダニによってもアレルギー症状がでるケースがあります。
室内で人を吸血するダニは「イエダニ」と「ツメダニ」の2種類に分かれていますが、ネズミに多く寄生しているダニは「イエダニ」となります。
刺された際の症状が異なるため、以下を参考にしてダニの発生源や種類を見分けましょう。
○イエダニの特徴と刺された際の症状
イエダニは、ダニの中でも大きな部類に入るので、肉眼で確認することもできます。
通常時は白っぽい色をしていますが、吸血時には赤黒い色となり、蚊と同じで潰すと
血が確認できます。
主に5~9月が活動時期ですが、ネズミが周辺にいる場合冬でも発生する可能性があります。
イエダニは腹部周辺や太ももなど柔らかい場所が刺されやすく、刺されると水泡やしこりが
できるなどの症状が特徴です。
1週間前後は痒みが続いてしまうため、長い間不快な思いをすることになります。
○ツメダニに刺された際の症状
ツメダニに刺された場合、痒みが出るのが1~2日後と遅く、洋服などで隠れている部分が
刺されるため、刺されたことに気づきにくいという特徴があります。
イエダニ同様、ツメダニも刺された場合、痒みが1週間前後続く場合があります。
また、主に夜間に活動するので朝起きて痒みがでていたらツメダニを疑いましょう。
■ネズミによるアレルギーが出た場合
ネズミによってアレルギー症状が出てしまった場合、そのままにしておくと皮膚炎が慢性化したり、気管支ぜんそくで苦しい思いをしたり、最悪呼吸困難になるなど重い症状になるケースも
あるので、必ず病院での診察を受けましょう。
いかがでしたでしょうか?
ネズミがいたら、ネズミに寄生しているダニにも注意をしましょう!
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ネズミの被害に遭って困っているという方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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