腸内環境を整えて免疫力アップ!
2020-07-24
皆様こんにちは!
今年は梅雨明けが遅れており、関東では7月終わりごろではないかと予想されていますね。
さて、感染ルートを追うことが困難になり、いつ、どこで感染するか分からない状況の
新型コロナウイルス。
さらなる感染拡大が見込まれる中、正確な情報を元に適切な予防を行い、自分自身と
周りの人を守ることが大切です。
感染経路は飛沫感染か接触感染が主とされ、「手洗い」「うがい」「マスクの着用を含む
咳エチケット」等が推奨されていますが、それらに加えて体内の「免疫力」を高めることは
感染を防ぐためにも有効と考えられています。
実は免疫に関わる細胞の6割以上は腸に存在していることをご存知でしょうか?
腸の健康を保つことが、免疫力をアップするカギと言えます!
■「免疫」とは?
一般に言う「免疫」とは、細菌やウイルスなど外から侵入してくるものや、体内で発生する
がん細胞などから身を守る体内の自己防衛機能のことです。
細菌やウイルスなどが外から侵入してきてもすぐに発症しないのは、この免疫機能が
きちんと働いているからです。
■腸内環境を整える
私たちは、口から食べ物をとりいれ、とりいれた食べ物が胃や腸を通り、
便となって排出されますが、ウイルスも食べ物と同じように口から入り、腸を通って
体内に侵入することがあります。
腸はこれらの外敵にさらされる機会が多いため、免疫機能が備わっており、
体内にウイルスを入れないようにウイルスを発見したり、情報伝達、
ウイルスそのものへの攻撃を行うなど免疫器官としても重要な役割を担っています。
しかし、腸内環境が悪くなると、このような働きが弱まるためウイルスが体内で増殖して
病気にかかりやすくなります。
腸内環境を整えるには、善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑える事が大切です。
善玉菌を増やすには、ヨーグルト、乳酸菌飲料、味噌、漬物などの食品を積極的に摂ると
良いでしょう。
また、善玉菌のエサとなる食品も一緒に摂ることで、善玉菌の数を増やすことができます。
オリゴ糖や食物繊維を含む食材を摂ると良いでしょう。
主にキャベツ、ゴボウ、大豆、バナナ、ブロッコリー、ほうれん草、さつまいもなどがあります。
さらに、肉類の過剰摂取は腸内の悪玉菌を増やすと言われています。
細菌では、糖質ダイエットのため主食を減らし、代わりに肉の量を増やす方も多いですが、
そのような食事は食物繊維が不足し、腸内環境が悪化する原因となりますので、
偏った食事にならないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
腸内環境を整えて、免疫力アップを目指しましょう!