結露にご注意!
2014-12-12 [記事URL]
皆様、こんにちは! 朝晩の冷え込みがだいぶ厳しくなってきましたね。身を刺す様な寒さなので、ご自宅や職 場では、暖房を入れたり、お鍋を食べたりと暖かいものを求めてしまいますよね!そんな 時に注意して頂きたいのは、窓ガラスなどにできてしまう「結露」です。 結露とは、空気が冷やされる事によって、空気中に含まれている水蒸気の一部が、水に戻 ってしまう現象をいいます。例えば暖かい部屋に、冷蔵庫から冷えたビール瓶を出してお くと、ビール瓶の回りが結露します。 これは、冷えたビール瓶の回りの空気が冷やされて、その空気中に含まれている水蒸気が 水に戻る為です。 これを冬の寒い日の、部屋の外側と内側で考えてみましょう。例えば、部屋の内側の空気 は暖房等を入れていて暖かい場合、あまり冷やされませんが、窓や壁の近くの空気は外の 冷たい空気に冷やされているので、水蒸気が水に変化してしまいます。 その結果、窓や壁に結露が発生してしまうのです。 結露は一見、無害なように見えますが、実は少々気を付けなければならないものなのです。 結露は放っておくと、例えば窓ガラスでしたら窓枠が腐ってしまったり、カーテンやじゅ うたんが濡れてしまい、カビが発生してしまう事もあります。 また室内をあまりにも暖めてしまうと、結露によって湿度も高くなってしまうので、本来 ならば夏に多く発生する「ダニ」の発生にも繋がってしまうそうです。 「カビ」も「ダニ」も身体に良くありません。ですから、冬になったら結露には十分に気 を付けて頂きたいのです。 結露の主な原因となるものは、「室内排気タイプのストーブやファンヒーター」や「洗濯物 の室内干し」、「加湿器」や「水槽や観葉植物」などです。このように室内の温度や湿度を 高くし過ぎてしまうと、冷暖の差で結露が発生しやすくなります。 対策としましては、換気をこまめにして、外と室内の温度差を小さくしましょう。ですが、 換気をすると寒いですよね!その場合は、昼間はキッチンやお風呂場の換気扇をつけっぱ なしにして、リビングなどは夜寝るときに少し換気しましょう。 また空気の通りを良よくする為に、家具は壁から最低でも5センチは離して置くようにし ましょう!また、結露を見つけたらすぐに拭くことも大事です。これらの事を気を付けて、 結露対策もしっかり行っていきましょうね!