日本を襲う2020年トコジラミ問題
2019-12-27 [記事URL]
皆さまこんにちは!
いよいよ2019年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
2020年はついにオリンピックの年となりますね。
実は、オリンピックが開催されるにあたって被害拡大が懸念されている害虫がいます。
それが「トコジラミ」です。
害虫駆除業界では、「2020年トコジラミ問題」という言葉がささやかれています。
■トコジラミの2020年問題とは?
2020年はオリンピックが開催され、多くの外国人観光客が来日することから、衣類や荷物に
付着してトコジラミが持ち込まれると予想されています。
さらにここ5年ほどは、熱帯地域に生息するネッタイトコジラミも国内で確認されており、
一般的な殺虫成分でもあるピレスロイドがほぼ効かない、薬剤耐性を持った厄介な存在として、
「スーパートコジラミ」とも呼ばれています。
完全に駆除するためにはかなりの時間と費用が掛かると予想されています。
■トコジラミが生息している場所
トコジラミは主に夜間に活動し、「暗い・狭い・温かい」場所を好みます。
トコジラミが好む潜伏場所は、主に吸血しやすいベッド周りや、壁との隙間、
カーテンの折り返し部分や、カーペットの下などあらゆる隙間に潜んでいます。
トコジラミは吸血した後、糞を排泄するので痕跡である血糞がないか掃除をかねて点検してみましょう。
■トコジラミに刺された際の症状
トコジラミは就寝中に体に取り付いて約15分もの間吸血を行います。
刺されると体内に抗体が形成され、患部がダニに刺された時のように赤く腫れあがり、
数日後には猛烈な痒みを発症します。
強い痒みのため、十分に睡眠がとれない状態が長く続くため不眠症になる人も多く、
場合によっては神経障害を引き起こす恐れもあります。
■外泊時にトコジラミの発生を防止するポイント
・宿泊先にチェックインしたら、ベッドや床、壁などの隙間にトコジラミが潜んでいないか、
また、抜け殻が落ちていないか確認する。
・痕跡(糞や死骸など)を発見したら、離れた部屋に変更してもらう。
・荷物は直接床には置かず、ラックなどに置き、気になるようであればビニール袋に荷物を入れる。
・旅行や出張から帰宅したら、着ていた服を60度以上のお湯に1分以上浸けておく。
万が一トコジラミが付着していても熱に弱いため、死滅させることができます。
いかがでしたでしょうか?
日頃から掃除をし、整理整頓を心がけることがトコジラミ予防にも繋がりますので、
年末の大掃除のついでに点検も行ってみて下さい!
トコジラミが発生してしまうと、巣を見つけなければ完全に駆除をすることが出来ません。
FCCでは、ゴキブリ駆除の経験と知識を活かして、トコジラミの完全駆除を行っております。
お困りの方は、ぜひお気軽にご相談下さい!