初夏!蚊に刺されの痕
2021-05-21
皆様こんにちは!
20度を超える日々が続き、段々と夏がやってきた感じがしますね。
夏といえば蚊!
蚊に刺されやすいという方も多くいるのではないかと思います。
蚊に刺された後に搔いてしまい痕が残ってしまったという経験をした方も
いるのではないのでしょうか?
■蚊に刺された痕は何故残るのか?
蚊に刺されて掻いた後に残るシミ。
それは「炎症後色素沈着」といい、虫刺されによる炎症から皮膚を守り
皮膚を修復させる過程でメラニンという色素が沈着して起こるものです。
子どもは肌の新陳代謝が活発なので、痕が残っても比較的早く元の肌色に回復します。
しかしながら年を重ねるごとに肌のターンオーバーの周期が遅くなるため、
メラニン色素が抜けるのにも時間がかかるようになります。
■痕にさせないために
虫に刺された後、炎症が強く長引くほど、炎症後色素沈着が起きやすく
濃い痕が残りやすくなります。
特に、かゆみが強い虫刺されの場合は、かゆいからといって掻きむしってしまうと
傷になったり、そこから細菌感染を起こしてしまったりして、消えないシミに
なってしまう場合があります。
痕にしないためには、かゆみを無理に我慢せずに、ステロイド外用剤などを使って
炎症を抑えることが大切です。
外出時は、肌の露出を控えたり、虫よけスプレーや忌避剤を活用、
屋内の場合はダニやノミが発生しないように燻煙剤を使って防除するなどして
虫に刺されないようにしましょう!