2016年10月号:コーヒーとガン - ゴキブリ駆除のプロ集団FCC

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2016年10月号:コーヒーとガン

2016年10月03日

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「「コーヒーとガン」」

以前、コーヒーは「発がん性がある」と思われていた時期があるのをご存知でしょうか。
しかし最近では、コーヒーは「がんに効果がある」という情報を
耳にするようになりました。

最新の研究ではどう判断されているのか。効果があるとしたら、どの部位のがんなのか。


■コーヒーのがんリスクを下げる効果

国立がん研究センターによる調査・研究によると、コーヒーを飲んだ場合の、
肝臓がん、子宮体がん、大腸がん、子宮頸(けい)がん、卵巣がんリスクを
下げる効果は以下の通りです。

「肝臓がん」のリスクを下げる効果=ほぼ確実
「子宮体がん」のリスクを下げる効果=可能性あり
「大腸がん」「子宮頸がん」「卵巣がん」のリスクを下げる効果=データ不十分

「ほぼ確実」「可能性あり」といった言葉は「科学的根拠としての信頼性の強さ」
を示す指標のことです。最も信頼性が高い評価から順に
「確実」→「ほぼ確実」→「可能性あり」→「データ不十分」となっています。

例えば、「喫煙」と「肺がん」との因果関係の評価は、最も信頼性が高い「確実」。
つまり、たばこは肺がんのリスクを高めるのは確実というわけです。

以前話題になった「保存肉/赤肉」は、大腸がんのリスクを高くする「可能性あり」に
なっています。

上で述べましたように、結論としてはコーヒーを飲むことによって、
肝臓がんと子宮体がんの予防に効果が期待できるそうです。


■コーヒーの肝臓がんへの効果

国立がん研究センターのコホート研究では、40~69歳の男女約9万人について、
調査開始時のコーヒー摂取頻度により6つのグループに分けて、
その後の肝臓がんの発生率を比較しました。

調査開始から約10年間の追跡期間中に、
肝臓がんにかかったのはそのうち334名(男性250名、女性84名)です。

その結果は、「コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人は
肝臓がんの発生リスクが約半分に減少する」となりました。
1日の摂取量が増えるほどリスクが低下し、1日5杯以上飲む人では、
肝臓がんの発生率は4分の1にまで低下していました。

これらの結果からも、コーヒーをたくさん飲んでいる人が肝臓がんの発生リスクが
低くなるのは、おそらく事実といっていいでしょう。

特に「ほとんど毎日」「毎日1~2杯」「毎日3~4杯」
「毎日5杯以上」飲む人についてのデータは、統計学的に有意なデータが出ています。
「ほとんど毎日」以上の方々は、はっきりリスクが下がっていると言えます。
さらに、多く飲んでいる人ほどリスクは下がっているという傾向も出ています。

世界のがん研究をとりまとめる米国がん研究機構による最新の要約を見ても、
肝臓がんリスクを下げる飲み物としてコーヒーが浮上しています。

肝臓がんの最大のリスク要因である肝炎ウイルス感染の有無で分けても、
同様に肝臓がん発生リスクが低くなることがわかっています。


■コーヒーはその他の疾患にも効果的

コーヒーは、「1日に3~4杯(コーヒーを)飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、
心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患の病気で死亡するリスクがそれぞれ4割程度減少する」
といった結果が出ています。
全死亡リスクについては、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、
24%低いという結果になりました。

ただし、コーヒーには胃酸の分泌を促す作用もあるので、胃の弱い方は、
飲みすぎに注意しましょう。



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