ゴキブリの生態
5月になりだいぶ暖かくなりました。
散歩が楽しい季節になりましたね!暖かくなってくるとゴキブリも活発になってきます。
ゴキブリ発生のポイントを知り、ゴキブリが住みにくい環境作りを心掛けたいですね。
ゴキブリの種類
チャバネゴキブリ
体長10mm~15mm
黄褐色、胸部に2本の条紋がある。
クロゴキブリ
体長30mm程度
全体が光沢のある黒褐色。夜間、光を求めて室内に飛び込んで来る。
ヤマトゴキブリ
体長20~30mm
黒褐色。クロゴキブリよりスリム。
ワモンゴキブリ
体長40mm
褐色で胸部に一対の淡黄色の紋がある。
嫌いな害虫の代表であるゴキブリですが、それは単に見た目の気持ち悪さだけでなく、病原菌(サルモネラ菌、赤痢菌、小児麻痺ウィルスなど)を運搬する媒介者という、立派な衛生害虫の側面があるのです。
<ゴキブリが家に発生するポイント>
ゴキブリの発生原因は大きく分けて「外から入り込む」「室内で卵がかえる」の2つです。以前産みつけられた卵がかえる場合を除けば、外からの侵入が主になる訳です。
それは主にゴキブリの以下の行動によるものです。
・水や餌を求める(食べ残し、ゴミなどの餌や水に集まってきます)
・交尾や求愛行動に誘われる(室内に既にメスがいる場合、そのフェロモンに誘われて集まってきます)
・生育に適切な環境を求める(人間にとって住みやすい温度・湿度を好みます)
そのため日頃からゴキブリの快適な環境をつくってはいけません。次の点には特に注意しましょう。
・食品や食べた後の食器を放置しない
・冷蔵庫の裏、コンロの下に、ごみや調理くずなどを残さない
・生ごみは溜めず、排水溝の汚れ、洗面所、トイレも掃除をして清潔に保つ
水さえあれば3ヵ月程も生きられる脅威の生命力なので、日頃の掃除は大事ですよ。