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日本のペットボトル消費量

2010-09-24 [記事URL]

▼詳細
自動販売機やコンビニ、スーパーなど色々な所で手軽に買う事が出来るペットボト
ル飲料。日本では持ち運びに便利で軽いという特徴を持っているこのペットボトルの
消費量は年々増加傾向にあります。

今や様々な所で目にする様になったペットボトルはポリエチレンテレフタレート(PET)
を原料に作られ、1977年に醤油の容器として日本に初登場して以来、飲料や洗剤
など幅広い用途で使用されています。

2006年での日本のペットボトル生産量は約54万トンにもなり、これを一般的な500
mlペットボトルに換算すると、日本人一人あたりの年間消費量は166本にも達しま
す。また消費量は年々増加傾向にある為、現在は166本よりも多くなっているでしょ
う。

消費量が増加傾向にある一方、2006年のペットボトルゴミの回収率は同年の生
産量に対し66.3%(約35.8万トン)と世界でもトップクラスの割合になります。

ゴミとして回収された後のペットボトルの一部は繊維素材や容器の材料へとリサイ
クルされていますが、全てをリサイクルし有効活用出来ている訳ではない上に、リ
サイクルする際には大量のエネルギーを消費し、その過程で排出されるCO2の量
も現在問題視されています。

リサイクルやエコと言う言葉は全て解決出来る様に聞こえますが、実際はそうとは
限りません。いくら消費してゴミを出してしまっても、回収してもらえば問題無いと思
わずに、まず自分達が出したゴミによって今どんな問題が起きているのかを知る事
が必要とされているのではないでしょうか。


日本のティッシュペーパー消費量

2010-09-17 [記事URL]

▼詳細
鼻をかんだり、ちょっと零れてしまったものを拭いたりなどティッシュペーパーは私達
の生活には今や欠かせない存在になっています。しかし、この気軽に使っているティ
ッシュペーパーも1枚1枚、大切な森林資源を原料として作られているのです。

私達は1年間に1人あたり、約4.36kg標準的なサイズ(200枚400組)のボックス
で18箱分ものティッシュペーパーを使用しています。日本で1年間に消費されて
いるティッシュペーパーを全て1枚1枚重ねていくと地球を2.7周するほど長くなる
程多く、世界一の消費量と言われています。

現在、日本でのティッシュペーパーやトイレットペーパー、ペーパータオル等の衛生
用紙の消費量は年々増加しています。更に、これら衛生用紙の原料でもある木材
パルプの需要も世界規模で増加傾向にある為、このまま消費量・需要が増加して
いってしまうと、いくら植林活動を行ってもその消費量と需要に追いつくことは出来
ないでしょう。

使用後のティッシュペーパーはリサイクルする事は出来ません。従って使い終わっ
た後は、燃えるゴミとして処分するしかないのです。使用後にゴミとして処分する方
法しか無いからこそ、使用するティッシュペーパーの種類を出来るだけ古紙が多く
配合されたものを無駄なく使う事が重要になってきます。

私達の日々の行動や、ものを選ぶ基準を見直したり、突然変えると言うのは難しい
かもしれません。しかし、森林など限りある地球上の資源を守ったり、地球温暖化な
どの環境問題は私達一人一人の日々の行動や、ものを選ぶ基準の積み重ねが大
きく関わってくるのです。

日頃どれだけの紙を消費しているのか、どんな使い方をしているのかを見直し、も
のを選ぶ基準や行動を少しずつ変えていく事が私達には求められているのかもし
れません。


日本の水の使用量と限られた水資源について

2010-09-10 [記事URL]

▼詳細
人が日々生きていく上で欠かせない水。その水を私達は朝起きてから夜寝るまで
にあらゆる場面で大量に消費している事はご存知でしょうか。生命を維持する為の
飲み水は勿論の事、歯磨きや洗顔、お風呂、炊事、トイレでも水は欠かせません。

私達が日常生活で使用している水は一般家庭で使う家庭用水と、学校やレストラ
ン、事務所、公園などの公共の場で使う都市活動用水に分けられ、それらを合わせ
て生活用水に区分されます。

これらの生活用水を私達は1日1人あたり平均約314リットルも使用しています。
世界の1人あたりの平均使用量が約174リットルという事から、世界でも日本は
多くの水を使用している事が分かると思います。

では、1日1人あたり平均約314リットルという大量の水をどのような用途で使用
しているのでしょうか。水と言うと飲み水を想像しがちですが、実は全体から見てみ
るとその使用量の割合はほんの僅かなのです。

割合が最も多いのはトイレで全体の約30%を占めています。次にお風呂で25%。
炊事で23%、選択で17%となっており、これらで1日の使用量の9割を占めてい
ます。

話は変わりますが、地球上で淡水と言える水はどれくらいの割合で存在しているか
ご存知でしょうか。実は地球上にある水の約97.5%が海水で、淡水は約2.5%しか
ありません。

更に、その2.5%の淡水の内、約69%が南極や北極地域などに氷河として存在し
ており、私達は氷河以外の地下水や河川、湖や沼などの水を使用していますがこ
れらは地球全体に存在する水の内、0.76%とほんの僅かな量しかないのです。

日本は非常に水資源に恵まれていますが、世界では約17億人もの人々が水不足
の中で生活しています。私達は非常に水資源に恵まれた環境の中で、貴重な水を
使用しているという事を自覚し、水を大切に使う必要があるのではないでしょうか。

例えばシャワーを出しっぱなしにしない、お風呂の残り湯を洗濯などに使ったり、ト
イレの水を必要以上に流したりしないなど、日頃のちょっとした取り組みが地球の
水資源を守る事に繋がりますので、是非とも日頃の水の使い方を見直してみて下
さい。


エアコンを使わずに熱帯夜を快適に過ごす

2010-09-03 [記事URL]

▼詳細
処暑も過ぎ、暦上では暑さも和らいでくるはずが、和らぐどころかまだまだ厳しい暑
さの日が続いています。連日、熱帯夜になり、寝苦しさからエアコンが手放せないと
いう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、エアコンの過剰な使用は冷房病になってしまう可能性や、二酸化炭素の排
出量が増加するなどの環境への負荷、そして何より電気代が多くなってしまうなど
の要因になりますので、今回はエアコンを使わずに熱帯夜も寝苦しくならずに快適
に過ごす事が出来る方法についてご紹介したいと思います。

まず、最も早く確実に涼しさを得られる方法は『体温を下げる事』です。手首や首筋
、腿、かかとや脇など大きな血管が流れている箇所に氷や保冷剤にタオルを巻いた
ものを巻き付け、血液から温度を奪う事で体感温度は大分低くなります。

次に必要以外の照明は全て消し、使用していない電化製品も電源をコンセントから
抜き、待機電力の消費を無くす事で、消費電力量も減り、発生する熱も少なくなる為
気温を下げる事が出来ます。

そして、換気は様々ある方法の中でも大きな効果を発揮します。天井付近や本棚
などは熱気がこもり易く、部屋の温度を上げる原因になりますので、扇風機を上に
向けて空気の流れを作ったり扇風機を窓につけ、取り込んだ外気を直接本棚など
に吹き当てると室内の温度を下げる事が出来ます。また、窓は広く開けるのではな
く15cm程の狭い隙間から勢い良く空気を通すのがポイントです。

最後に小物などを使う方法になりますが、通気性の良い麻素材の服を身につけた
り、寝具に変える。窓際やベランダにすだれを吊るして日光の直射を防ぎ、日中の
室内の温度の上昇を抑えるなども効果的な対策です。

何も対策を行わずにエアコンも使用しないで熱帯夜を過ごそうとすると、熱中症に
なってしまう可能性が非常に高くなります。実際に今年の夏はエアコンの使用を敬
遠される傾向にある高齢者が何人も熱中症を発症し、病院に搬送されたり、亡くな
ってしまうという事が多くありました。

今回ご紹介した様なちょっとした工夫で、エアコンを使用しなくても熱帯夜を快適に
過ごす事が出来ますが、時と場合によっては無理をせずエアコンを使用して室内
の温度を調節する必要があります。

毎晩寝苦しくてエアコンが手放せない方や、エアコンの使用を控えたいけど涼しく
過ごしたいという方は是非とも無理をしない程度で、今回ご紹介した方法を試して
みて下さい。


身近な環境問題 「ゴミ問題」

2010-08-27 [記事URL]

▼詳細
毎日様々な所から出るゴミ。ゴミにも色々な種類がありますが、近年全国で出るゴ
ミの量は増加傾向にあり、ゴミ問題は今や数ある日本の環境問題の中でも大きな
問題とされています。

中でも生ゴミなどを始めとした台所から出るゴミや、紙類、食料品関係のパックや袋
等のプラスチック類等が大部分を占めています。しかも、驚くことに台所から出てい
るゴミの半分近くが食べ残しであったり、使われる事なく消費期限を過ぎてしまい未
開封のまま捨てられたものだと言われています。

これらの捨てられたゴミは殆どが焼却炉で焼却処分をし、灰の状態で埋め立てられ
るか、そのまま埋め立てられるかのどちらかになります。燃やして灰にしたり、埋め
てしまえば全て片付くと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴミを燃や
すと地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素が排出されるだけではなく、毒
性の強いダイオキシンも発生し、環境にも私達にも影響を及ぼすのです。

しかもどんなにゴミを焼却し、灰にして埋める量を減らしたと言っても、埋め立て地
には限界がある上に、現在、新たな埋立地の土地を確保するのはゴミの悪臭や汚
染等の問題から非常に難しい状況にあります。

この様なゴミ問題が起きた背景には、高度経済成長期に始まった大量生産と大量
消費があります。色々なものが世の中に溢れ、便利になると同時にゴミ問題という
深刻な問題を日本は抱える事になったのです。

ゴミ問題は私達の生活に深く関わっている非常に身近な問題です。身近な問題だ
からこそ、私達一人一人の心がけで大きく変化をもたらす事が出来ます。

例えば
・無駄なものを買わずに本当に必要なものだけを買う
・紙袋や本のカバー等の過剰包装は断り、マイバッグを持つ
・使い捨ての物や食品トレイ、パック等のプラスチック類のものの使用を避ける
・再生品や繰り返し、長く使えるものを選ぶ
などが、私達が普段行う事が出来る行動だと思います。

この身近なゴミ問題について私達が出来る事を是非とも心掛けてみて下さい。


エコドライブを実践してみましょう!

2010-08-20 [記事URL]

▼詳細
高速道路無料化が一部試験的に行われ、お盆などの長期休暇ではマイカーを利用
して旅行やレジャーに行かれた方は多いのではないでしょうか。最近はハイブリッド
車や電気自動車など環境に配慮した車が多く世の中に出回っていますが、ただ環
境に配慮した車を乗っているだけでは、環境への負担が多く減るという訳ではあり
ません。

そこで、今回ご紹介したいのがエコドライブです。エコドライブとはその名の通り環境
に優しい車の運転方法です。まずはこのエコドライブとは正反対の運転方法につい
て挙げてみたいと思いますので、普段されている運転方法と照らし合せてみて下さ
い。

①急発進・急加速をしている
②運転時の速度が安定していない、車間距離をつめる癖がある
③エンジンブレーキをあまり使用しない
④常にエアコンを使っている
⑤アイドリングを多用している

如何でしょうか。これらの項目とは正反対の運転方法を行う事で、環境に配慮したエコ
ドライブを行う事が可能です。エコドライブの具体的な方法は以下の通りとなります。

①ふんわりアクセルeスタート
信号が青になったから直ぐに発進するのではなく、緩やかに発進する事で、燃費が
約11%改善する事が出来ます。目安としては最初の5秒で時速20kmまでの加速
が理想的です。

②車間距離をあけ、運転速度を安定させる
車間距離を充分にあけ、一定の安定した速度で走行しない場合、加減速の機会が
増えてしまい、市街地では約2%、郊外等では約6%燃費が悪化してしまいます。

③エンジンブレーキを使用する
エンジンブレーキを用いると車の燃料の供給が停止され、約2%の燃費が改善する
事が出来ます。

④エアコンの使用を控える
外気温が25度の時にエアコンを使用すると、約12%もの燃費が悪化してしまいま
す。ちょっと暑いなと思った時は風通しと良くすると体感温度が下りますので、車の
窓を2つ以上開けたりすると涼しく快適に運転する事が出来ます。

⑤アイドリングストップを心掛ける
荷物の積み下ろしを行う為にアイドリングを10分間行うと、130ccもの燃料が無駄
になってしまいます。例えば、1日平均10分間、信号待ちでアイドリングストップを
1年間続けると、車によって差はありますが、ガソリン料金は約47リットル(約6


二次利用水で打ち水を!

2010-08-11 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、ニュースなどで良く目にする様になった『打ち水』。庭や道路などの屋外
に水を撒くという昔からの日本の風習ですが、近年全国の市町村が都市部のヒー
トアイランド対策として一斉に打ち水を行うという計画を進めたりなど注目を集めて
います。

打ち水には、気化熱によって庭や道路の熱を下げるだけでなく、埃を抑える効果も
あります。また、打ち水という行為には場を清めると言う神道的な意味合いもあり、
玄関先で行う打ち水は、本来「来客への心遣い」の一つとして行われていました。

全国の市町村が進めている打ち水を行う計画には作法(基本ルール)が決められ
ているのはご存知でしょうか。まず第一前提として、水道水を使わずにお風呂やシ
ャワーの残り水、雨水、台所のすすぎの残り水、米のとぎ汁などの二次利用水を
使用する事。

そして朝か夕方の涼しい時間に行う事。これは夏の気温が高い状態で打ち水を行
っても、折角撒いた水が直ぐに蒸発してしまい、気化熱による気温上昇の抑制効果
があまり得られない為です。朝や夕方の気温が低い時間に行う事で、気温上昇の
抑制効果をより持続させる事が出来ます。

水を撒く場所も日向よりも日陰や風通しの良い場所に出来るだけ大勢で広範囲に
行うと、より効果を持続させる事が可能です。また、注意しなければならないのが、
車の通りが多い場所やカーブの途中、交差点、マンホールの上へ水を撒いてしま
うと滑りやすくなってしまい大変危険ですので注意しましょう。

市町村で推奨されている打ち水にはヒートアイランド対策という意味も勿論あります
が、二次利用水を使用する事をきっかけに水の大切さを知って欲しいという意味も
あります。

と言うのも現在、世界的に水(飲料水)不足が問題となっています。ですので打ち水
を行う際に二次利用水を使用する事で、お風呂の残り水や雨水等も、私達が普段
何気なく使っている水も限りある貴重な資源である事、水の使い方について見直
して頂ければと思います。


熱帯化している日本

2010-08-06 [記事URL]

▼詳細
ここ最近、日本列島全体がほぼ毎日最高気温が30度を越すという真夏日が続い
ています。暑さの影響で内陸部を中心に熱中症で病院に搬送される方も、今年に
入ってから急増している事から、今年の夏の暑さはかなり厳しいものだという事が
伺えます。

さて、この30度を軽く越える暑さや、都市型のゲリラ豪雨、台風の大型化など、こ
こ最近ニュースなどでも良く聞くようになりました。異常気象とも言うべきこの天候
はまるで東南アジアの天候に良く似ていると思いませんか?

近年、日本は熱帯化していると言われています。上記で挙げた最高気温が30度
を越えたり、スコールを思わせるゲリラ豪雨が降ったり、大型の台風が日本列島を
襲う以外にも、今まで普通に作られていた農作物が天候の変化によって不作にな
ってしまったり、今まで作る事が出来なかった南の方の農作物が作れる様になった
りなど影響は様々あります。

熱帯化による影響は今ご紹介したもの以外にも多く発生しており、その中で現在問
題視されているのが『熱帯感染症』であるデング熱です。このデング熱は蚊を媒介し
て伝染する感染症で、重症化してしまうと口や目、鼻などの粘膜から出血してしまい
最悪、死に至ることもある恐ろしい感染症です。

現在、このデング熱は日本のすぐ南に位置している台湾で発生しています。と言う
事は、いつ日本にこのデング熱が上陸し、感染の流行が起きても不思議ではない
状態にあると言っても過言ではありません。

現在起きている日本の熱帯化の原因は様々あると言われていますが、一番の原因
は二酸化炭素排出量増加による『地球温暖化』だと言われています。

先週ご紹介させて頂きました『豪雨の原因』も含めて、今様々な形で地球温暖化が
原因だと思われる現象が各地で発生しています。また、その現象は思ってもいない
様な形で私達に影響を及ぼします。

ただ単純に猛暑ですとか、豪雨だから困るだけで終わらせずに、何故その様な異常
気象や現象が発生してしまっているのか、そしてその原因に対して何か出来る事は
無いのかを一人一人が考え行動していく事が、今必要とされているのでは無いでし
ょうか。


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