家に出るゴキブリとは違う?厄介なチャバネゴキブリを駆除する方法
2021-11-15 [記事URL]
本格的に店舗の稼働も始まったと思います。
今回は、飲食店などで発生するゴキブリの中でも、1匹でも発生してしまうと駆除が難しい「チャバネゴキブリ」についてです。
「チャバネゴキブリの厄介な理由」
「チャバネゴキブリの駆除・対策方法」
こちらについてお答えしていきたいと思います!
1.非常に強い繁殖力と適応性
チャバネゴキブリが厄介と言われる所以は繁殖力にあります。
このゴキブリは、一度の産卵で30〜40匹の幼虫を産み落とし、その幼虫は2ヶ月程で成虫になります。
生涯で3〜10回卵を産み落とす為、短期間で爆発的に増えてしまう怖い害虫です。
また、薬剤耐性も高く、同じ殺虫剤を使い続けると薬に慣れて効かなくなってきてしまう事があります。
これだけでチャバネゴキブリの厄介さがわかるかもしれません。
2.チャバネゴキブリの発生原因
チャバネゴキブリがどのように発生するかと言うと、主な原因は納品や材料への付着、持ち込です。
飲食店では、食材だけでなく、多くの業者からの納品があると思います。
納品そのままのケースや段ボールなどを厨房に入れてしまうと、納品物に付着していた幼虫や卵が繁殖し、大量発生してしまいます。
厨房内は餌になるゴミや、厨房機器から発する熱がチャバネゴキブリの生育を進める環境に適している為、1匹の侵入でも注意が必要です。
3.チャバネゴキブリの駆除・対策
万が一、チャバネゴキブリを店内で見てしまった場合、速やかに駆除をする事が大切です。
ご自身で出来る駆除方法と対策として
①殺虫剤をこまめに使う
殺虫剤がゴキブリにかかれば駆除する事が出来ます。
チャバネゴキブリは冷蔵庫のモーターなどの熱源や、シンクなどの水周りに隠れている事が多い為、これらの箇所を意識して殺虫剤を使ってください。
また、煙を焚くタイプの殺虫剤は、2週間程度の間隔を空けて2回、3回と使用する事で、卵の幼虫の駆除も期待できます。
②納品物を直接持ち込まない
発生原因を絶たなければ、いくら駆除をしてもチャバネゴキブリは無くなりません。
納品物はケースや包装から出して、店内に入れて下さい。
中には納品の段ボールを厨房に保管して、床に敷いてますが、これをすぐに処分をしないと、そこがチャバネゴキブリの巣になってしまいます。
③清掃手順と整理整頓をする。
当然な事ではありますが、日々の清掃が大切です。
厨房内の清掃は、ゴミを取り除く掃き掃除から始めてください。
厨房内は水を流して掃除されることが多いと思いますが、ゴミがあると一緒に什器下に流れてしまいゴミ溜まりが出来てしまいます。
収納棚は8割程度に抑えチャバネゴキブリが隠れる死角を少なくしてください。
チャバネゴキブリの棲みにくい環境をつくって下さい。
それでも・・・。
様々な対策をしてもチャバネゴキブリの駆除は容易ではありません。
専門業者でもしっかり見極めないと駆除が出来ないなんて事もあります。
弊社FCCでは、ゴキブリ駆除も丁寧な作業と安心の1年保障です。
また、その他害虫や様々な衛生のお困りごとにも対応しております。
詳しい作業内容や契約のご説明も無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。