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「日本の飽食」食糧事情を考えて

2009-01-23 [記事URL]

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地球上で8人に1人が飢えで苦しんでいます。
また近年、世界的な食糧高騰で各国では暴動が起き、死者が出るなど混乱の一途を辿っているのです。

日本で暮らしていて、食糧高騰の影響は受けたものの、飢えを感じる事はないと思います。

その証拠に、環境省が毎年公表している「環境白書」によると、日本の家庭から出る生ゴミの約40%が食べ残しであり、その内の15%ほどが手つかずのまま捨てられているのです。

日本の食品廃棄物量は年間およそ1895万トンあり、ある試算では約2487万人の1年分の食料に相当するといわれています。

相当量の食品を廃棄している日本ですが、国内自給率は40%を下回っており、残りを海外からの輸入により賄っています。また、農業者の高齢化や農地の減少が、国内自給率を更に下降させているのです。

国内自給率40%というのは、もし今海外からの輸入が制限・禁止されてしまえば食糧難に陥り、栄養失調者や餓死するひとが戦後直後かそれ以上の人数が出るとされています。

輸入食品に頼らざるを得ない日本、昨年は毒物事件や異物混入など様々な食品問題が起こりました。

食の安全を確保する為にも、今後日本は国内自給率の向上を図り、私達一人一人が食品への考え方を改めるべき時期がきているのではないでしょうか。


アレルギーの原因『ダニ』

2009-01-16 [記事URL]

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旧厚生省の調査で日本人の3人に1人は、皮膚・呼吸器・目鼻のアレルギー症状がある事が明らかにされています。アレルギー性喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などが代表的です。

アレルギーの原因となる物質は「アレルゲン」と呼ばれます。
ダニやゴキブリの死骸や糞、ハウスダスト、カビの胞子、花粉、医薬品、動物のフケや毛、鳥の羽、金属、卵や牛乳などの食物もアレルゲンの一種です。
中でも、アレルギー性疾患の患者の8割程がダニアレルゲンに陽性を示すと考えられています。

ダニは増加傾向にあります。人間の生活の変化がダニにとっても暮し易い環境である為と言われています。

近年、建物が鉄筋コンクリート作りになり、高気密住宅が増加した事によって、換気不良でダニにとって住みよい環境に変化した事や、冷暖房の普及により一年中がダニにとって適温になった事などが原因に挙げられます。

ダニが生きていく為には、気温が20~30℃、湿度が70%以上、餌があるなどの条件が揃っている必要があります。

ダニの餌となるのは人間やペットのアカやフケで、これらはホコリの中に大量に含まれています。また、食べ物のカスやカビなども好んで食します。

棲みかは畳や絨毯、布団などが主で、カーテンやぬいぐるみ、衣類など布製品にも付着する事があります。

殺虫剤での駆除は効果的ではありますが、日頃使う布団や絨毯などに殺虫剤が残留してしまう恐れがあります。

そこで、棲みかとなる畳や絨毯、布団などは天日で両面をしっかりと干し、その後、掃除機で死骸やダニそのものを吸い取るのが有効です。
布団など叩くだけではあまり効果がないのですが、叩いた後に掃除機をかける事によってより多くのダニを吸い取る事ができます。

ダニは100%駆除するのは大変難しい害虫です。
ですから、日々の掃除を徹底し、少しでもアレルゲンの原因であるダニの数を減らす事によってアレルギー疾患を抑制していただきたいと思います。


冬場の「ノロウィルス」が猛威を振るう!

2009-01-09 [記事URL]

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食中毒は夏に多く発生するイメージを持たれると思いますが、冬場に特に気をつけて頂きたいのが、ノロウィルスという食中毒です。

ノロウィルスは1年を通じて感染例が見られますが、1、2月が最も発生例が多い為、これからの時期は注意が必要です。

2007年は1年間で12


年の暮、ゴキブリの大掃除も!

2008-12-26 [記事URL]

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今年も残すところわずかとなり、新年に向け大掃除の時期になりました。
普段はなかなか掃除出来ない箇所も入念にされると思います。

そこで、キッチンの収納や押入れの中など覗いて見て下さい。
キッチンの収納の扉や押入れ角にカビのような墨汁のような染みや、ゴマのような小さい固形物の固まりはありませんか?

それはもしかしたらゴキブリの糞かもしれません。

ゴキブリの糞には食中毒の原因になる様々な菌が含まれており、特にサルモネラ菌はゴキブリの糞中で数年間生存することが立証されています。
更に、ゴキブリの糞は喘息やアレルギー疾患の原因になる事もあります。

そして、糞からは独特のフェロモンが出ています、そのフェロモンに惹かれたゴキブリがさらに集まり生息をする習性があります。その場所にできる糞や汚れのシミを「ローチスポット」と呼びます。

ゴキブリは単体では繁殖率が極端に低下してしまいますが、群れをなして集まる事により、繁殖率や成長が早くなります。特に気温が低い時には、集まることにより低温に対応していきます。

糞を見つけた場合は綺麗に取り除きましょう。収納などの新聞紙や敷物はゴキブリの巣になり易いので、定期的に交換をする事をお勧めします。

また、大掃除をするのであれば、使わなくなった物や段ボール、紙袋などを処分しゴキブリの隠れる場所、死角を作らないようにしていきましょう。

もし、ゴキブリの生息があった場合はしっかりと駆除をし、ゴキブリ「ゼロ」の新年をお迎え頂きたいと思います。


「忙しい時こそエコドライブを」

2008-12-19 [記事URL]

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年末に向け慌ただしい時期になりました。
ガソリンの価格も下がり、車に乗る機会も増えてきたかと思います。
そこでぜひ取り組んでいただきたいのが「エコドライブ」です。

「エコドライブ」を行う事は、環境にはもちろん、みなさんのお財布にもとてもメリットがあります。

☆緩やかなスタート「ふんわりアクセルeスタート」
通常の発進よりも、やや緩やかな発進を心掛けましょう。5秒間で時速20km(回転計がある場合は、2000rpm以下)を目安に発進する事により約11%の燃費改善に繋がります。

☆加減速の少ない運転
車間距離に余裕を持ち、一定の速度で走る事を心掛けましょう。加減速の多い走行をする事により、市街地で約2%、郊外で約6%の燃費の悪化を招きます。また、同じ速度で走行する場合、高めのギアで走行する事により燃費が良くなります。

☆エンジンブレーキの活用
停止する時には、早めにアクセルオフする(アクセルから足を離す)ように心掛けましょう。エンジンブレーキを積極的に活用する事により、約2%の燃費改善に繋がります。また、坂道を下る時にもエンジンブレーキを活用しましょう。

☆アイドリングストップ
駐停車時にはアイドリングを止めるように心掛けましょう。エアコンOFFでニュートラルレンジにしている状態で10分間アイドリングをした場合、約130ccの燃料を消費します。待ち合わせや荷下ろし等の為に駐停車をする時には必ずアイドリングストップを心掛けましょう。

☆駐停車場所の選定
交通の妨げになる場所での路上駐車は渋滞の要因になります。渋滞により平均時速が40kmから20kmになると、約31%の燃費の悪化を招きます。

☆不要な荷物の見直し
荷物の重さにより、燃費に大きな影響を及ぼします。例えば、100kgの不要な荷物を載せて走行すると、燃費は約3%悪化します。普段から必要のない荷物は積まないようにしましょう。

ぜひ、これらの取り組みを行い、安全運転を心掛け、気持ち良く新年を迎えましょう。


今から出来る!ネズミの簡単対策

2008-12-12 [記事URL]

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ゴキブリに並び、近頃はネズミによる被害の相談や駆除依頼が増えております。

食材への被害だけでなく、ネズミは様々な菌を運ぶ為、食中毒の原因になったり、体表に飼っているダニが様々な健康被害を与えます。

また、天井裏に忍び込み、電気系統の配線をかじりショートさせ、停電や火災などの原因になるケースも報告されています。

屋内で被害を及ぼすネズミは主に3種類で、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミです。その中でも、繁華街を中心に頻繁に出没するネズミがクマネズミです。

クマネズミはドブネズミと比べ学習能力があり、トラップへの警戒心や殺鼠剤への耐性も高く、運動能力にも優れ、水道管やガス管、壁などを垂直に上り下りします。
近年では「スーパーラット」とも呼ばれ、その勢力を拡大しています。

ネズミは雑食性で、食材はもちろんゴキブリや昆虫までも食料とします。
しかし、ネズミは体内のエネルギー効率が悪い為、2~3日何も食さないと餓死します。つまり、ネズミに餌を与えない事がとても大切です。

飲食店などは厨房の環境を整え、ネズミの餌となる物をしっかり管理しましょう。
ゴミ(特に生ゴミ)は例えビニール袋に密閉したとしても、ネズミは食い破りますので、ゴミ箱に蓋をして下さい。屋外に捨てる場合も同様です。
また、什器下に溜まった食材のゴミもネズミの餌になりますので、常にきれいに保ちましょう。
食材を剥き出しに置かない事も重要です。特にネズミは穀物が好物ですので、ケースや棚にしまうなどして下さい。

これらの環境改善により、ネズミが侵入して来ようとする理由を無くしていく事が、被害を抑える最大の対策といえます。


『低炭素社会』って何?

2008-12-05 [記事URL]

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低炭素社会とは、地球温暖化の要因となる温室効果ガスの1つ、二酸化炭素の排出量の少ない産業や生活のシステムを構築した社会です。

地球温暖化問題は、今最も重要視されている環境問題の1つで、今後人類へ深刻な影響を及ぼす事が予想されています。その原因は、人類が生み出す温室効果ガスの増加であるとほぼ断定されています。

現在、世界全体での二酸化炭素を始めとした温室効果ガスの排出量が、吸収量の倍を超えてしまっています。この排出量と吸収量の関係を逆転させる(吸収量を多くする)事が、世界全体としての重要な問題となっています。

この問題の解決のために作られた京都議定書が2005年に発効されました。
2008年は議定書で定められた削減目標の第一約束期間の最初の年です。
7月に北海道の洞爺湖で行われたサミット(主要国首脳会議)では、地球温暖化問題について話し合われ、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量50%を削減するという長期目標について、全世界が共有していくことが提言されました。

日本が世界に約束した削減目標は、1990年に比べて6%削減する、というものです。
これを達成するため、政府の地球温暖化対策推進本部が「チーム・マイナス6%」プロジェクトを立ち上げました。
「チーム・マイナス6%」は、チーム員として誰でも参加できる国民的プロジェクトです。
エアコンの温度設定、節水、アイドリングストップやウォームビズなど、少しの意識で簡単に取り組めるアクションを提案し、実行していくことで、「低炭素社会」を実現させようとしています。

2008年11月28日現在、2


「冬の花粉症」

2008-11-28 [記事URL]

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体調を崩しやすい季節になりました。
風邪の予防はちゃんとしているけれども、最近くしゃみが出たり、鼻水が出たりするなど「風邪かな?」という症状に見舞われてはいませんか?

それはもしかしたら「花粉症」かもしれません。

花粉症とは植物の花粉が鼻や目の粘膜に接触する事でアレルギー反応を起こします。
それによりくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなど、発作的、慢性的に症状を引き起こします。

現在の「花粉症」の多くは春のスギの花粉によるもので、冬の花粉症と聞いてもあまりピンと来ないかもしれませんが、春はもちろん、花粉症の原因となる花粉は一年間通して飛散しています。

その中で冬の花粉症の原因となるのが「ブタクサ」というキク科の植物です。
土手や道端、荒れ地など日本全国に分布する風媒花です。
高さは1メートル程あり、雄花は、約2~3ミリの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、その下に雌花が数個咲き、葉は細く切れ込みがあります。
またオオブタクサという種類もあり、こちらは2~4メートルとブタクサより草丈が高く、葉には三つの切れ込みがあり、葉の形からクワモドキとも呼ばれます。
どちらも開花時期は8~10月と秋頃に開花するのですが、開花時期を過ぎても花粉を飛ばす事があり、冬頃に花粉症を発症してしまうのです。

現在、日本国民の15%以上が花粉症である言われています。
首都圏8都県市によるアンケートでは、「自覚症状からそう思う」という人も含めると約40%が花粉症であると考えられます。
これは環境汚染や生活環境、衛生環境の変化で身体の免疫作用も変化してきている事が要因としてあげられます。

花粉症はもはや「国民病」になりつつあります。
ただ、この国民病も我々がみずから作り上げたものだと自覚する必要があるのではないでしょうか。


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