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広がるカーボンオフセット

2007-10-22 [記事URL]

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植林や風力発電など「グリーン電力」の利用、途上国での排出削減プロジェクトなどで発行されるクレジット(排出権)の取得などを通し、上乗せ額分だけ排出抑制対策に協力できる仕組みだ。電力や鉄鋼など大企業が行う排出権取得も、相殺という考え方では似ている。今年6月の独ハイリゲンダム・サミット(主要国首脳会議)も、開催で生じるCO2を相殺した。

一方、個人や中小企業も参加できる小口のオフセットを取り入れたサービスが近年広がりつつある。先行する英国では03年、人気バンド「ローリングストーンズ」が音楽界初の全英オフセットツアーを始めた。観客が1人15ペンス(約36円)を余計に払う事で、コンサートで出るCO2(1人あたり13㌔)を相殺するという。

ブリティッシュ・エアウェイズも05年、飛行で排出されるCO2の相殺額を、乗客が自主的に寄付するサービスを始めた。例えば、成田-ロンドン往復1人分のCO2排出量は約2.17㌧、相殺額は16.24ポンド(約4


CO2削減、国連で監視

2007-10-17 [記事URL]

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日本経団連は15日、2013年以降の「京都議定書(ポスト京都)」の地球温暖化防止に向けた提言をまとめ、各国が定めた温室効果ガス排出の削減目標を国連で公約し、その進捗状況や対応具合を国連でチェックする仕組みを打ち出した。政府や与野党、関連省庁に提出する。

日本経団連は主要排出国が参加できる仕組みを作るため、国ごとに削減量を定める総量規制ではなく、エネルギー効率(使用原単位)を指標とするよう提唱。各国が独自策を国連で公約し、削減が不十分な場合の対応などを国連で協議する方式を求めた。

具体的な施策として、産業分野別に国際的な削減目標を定め、連携してエネルギー効率の改善に取り組む「セクトラル・アプローチ」の実施や、削減目標を掲げて取り組む途上国への資金的・技術的支援も盛り込んだ。

京都議定書で排出削減義務を負う国の二酸化炭素(CO2)排出総量は、世界全体の30%程度にとどまることから、日本経団連は「すべての主要排出国が参加できる枠組みが必要」と説明した。

ただ、欧米などが求めている排出量取引(キャップ&トレード)制度については、行政による経済統制になりかねないほか、企業の成長にも製薬となることなどから、日本経団連として引き続き反対の立場を貫いた。


米国、エタノールブームに陰りが…

2007-10-10 [記事URL]

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ガソリンの代替燃料としてブッシュ米政権が普及拡大に力を入れているエタノールの価格が、下落を続けている。原料であるトウモロコシの増産やエタノール工場の建設ラッシュが起きたが、以外にも供給が過剰となり、計画修正の動きも出てきた。世界の食料価格高騰にも波及したブームに、早くも陰りが生じ始めたようだ。

シカゴ商品取引所のエタノール先物価格は、1ガロン当たり1.5㌦強。5月の約2.2㌦から30%、年末の2.5㌦から40%下落した。

トウモロコシ需要を見込んで中西部などの農家は、大豆や麦など他の穀物から、トウモロコシ生産にシフト。ウォール街(金融街)から巨額の投資資金も製油所建設につぎ込まれ、製油所は119ヶ所にのぼり、86ヶ所が建設中だ。生産能力は昨年時点で48億ガロンだったが、今年は78億ガロンになる見通しだという。

ところが、生産業者は、原料のトウモロコシ価格の高止まりと、エタノール価格の下落の二重ショックで利益が圧迫され、中小の一部業者は倒産の危機にある。業界アナリストの間では「投資計画を修正すべきだ」との声が上がり、建設の延期や中止も起きている。

「エタノールは腐食性が強く、国内の燃料パイプラインを通じて輸送できない」(米紙ニューヨークタイムズ)ため、コスト高のトラックや船の輸送に頼らざるを得ない。さらにエタノール85%、ガソリンを15%の比率で混合した燃料「E85」を販売するのは、全米約17万9000スタンドのうち、約1000しかない。こうした流通インフラの限界が、需要に火がつかない最大の要因な様だ。


オゾンホール7カ国が観測

2007-09-19 [記事URL]

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南極・昭和基地では第48次南極地域観測隊がオゾン濃度測る気球を次々と上げている。今月は上空のオゾン層の破壊が急激に進んでオゾンホールが最も発達する時期で、ドイツや日本など7カ国が9基地で同時観測をしている。環境省によると、昨年9月のオゾンホールの面積は南極大陸の約2倍に当たる2929万㎡で、過去2番目の大きさを記録した。今年は8月中旬に出現したが、気象庁は「昨年ほど発達していない」とみている。

世界気象機関(WMO)は昨年、南極上空のオゾン濃度は2065年ごろにオゾンホール出現前の1980年水準に回復すると予測している。松本准教授も「議定書は科学的に不確実でも早めの対策を採る予防原則の視点に立脚している。対策の効果が表れるには時間がかかる」と話す。

昨年の締約国会議での報告によると、成層圏のオゾン層破壊物質の総濃度は、90年代後半の最大値から減少傾向にあるという。オゾン全量は、オゾンホールがなかった80年代までの平均値より約4%少ない状態が続いているが、オゾン層破壊物質の濃度現象に合わせて00年ごろから穏やかな増加傾向を見せ始めている。このため、オゾンホールの面積は今がピークと見る専門家が多い。議定書による規制効果は確実に出ているとみられる。

日本にも議定書に沿ったフロン規制に積極的に取り組んでいる。政府は02年4月、フロン回収破壊法を施行、業務用エアコンなどの廃棄時にCFC、HCFC、HFCの回収と破壊を義務づけて大気中への放出を防ごうとしている。今年10月から引き取り証明書の交付や保存で監視を強化する予定だ。


秋が来ない? ~ラニーニャ、温暖化影響~

2007-09-10 [記事URL]

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秋が来ない? ~ラニーニャ、温暖化影響~
埼玉県熊谷市など全国2ヵ所で40


CO2増加で、ヨモギが40倍に。

2007-09-03 [記事URL]

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地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の大気中濃度を2倍にすると、草原で牧草に適さない亜低木のヨモギの一種が5年間で40倍も繁殖したとの野外実験の結果を、米農務省の研究チームが、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。CO2の濃度上昇で特定の植物が繁殖するのが実証されたのは初めてという。

繁殖したヨモギは北米やアジアの草原に普通に見られる種類で、牧場経営に悪影響を与える可能性があるという。

研究者は「過去200年にわたって草原に亜低木が増えて畜産の問題となっているが、CO2増加の影響かもしれない」と指摘している。

チームは北西部コロラド州の放牧地で、約16平方㍍の草地を屋根のない透明の円筒で囲い、現在の約2倍の濃度の720ppmのCO2で満たし、5年間観測。同じ円筒で囲ってCO2濃度を変えない草地や、円筒で囲わない草地と比較した結果、植物の種類には変化がなかったが、もともとあったヨモギの一種の重量が約40倍に増えたという。


「水俣」を子供たちに伝えるネットワーク

2007-08-20 [記事URL]

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小中学校に水俣病を伝える出前授業に、九州から遠く離れた神奈川県相模原市などの市民が取り組んでいる。「『水俣』を子供たちに伝えるネットワーク」(伝えるネット)で、この7年余で18人の講師が延べ160ヶ所で授業をした。代表の田嶋いづみさん(51)は「水俣で起きた事実や、生き抜いた人々の存在を伝えることで、命の大切さについて、子供たちと共に考えてきた」と話す。

熊本・不知火海で取れた魚介類を食べた多くの人たちが水銀中毒に侵された水俣病。田嶋さんらメンバーは水俣に地縁や血縁はなく、水俣病についてもよく知らなかった。きっかけは、水俣産の無農薬栽培の甘夏だった。「人に毒を食わされた者は、人に毒は食わせられない」とダンボールに書かれていた。

水俣病を追い続けた写真や文献、患者や家族、支援者との交流などを通して学んだ。水俣病が報告されてから国が公害病と認めるまで12年もかかったという事実を知って愕然とした。「もし、社会に出る前に知っていれば、生き方や姿勢が大きく違ったはず」と痛感し、一人でも多くの子供たちに伝えなければ、と会を作った。

出前授業で、最も多い質問は「なぜ毒だと解っていながら、工場の排水を止めなかったのか」。社会の有り様の根本を問う、子供たちの鋭い質問に「大人こそ真剣に向き合い、答えなければならない」と田嶋さんは強調する。

「人は何の為に生きていると思うか」。記録映画の中で患者が、有機水銀を流したチッソ社長に問うていた。その言葉は自分にも投げかけられた気がした。探し続けた答えは、昨年、行政マンとして公害事件を摘発した田尻宗昭さん(故人)の講演テープを聞いて見つけた。「人は子供が幸せになるために生きているのではありませんか」「誰もが安心して暮らせる社会を次世代に伝える為には、大人がまず、命を大切にする社会を築く必要がある。命や社会に向き合うことは、水俣に限らず、それぞれが住む場所でできる。自分の住む街で少しずつ生き方を変えれば、二度と水俣病のような事件を起こさない社会にたどり着けるはず」。田嶋さんは希望をこめた。


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