八都県市、SPM環境基準を全測定局で達成
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埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市の八都県市は、07年度の八都県市内の大気環境測定で、浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準を達成したと発表した。一般環境大気測定局と、自動車排出ガス測定局の393局すべてでSPMの環境基準を達成したのは初めて。
八都県市では、03年10月に施行した一都三県のディーゼル車運行規制をはじめ、大気環境改善のための自動車排出ガスに対する取り組みを進めてきたが、この結果はその効果によるものと考えられる。
今回の測定で、二酸化窒素について一般環境大気測定局では基準を達成したものの、自動車排出ガス測定局ではまだ未達成の局があった。このため、八都県市では、今後低公害車導入支援や、エコドライブの推進などの取り組みを進めるという。