正月太りを上手に解消するコツ
2019-01-11 [記事URL]
はやいもので2019年が始まってから、10日あまりが経ちました。
そろそろ、気持ちも生活も日常に戻りつつある今日この頃でしょうか。
お正月の料理とも、しばしのお別れといったところですね。
ところが体についてしまった脂肪だけは、なかなかお別れしてくれないのも事実。
無理に食事を制限すると、栄養のバランスを崩して風邪ひきの原因にもなりかねません。
今回は正月太りにも効果的な、上手に体脂肪を減らすコツについてみていきましょう。
■体重だけにこだわらない
体重の目安として、「(身長-100)=体重」や「BMI」などといった数字を耳にされた方は少なくないかもしれません。
こうして算出された数字は目安として参考にするにはよいかと思います。
しかし、これらの数値は身長と体重に注目して算出したものですので、
体脂肪や筋肉の量を反映しているわけではありません。
体脂肪は筋肉に比べると軽いので、体脂肪が増えていても筋肉が減っていれば体重が軽くなります。
健康のことを考えると、体重にこだわるよりも脂肪や筋肉など、体の中身に注目していきましょう。
手軽に体脂肪率を計測できる体重計を活用するのも一手です。
■体脂肪1kgを減らすには
正月太りは、約1週間から10日程度で体についてしまったもの。
短期間についたものなら短期間で解消できそうに思えますが、無理は禁物です。
なぜなら体脂肪1kgは、約7200kcalものエネルギー量があるからです。
短期間で大きく体重を減らそうとしても、効果が無いわけではありませんが、身体から多く失われるのは、水分や筋肉です。
いきなり厳しい食事制限や、激しい運動を行おうものなら、栄養のバランスが崩れますし身体をこわす原因にもなりかねません。
約7200kcalを減らすということを考えると、食事内容と運動習慣を見直し、じっくり取り組むことが一番の近道といえるかもしれません。
■1ヵ月で1kgの体脂肪を落とす
じっくり取り組むためには、毎日無理なく続けられるような、難易度の低い計画をたてるのはいかがでしょうか。
食事制限と運動量は、程度や強度を上げていけば確かに効果が早くあらわれやすいですが、途中で嫌気がさして暴飲暴食に走ってしまっては意味がありません。
約7200kcalを30日で日割すると、一日当り240kcalを減らせばよいことになります。
食事120kcalと、運動120kcalの組み合わせで達成できる目標になりますよね。
体格や男女差はありますが、片道15分の道のりを徒歩で往復すれば120kcalを消費するため、それだけで運動の目標は達成です。
いかがでしたでしょうか。
無意識で続けられる習慣ならいつのまにか月日が流れ、なんとなく体が軽くなった!
なんて思うことが出来るかもしれません。ぜひお試しください。