トコジラミ(南京虫)
(特徴)
・シラミ目ではなくカメムシ目になります。成虫5~8mm、翅を持たず、体色は赤褐色
(トコジラミの特性と好む場所)
・トコジラミはカメムシと同種の臭いがし、普段は暗い場所に潜んでいるが、人の血を吸う時だけ現れる。餌は人間の血液のため餌場の近く、つまり人間の居る場所の近辺に生息している。活動は気温15℃~30℃の間の季節で行い、寿命はメスで約150日~330日、オスで100日~250日。成虫のメスは、1日に1~5個の卵を産む。
(侵入経路と生息場所)
・旅行者などのバックやトランクで伝播し、ホテルや旅館のベットの下、ソファの隙間、畳の隙間(表面のつなぎ目)、ベニヤ板などの合板の隙間に生息する。
(トコジラミの被害)
・吸血。吸血による痒痛。血を吸われると、汗疹の酷い状態になり、特に子供、女性、高齢者に被害が出やすい。