洗剤の性質について
2013-04-26 [記事URL]
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皆様こんにちは。
現在弊社では、様々なエコ商品や各種洗剤・捕虫機などを販売しております。
特に最近は油落とし洗浄剤がよく売れていますね。
洗剤といえば、同じ用途の洗剤でも様々な種類があってどれを買っていいのか迷うことはありませんか?粉状・液状の違いや値段で決めたりする方もいるかもしれません。また、性質(中性・酸性・アルカリ性)なども選択するうえで基準にすることもあります。
そこで今回はそんな洗剤の性質について紹介したいと思います。
まず、洗剤の性質には3種類あり、酸性・中性・アルカリ性に分けられます。
その中でも、酸性・アルカリ性には、強弱があり、その強さを表すのに、専門的にはpH(ピーエッチ/ペーハー)と呼ばれる数値が使われます。
その数値で酸性・弱酸性・中性・弱アルカリ性・アルカリ性に分類されます。pHは数値の7が中性(酸性とアルカリ性の中間、純水)とし、数値が低くなるにつれて“酸性”が強くなり、数値が高くなるにつれて“アルカリ性”が強いということになります。
7を中心に数値が低いまたは高いほど、皮膚の細胞などを溶かす、または物質を分解したりなどの影響を与えることになります。つまり一言でいえば危険になるということです。
弊社で販売しているFCC®Fine Waterは、pHが13.2なので、強アルカリ性になりますが、水から分解したアルカリ電解水なので、人体などに大変優しい洗剤になっております。
一般的な食器用洗剤は中性洗剤で、基本的には界面活性剤の働きだけで汚れを落とします。しかし汚れを落とすことを優先するのであれば、本来中性ではなくもっとアルカリや酸の成分を高めることで解決出来るはずです。
ですが、市販されている多くの台所用洗剤は中性洗剤のままです。これは何故なのでしょうか?
先ほども解説しました通り、洗浄力を上げるためにアルカリの成分を強くすると、それだけ皮膚への影響が高くなるからです。手荒れなどが酷くなるなどの症状が発生します。
ですので、中性洗剤が一般的な食器用洗剤として販売されているわけです。
また、人の手を使わずに高い洗浄力を持った性質の洗剤で洗える方法があればより洗浄力を優先した洗いが実現出来るとのことで開発されたのが、食器洗い機です。
手洗いよりも手間が省けるのも便利ですが、洗浄力も違います。人の手の代わりに機械が洗う為、中性である界面活性剤にアルカリ剤を加え洗浄力を高めるのを優先することが出来たのです。
ただし、食器によってはその洗浄力が高すぎて、食器に描かれたデザインなどが剥がれる場合もあるので注意が必要です。
使い道によって洗剤の性質を選んで購入するという方法も是非試してみてください。