トコジラミ
2012-11-27 [記事URL]
先日、北関東の温泉地へ施工に行きました。 今回はゴキブリでなく最近話題の「トコジラミ」です。 南京虫といった方がわかりやすいのでしょうか。 シラミとなってはいますがカメムシの仲間です。 施工場所に小さなテントウ虫の死がいがありましたが、 一瞬トコジラミと間違えてしまいました。 それくらい「虫」という感じです。 この虫が吸血をし、宿泊施設などでとんだ迷惑をかけています。 もし、見かけたらご連絡下さい。まずは調査をする事がとても大切です。
2012-11-27 [記事URL]
先日、北関東の温泉地へ施工に行きました。 今回はゴキブリでなく最近話題の「トコジラミ」です。 南京虫といった方がわかりやすいのでしょうか。 シラミとなってはいますがカメムシの仲間です。 施工場所に小さなテントウ虫の死がいがありましたが、 一瞬トコジラミと間違えてしまいました。 それくらい「虫」という感じです。 この虫が吸血をし、宿泊施設などでとんだ迷惑をかけています。 もし、見かけたらご連絡下さい。まずは調査をする事がとても大切です。2012-11-22 [記事URL]
2012-11-22 [記事URL]
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皆様こんにちは。11月も後半に入り、年末が近づいてきました。年末の大掃除をそろそろ始める方もいるのではないでしょうか?
さて、今回は『メイガ』と並ぶ異物混入の問題児『シバンムシ』についてお話し致します。
シバンムシとは甲虫目シバンムシ科に属し、日本全土で70種ほどの生息が確認されています。
孔を開けるなど紙に加害するフルホンシバンムシやザウテルシバンムシ。
古い木材などを食害するケブカシバンムシ。
そして食品関係で問題となっているのがタバコシバンムシとジンサンシバンムシの2種です。
タバコシバンムシ、ジンサンシバンムシの両種とも、ノシマダラメイガと共通事項が多く、幼虫はあらゆるタイプの貯蔵植物性食品、穀物、穀粉、麺類、菓子などを食害します。
したがって、それらの製品を扱う飲食店や工場などでは、特に注意の必要な害虫です。極めて穿孔力を強く、ノシマダラメイガの幼虫より厚い包装材をも食い破ります。
成虫は、暖かい地域の方が出現しやすく、関東や関西では年2回、東北では年1回、九州では年3回出現し、活発に飛び回ります。
注目すべきは、最近新築間もない住宅に多数のタバコシバンムシが飛来するという現象が各地で観察されています。その原因はシックハウス対策で建材にホルムアルデヒトを含まない接着剤を使用するようになった事と関係しているのではないかという推測もありますが、その実情は未だ解明されてないそうです。
タバコシバンムシは、飲食店や食品工場だけでなく一般のご家庭でも高率で住み着いているようです。生息状況の調査を関東地方で行ったところ、調査をした全てのご家庭で確認されたというデータもあるほどです。
つまり、異物の混入は食品工場や販売店が原因で起こっているだけでなく、工場から販売店、販売店からご家庭、そしてご家庭で消費するまでどの工程でも異物混入は起こりうると言う事です。
これからは、食品関係に携わる施設だけでなく、一般のご家庭でも対策は必要になってきているのです。
その対策はノシメマダラメイガと共通項が多いだけの事はあり、その対策にも共通項が多いです。使用(出荷)までのサイクルを早める事と、徹底した整理・整頓・清掃です。フェロモン系トラップも有効です。
そして昨今普及してきた駆除方法が、加熱処理による熱殺虫です。シバンムシは60℃10分で100%死滅すると言われています。その具体的な方法は、熱風を室内に供給し、55~60℃の高温を数時間~1日ほど保持し、屋内の害虫を成虫から卵に至るまで全滅を図ります。
今や、異物混入問題は、生産から消費までありとあらゆる工程において混入の危険性があります。そうした面からも、これからの食品衛生問題は一家庭の目から行う必要があるという事です。
2012-11-20 [記事URL]
今回は湘南の浜辺にあるカフェに施工でお邪魔しました。 大きく広い店舗で厨房も広く余裕がある造りで什器下にもあまりゴミが溜まっておらず、 非常にきれいでした。 一見ゴキブリの生息はなさそうでしたが、 熱源に生息がありました。2012-11-16 [記事URL]
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皆様こんにちは!
11月も中盤に差し掛かり、すっかり寒くなりました。今年もあと少しですが、寒さに負けずに頑張りましょう!
さて、今回紹介するのは『クリプトコッカス症』についてです。
クリプトコッカス症とは、クリプトコッカス・ネオフォルマンスというカビ菌が原因で起こる病気で、免疫抑制状態、体力が落ちた人たちが罹患しやすい感染症です。
日和見感染症の一つと知られており、人獣共通に感染します。
感染の主な原因としては、ネズミや鳥類の糞が乾燥して土ぼこりと共に舞い散り、これを吸い込むと肺に病巣ができ、発症します。
症状としては、肺に感染した場合の多くは無症状で、健康診断や他の病気で病院にかかった時に偶然発見されたりします。
症状は、徐々に進行する全体倦怠感、疲労感や食欲不振などの非特異的なもの・発熱・頭痛、次いで、吐き気・嘔吐・意識障害が起こります。
急性又は亜急性に髄膜脳炎を発症し、発熱・頭痛・嘔吐を起こします。
また病巣が大脳皮質、脳幹、小脳にも及ぶ場合は意識障害を起こします。 重症になると脳、脊椎髄膜の病巣により死亡に至ることもあります。
予防・対策としては、感染の原因となっているネズミや鳥類の糞を放置せず、しっかり清掃すること。また、鳥類の糞被害がひどい場所にむやみに近づかないことです。
他にも、クリプトコッカス症は日和見感染(免疫力が低下した時だけ症状を現す)する病気ですので、免疫力が低下しないよう、日々の生活で十分に注意が必要です。また他の病気を発症している際の二次感染にも注意しましょう。
これからの季節は乾燥しますので、外出した際などは注意しましょう!
2012-11-15 [記事URL]
ずっと暖かかった日々も漸く終わりを告げ、秋を飛ばして冬になってしまった気がする今日この頃。 寒くなってきて、厨房内のゴキブリの生息も徐々に熱源周りに移行してきました。 その中でも、やはり何と言ってもコールドテーブルですね。 引き出せる場合は必ず引き出して施工します。2012-11-13 [記事URL]
夏が過ぎ秋へと移り変わり・・・、と思っていたらもう冬の訪れを感じていたりと・・・ ゴキブリも寒さで徐々に減っていく・・・、と思われがちですが、実は違います。 寒さで活動が制限されるから減っているように見えるだけで、ひっそりと春の訪れを待っているのです。2012-11-09 [記事URL]
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皆様こんにちは。
本格的に寒くなりましたので、体調管理をしっかり行いましょう。
さて、今回は異物混入の害虫、チャタテムシについて紹介いたします。
少々変った名前のこの害虫はチャタテムシ目(噛虫目)に属する昆虫で、日本では20科100種が記録されています。野外で生活する種の大多数は翅を持っていますが、屋内で繁殖する種の多くは翅を持っていません。
食品工場を始めとする食品を扱う施設でも出現の頻度が高く特に問題視されているのがコナチャタテ科に属するヒラタチャタテ、ウスグロチャタテ、カツブシチャタテ、ソウメンチャタテ、ホンチャタテの5種で、これらの種は異物混入の事例も多い害虫です。
食品工場や飲食店、倉庫は言うに及ばず、住宅や病院、学校等、ありとあらゆる建築物の内部に住み着いています。空気が流れない暗く湿った場所を好む為、天上裏や畳の裏、壁と床の隙間等を好んで生息します。
夏から初秋にかけて大発生して問題になる事が多い為、これからの季節に特に注意が必要です。
食菌性でカビを主な餌としていますが、穀粉やその加工品、フケ、皮膚落屑、書籍の糊等、多様な有機物を食します。僅かな有機物の存在がコナチャタテの生息を支える為、クリーンルームですら継続的に生息可能なのです。
対策
コナチャタテは様々な物品や人に付着して運び込まれます。搬入される物品に付着している為、有効な侵入防止策は事実上ありません。また、ダンボールや人等に付着して屋内を縦横に移動する為、建物内での拡散を防ぐ事も困難です。
殺虫剤で処理しようにも常に侵入してくる為、繁殖させない環境作りが何よりの対策になります。繁殖を抑制する為に埃溜まり、粉溜まりが出来にくい環境作りをする事は当然として、チャタテムシの場合はカビを主な餌としている為、カビを抑制する必要性があります。
以前にもメルマガにてカビの抑制について採り上げさせて頂きましたが、漏水、結露はカビ繁茂の大きな要因になりますので排除しなくてはなりません。また、カビは湿度55%以下でかなり抑制できます。
埃溜まり、粉溜まりをしっかり排除した上でカビを抑制すれば、チャタテムシが大量に発生する危険は、ほぼ無くなります。
また、室内温度が10℃以下で、屋内で生活するチャタテムシの殆どは発育できません。15℃以下でもかなりの発育抑制効果が期待できますので、最も危険な穀物や穀粉を保管する倉庫だけでも、15℃前後の低温管理が実現出来れば、チャタテムシだけでなく多くの屋内で繁殖する昆虫の抑制に大きな効果があります。
これからの季節、窓や壁が結露しやすいので、結露が続いた窓近辺の壁面(壁紙の内側)などで大繁殖することがあります。結露に思い当たる節のあるお宅では要チェックと言えましょう。
2012-11-08 [記事URL]
2012-11-06 [記事URL]