インフルエンザを撃退する絶対湿度
インフルエンザが怖い季節ですね。
「インフルエンザウィルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱い」と言われています。
海外のある研究者は、1961年に
「温度20度以上、湿度50~60%で空気中の感染力が下がる」ことをつきとめました。
所謂、「温湿度計」を目安に、加湿器で湿度を上げたり温度調節をしたりして、
インフルエンザの感染力を弱めることができるのです。
そこで今週はインフルエンザを撃退する絶対湿度についてご紹介致します!
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「相対湿度」とは、一般的な湿度表示の数値です。
実は、インフルエンザ撃退のためには、空気1㎥あたりに含まれる水蒸気の重さ
「絶対湿度」を管理する必要があります。
例えば、気温18度の時の絶対湿度は約8gで、30度ならば、絶対湿度は15gになります。
絶対湿度11g以下ではインフルエンザウィルスが流行し始めるので、
湿度と温度はセットでみることが大切なのです。
この絶対湿度を「乾燥指数」「インフルエンザ警告指数」などと表示している機器も
普及し始めていますので、検討されるのもよいかもしれません。
●乾燥させない為の工夫
まず、部屋に「温湿度計」を置きます。暖房器具で、最も乾燥し易いのがエアコン。
そのため、エアコンを使用する場合は、加湿器を併用したり、
石油ストーブやガスファンヒーターなどは燃料が燃える際に水蒸気が出るので、
それらを使用したりすると乾燥を防ぐことができます。
加湿関連商品も多くの種類が出回っていて、スチーム式、超音波式、気化式など様々
ですが、湿度が70%以上になるとアレルギー性肺炎を起こすこともあります。
また湿度が高くなると、加湿器の中にも細菌やカビが育ちやすくなり、
これを吸い込むと最悪の場合、呼吸困難に陥ることもあります。
加湿のしすぎにも気をつけ、1日置きにはタンクの清掃もしましょう。
●適正温度と湿度
温度22度湿度60%、乾燥指数11.6g が最適な数値です。
室温20~25度程度、湿度50~70%程度(40%を下回らないようにする)
絶対湿度11~17gが目安です。
●その他、注意すること
・暖房をかけ過ぎないこと。
・部屋の換気を心掛けること。
・外出時や人込みでは、マスクをすること。
・予防接種をすること。
・外から戻ったら、石鹸で手洗いとうがいをすること
・バランスのよい食事と充分な睡眠をとること。
―いかがでしたでしょうか。
インフルエンザに罹るかどうかは、日常生活での乾燥と湿度対策である程度防ぐことが
出来ます。この冬を、乾燥と湿度対策で、乗り越えましょう!