ゴキブリの生命力の秘密
2022-05-20 [記事URL]
皆様こんにちは!
ゴキブリといえば、出会いたくない昆虫といえるでしょう。
その生命力の高さと気持ち悪さで多くの人に嫌われています。
こちらでは、ゴキブリの生命力の特徴と弱点をご紹介します。
ゴキブリの生態を理解し、効果的にゴキブリに対して対抗できるようにしましょう。
■ゴキブリの能力
●雑食で餓えに強い
ゴキブリは人間が食べる食べ物や、生ごみ、紙くず、段ボール、髪の毛、
死骸、石けん、ホコリまでなんでも食べる雑食です。
エサに困ることは滅多にありません。
また、ゴキブリの身体には脂肪体というエネルギーを貯蔵できる組織があり、
どうしてもエサが見つからない時は脂肪体からエネルギー補給します。
●身体能力が高い
ゴキブリは賢く学習能力が高い生き物で、この賢さが生命力の強さにつながっています。
また、危険を察知したゴキブリはとくに足が速くなり、
その速さは時速300キロメートルにも及ぶといわれています。
危険をいち早く察知する能力と高い身体能力で、外敵からの攻撃から身を守っています。
●すぐに増える
ゴキブリは、1回の繁殖で産卵する卵の量が多く、40日ほどでふ化するので、
恐ろしい速さでゴキブリが増えていってしまいます。
ゴキブリのメスは複数回産卵することが可能で、
生涯に産むのは500匹前後と言われています。
ゴキブリの卵はそのままの形状で産むのではなく、
かたい殻覆われたカプセル状の内部に20個前後が含まれています。
このかたい殻が殺虫剤などの薬剤を防いで、駆除が難しいとされているのです。
短期間でどんどん増えていき、「気づいたら家がゴキブリだらけになっていた……」
といったことにもなりかねないのです。
■ゴキブリの弱点
●意外と寿命が短い
休眠状態で冬を越せるかによっても変わりますが、基本的には1~2年程度です。
そのうち成虫の状態でいられるのは数カ月から半年程度。
成長サイクルの早いチャバネゴキブリの成虫に至っては、
長くても2カ月ほどしか生きられません。
その為、ゴキブリたちはその一生の間に卵を産んで増殖します。
家の中で見つけたら決して放置せず、駆除を行うようにしましょう。
●気温が低く、水のない環境
熱帯の地域に多く生息するゴキブリは、寒い場所は苦手です。
ゴキブリは室温が20℃以下になると活発に活動することをやめてしまい、
10℃以下の室温では幼虫も育ちません。
室温がマイナスになると、死滅してしまうゴキブリもいます。
一方、ゴキブリは水がない環境では、1週間程度で死んでしまいます。
その為、温かく水分を補給できるキッチンやお風呂場に出没することが多いです。
いかがでしたでしょうか?
地球上で生きている生物の中で、特に生命力が強いゴキブリ退治は根気が必要です。
家の中にはどうしてもゴキブリの隠れ家となるスペースが多く、
一軒丸ごとゴキブリ退治するのは難しいのも事実です。
FCCではゴキブリ駆除も行っております。
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