喉の粘膜の乾燥にご注意
皆様こんにちは。
今年の配信も最後になりました。今年も一年間にわたり、メールマガジンを読んでいただき、ありがとうございました。皆様今年一年どんな年だったでしょうか?皆様のお役に立つ情報が提供出来ていたら嬉しいです。
さて、今回はこの乾燥する季節に病気にならないような対策を紹介いたします。
気温が低くなり、空気が乾燥すると、肌は勿論ですが、のどの粘膜も乾燥しがちになります。のどの粘膜は、空中に漂っている雑菌やウィルスなどを体内に侵入するのを防ぐ大切な機能です。
この粘膜が乾燥し、固まってしまうと、雑菌やウィルスを防ぐ働きが悪くなり、体内に侵入しやすくなってしまうのです。結果、風邪やインフルエンザなどを発症してしまうので、空気が乾燥する今の時期は喉の粘膜を潤わせる事が大切です。
乾燥対策を3つご紹介させていただきます。
①うがいとこまめな水分補給
基本的な事ではありますが、良くうがいをすると喉が刺激され、喉頭腺(こうとうせん)から分泌液が出て喉を潤します。また、喉の浅い部分から声帯までの深い所まで丁寧にうがいをすると、より効果的です。
こまめな水分補給は、喉の粘膜に適度な潤いを与える他、喉に付着したウィルスを洗い流してくれます。
また、飲み物だけでなく食事を取り、唾液を分泌させる事も、同じくらい重要です。
特に、梅干やレモンなどの柑橘類を始めとした酸っぱい食べ物は、唾液の分泌を他の食べ物よりも多く促してくれるので効果的です。
食事を摂る時間が無い場合は、飴などを舐める事で唾液は多く分泌され、粘膜に潤いを与える事が出来ます。
②加湿器を使用する
部屋の乾燥対策として最もポピュラーなのが加湿器ですが、加湿器を使用し部屋の湿度を上げると、鼻や喉の粘膜が保護されるので、呼吸が楽になる以外にも、乾燥して活発になるウィルス対策にもなります。
また、咳をした際に飛び散ってしまう飛沫も、加湿する事ですぐに床に落ちてしまうので、ウィルス対策と飛沫感染を減らす事が出来るのです。
③マスクを使用する
マスクは一般的に知られているウィルスの侵入を防ぐだけでなく、吸う空気を暖め、湿気を与える効果もあります。就寝時にマスクを使用する方も多いですが、外出する時などの乾燥対策として使用するのもオススメです。
空気中の湿気が少なくなるだけでなく、暖房の使用でも空気は乾燥してしまいますので、ウィルス対策などの一環として、乾燥対策を行ってみては如何でしょうか?