正しい手洗いで感染予防!
2019-08-30
皆さまこんにちは!8月ももうすぐ終わり9月がやってきますが、暑さも少しは和らぐといいですね。
9月と言えば「○○の秋」と表現されますが、皆さまは何を思い浮かべますか?
食欲の秋や読書の秋、スポーツの秋などそれぞれの秋の楽しみ方がありますよね。
実は9月から気を付けて欲しいことがあります。
それが9月~10月の時期で最もなりやすいと言われている「食中毒」です。
食中毒から身を守るために最も効果的な予防方法が「手洗い」となります。
食中毒や感染症の予防対策は様々な方法がありますが、お子さまからご高齢の方まで簡単に実践できるのが「手洗い」の特徴です。
しかし、一口に手洗いと言っても誤った洗い方では効果的に予防する事は出来ません。
「面倒くさいから・・・」という理由できちんと手を洗っていなかったりしていませんか?
今回はこの手洗いについて正しい方法をご紹介したいと思います。
■なぜ手洗いが必要なのか?
風邪は誰もが一番よくかかる病気であると思いますが、風邪の8割から9割はウイルスが原因と言われています。
この風邪のウイルスがどのように感染するのかというと、くしゃみや咳でも感染しますが実は手を介した感染が一番多い感染パターンになります。
なぜかというと、人は咳やくしゃみをする際、無意識に手や指先を口元に持っていきます。
この時、ウイルスや菌が手に付着し、その手でドアノブや電車・バスのつり革を始めとした様々な場所を触る事によって、他の人の手にもウイルスや菌が付着してしまいます。
さらに何気なく目や鼻、口などの粘膜に触れてしまう事で、自分自身も感染してしまうのです。
よって正しい手洗いを行うことで手についたウイルスや菌を落し、風邪だけではなくノロウイルスやインフルエンザなど身近にある感染症に感染する可能性はぐっと低くなります。
■手を洗った方が良いタイミング
・帰宅時
・咳やくしゃみ、鼻をかんだ後
・トイレに行った後
・食事の前
・食品を取り扱うとき
・交通機関に乗った後
■正しい手の洗い方
正しい手洗いの手順は次の通りとなります。
1.指輪や時計などははずし、流水で手を洗う
2.石けん液を適量取り、よく泡立てる
3.手のひら、手の甲をこすり、指の間は両手を組むようにしてこすり合せて洗う
4.指先、爪の間は手のひらの上で指先をこするようにして洗う
5.親指と手のひらをねじる様に洗う
6.両手首まで丁寧にもみ洗う
7.流水で十分に流し、清潔なタオルで水分を良く拭き取り乾かす
指先や爪の周り、指周り、手首や手のしわは洗い残しが出やすい部位になるため、念入りに洗うと良いです。
いかがでしたでしょうか?
日頃から意識して正しい手洗いを実践してみて下さい!