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冷夏

2009-10-16 [記事URL]

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今年の夏は梅雨明けからあまり暑い日が少なく冷夏でした。
過ごしやすく良いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、冷夏は様々な分野に影響を及ぼします。

まず冷夏とは平年に比べて気温の低い夏のことで、気象庁による3階級表現で6月から8月の平均気温が「低い」に該当した場合の夏をいいます。
顕著に冷夏による影響がでるのが農業です。作物の不足や価格高騰を引きお越します。

今年もスーパーなどでは通常の2~3倍で野菜が売られていたのを見かけられたと思います。

過去には農作物の不足により大飢饉を引き起こした例もあります。

また、夏が稼ぎ時の海の家やビールの売上げにも多大な影響を及ぼします。

経済だけでなく、冷夏の年は大雨による被害が多く見られます。
1983年には山陰地方に豪雨の被害をもたらし、1993年には鹿児島を中心に豪雨による被害(8.1豪雨、8.2豪雨)をもたらしました。
しかし冷夏と大雨の直接の関連性は判明していませんが、梅雨明けが遅れたり冷夏による長雨が大雨につながりやすいということはいえるでしょう。

近年の冷夏は温暖化などの影響とも言われていますが、昔から冷夏は観測されており、1900年~1910年代が多く1902年は気象庁の統計史上1位、1913年は同2位の記録的低温の夏でした。

冷夏の原因も様々で、オホーツク海高気圧が強まった影響だったり梅雨明けが遅れた結果冷夏になるケースもあります。

やはり夏は夏らしくカラッと晴れてほしいですね。


一次電池と二次電池

2009-10-08 [記事URL]

▼詳細
テレビやエアコンのリモコン、ゲーム機、デジカメなどを始めとした便利な製品を動かす為に必要な電池。この電池は、現代の生活において欠かせないものになりました。
その電池は、使い捨ての一次電池と、充電して繰り返し使用出来る二次電池に分けられます。

最近では、携帯電話やオーディオプレイヤー、ノートパソコンなどでは、二次電池が使用されていますが、まだまだ、使い捨ての一次電池の使用量は多く、日本で消費されている一次電池だけでも年間で40億個を超えるそうです。
全て単三電池に換算すると50mの競泳用プールを10杯分も埋め尽くす量、と表現した方が想像しやすいかもしれません。

しかし、現在ではエコへの意識が高まり二次電池も様々なメーカーから発売されており、認識も高くなってきました。
1つの電池の充電回数も約1000回可能であり経済的にもかなり節約が出来ます。
二次電池(充電池)は一次電池と比べると、値段が多少割高のように思えますが、繰り返し使用出来るメリットが二次電池にはある為、実際は二次電池(充電池)の方が経済的である上に、余計なゴミも出ない為、環境にも優しいと言えます。

また、一次電池も勿論ですが、寿命がきた二次電池も限りある資源の一つですので、電化量販店などにある回収ボックスなどを利用し、ゴミとして捨てるのではなく、リサイクル資源とし再利用する事が大切です。


紙の生産量と消費量

2009-10-02 [記事URL]

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ティッシュペーパーやトイレットペーパー、コピー用紙や雑誌など、私達が生活する上で紙製品は欠かせないものになっています。

この紙の生産量は世界で約3億トンと言われ、日本の生産量はアメリカや中国に次ぐ3位です。

生産量だけでなく、消費量も世界で第7位となっており、更にこれを一人当たりに換算すると年間で約240kg、一日にして約650gもの紙の消費量になります。約650gですと、B5サイズのノート5~6冊分に等しい量と表した方が分かりやすいかもしれません。

私達が頻繁に使う紙製品と言えば、ティッシュペーパーやトイレットペーパーですが、ティッシュペーパーの年間消費量は約50万トン、一人当たり約4kgとなり、これを全て木材に換算すると3LDKの木造住宅、約7万軒分に相当するそうです。

また同様にトイレットペーパーの年間消費量は、約95トン、一人当たりの年間消費量は約50個となり、木造住宅、約14万軒に相当します。

世界のあちこちで森林が伐採され、その殆どがチップに加工され、日本を始めとした諸外国へと輸出されています。
年間、紙の消費量が増えていきますが、それに伴って多くの森林が破壊され、生態系までもが破壊されています。

広大な森林が失われてしまった結果、洪水が発生し村が全滅するなど様々な被害も出ていますので、この便利さに甘えたまま紙を消費し続けるのではなく、私達一人一人が紙の消費量を意識し、行動に移す事が大切です。

・無駄な印刷、コピーはしない。コピー用紙は極力両面使用する。
・ティッシュは極力使用せず、ハンカチやタオル、布巾などを使用する。
・トイレットペーパーの使用量を減らす。
・雑誌や本の衝動買いはせず、なるべく図書館を利用する。
・牛乳パックは捨てずにリサイクルへ出す。
などのポイントを参考に、紙の消費量を抑えるようにしていきましょう。


グリーン購入

2009-09-25 [記事URL]

▼詳細
欲しい商品を購入しようとする時、その商品がどういった性質、品質で、どのくらいの価格なのかを主に考えます。
勿論、性質や品質、価格も大切な事ですが、今回はそれにプラスして環境に対しても考慮する『グリーン購入』についてご紹介したいと思います。

グリーン購入とはその商品そのものが環境に与える影響や、商品が製造される過程でどのくらいの環境への負荷が発生するのかを考慮した取り組みです。
このグリーン購入の取り組みを促進する為に、GPN(グリーン購入ネットワーク)が設立され、大きく4つに分けたグリーン購入の基本原則を設けています。

グリーン購入の判断としては、
・購入する前に本当に必要かを十分に考える。
・資源がどれだけ使われているのか、廃棄にどれだけのエネルギーが使われるのかを考慮する。
・環境負荷の低減を行っている事業者からの製品やサービスを優先して購入する。
・製品やサービス、事業者に関する環境の情報を積極的に入手・活用する。
などが主な判断基準になります。

普段、商品やサービスなど性質や品質、価格で購入しているかもしれませんが、グリーン購入の基準もプラスして商品を選んでみては如何でしょうか?


カーボンオフセット

2009-09-18 [記事URL]

▼詳細
最近、色々な所で『カーボンオフセット』という言葉を聞いたり、見るようになりました。
このカーボンオフセットとは一体どういう事なのかを、今回はご紹介したいと思います。

カーボンオフセットは、人間の経済活動や普段の生活を通して排出された二酸化炭素を始めとした温室効果ガスを、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業(太陽光等)によって、
直接的・間接的に吸収させ、相殺ようとする考え方や活動、行動の総称になります。

省エネルギー活動によって、二酸化炭素排出量を削減する努力をした上で、
やむを得ず排出されてしまった二酸化炭素を相殺させる為に、上記で挙げた植林や、森林保護、クリーンエネルギー事業を実施するのが一般的なカーボンオフセットの流れになるそうです。

日本では、2007年から寄付金付きのカーボンオフセット年賀が発売されたり、旅行会社が企画したカーボンオフセットツアー、森林保護を目的としたカーボンオフセット募金などを始めとした商品や企画などが続々と登場しています。

しかしオフセット(相殺)出来るから大丈夫と、無駄な二酸化炭素を排出させるような生活や行動をするのではなく、今私達がどれだけ省エネによって二酸化炭素排出量を減らせるかを知り、削減していく事が重要です。
生活していく中で、私達の意識と行動で、今問題になっている環境問題や地球の未来も変わっていくでしょう。


ビニール、ポリと環境問題

2009-09-14 [記事URL]

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近年、エコという言葉は世間に定着しつつあります。
温暖化、オゾン層破壊、環境破壊など様々な問題が現在起きております。

私達の周りにも自然の物ではなく加工した材料でつくられた物があふれ、それらが捨てられ時の処理の仕方によっては環境に負荷がかかる事も多々あります。

今回はその中でも、「ビニール」、「ポリ」をとりあげてお話いたします。

ビニールとは「塩化ビニル樹脂(PVC)」の事で、これを略して「ビニール」「塩ビ」など呼ばれています。

かつての合成樹脂の花形であり、その名残で今でも年配の人を中心にプラスチックのことをなんでもビニールと呼ぶ傾向があります。
(例えば、ポリ袋をビニール袋と呼ぶ、など)。
しかし、現在は下記の理由により、限られた一部の用途(水道管や電線被覆等)にのみ使われており、日常生活で目にすることはあまりないのが現状です。

次に、ポリエチレンを素材とした袋が「ポリ袋」です。
皆様が目にしやすい機会としては、食材を冷凍保存する時のフリーザパック等に用いられます。
ポリ袋はリサイクル性に富み様々な用途に用いてもリサイクルする場は紙等に比較し、容易です。

ちなみにコンビニで使用されるビニール袋は石油で出来ています。
ですのでエコバックを持ち歩き、ビニール袋を使用しないようにすれば地球上の石油の使用量も少なくなっていくとういことです。


外来生物について

2009-09-04 [記事URL]

▼詳細
『外来生物』という言葉を一度は耳にした事があると思います。
外来生物とは言葉の通り、本来日本に生息していない生物が人為的に持ち込まれた生物を指します。
昨今のペットブームなどによりペットショップで扱う生物の種類も増え外国から輸入されてくる事も珍しくなくなりました。

しかし、途中で飼育を放棄し野外に捨てたり、不注意などにより逃がしてしまい日本の野生に放たれる事態も起きるようになりました。
その結果、放たれた外来生物の中には日本の環境に適応し本来の生態系に悪影響を及ぼす生物も少なくありません。
生態系だけでなく、農林水産業への被害や人への被害も多発し今では大きな問題に発展しております。

その為、外来生物法が定められ、特定外来生物の規制が掛けられる様になりました。
外来生物法とは、生態系や人、農林水産業に対して被害を及ぼすもの、または被害を及ぼす可能性が高い生物を特定外来生物とし、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つ事を禁止する法律です。

この特定外来生物に指定されている外来生物は、人への被害が多く報告されている『カミツキガメ』を始め、本来日本に居る魚を捕食してしまい、生態系への被害となっている『オオクチバス(ブラックバス)』、繁殖力が強く野生化し、生態系への悪影響が懸念されているオオキンケイギクなどを代表に、約96種類が指定されています。
指定されている生物以外にも、生態系に悪影響を及ぼす可能性が高い外来生物を『要注意外来生物』と指定し、約150種リストアップされています。

現在、日本には外来生物が約2000種以上、生息、生育していると言われています。
全てが悪影響を及ぼす訳ではありませんが、上記で挙げたように問題を引き起こしている外来生物が多くいるのが現状です。

このような外来生物による被害や悪影響は、私達1人1人が意識する事で防止する事が出来ます。
生き物を飼おうとする前には、以下の事を良く調べ、確認して下さい。
①小さい時は大人しく可愛くても、大人になると獰猛になる生き物か
②成長したらどのくらい大きくなるのか
③どのくらい長く生きるのか
飼い始めた生き物は最後まで責任を持って飼わなければなりません。
性格が獰猛になってしまったから、大きくなりすぎたから、自分よりも長生きするからと、
飼いきれず捨ててしまう事によって、問題を引き起こす外来生物になってしまうのです。
また、特定外来生物の代表で挙げたオオキンケイギクの様な、野生化した外来植物に、綺麗だからと水や肥料をやってしまうと、他地域へ更に拡がってしまう為、絶対に行わないで下さい。

今は、気軽に様々なペットを飼う事が出来る世の中です。
しかし、命を扱う責任はそう軽くはありません。
ペットご購入を考えている方、もしくは飼っている方は良く考えて頂きたいと思います。


環境と家計に優しいエコドライブ

2009-08-28 [記事URL]

▼詳細
最近はエコカー減税などの政策もあって、環境に配慮したハイブリッドカーなどを良く見るようになりました。
確かにハイブリッドかーや電気自動車など環境に配慮した車と通常の乗用車では、排出ガスの量が違ってきますが、それだけではまだまだ環境に優しいとは言えません。

そこで最近注目されているのが『エコドライブ』です。
その名の通り、環境に優しい自動車の運転方法になるのですが、具体的にどういった運転方法が『エコドライブ』になるのか。
今回はこのエコドライブについてご紹介したいと思います。

①ふんわりアクセルeスタート
急発進ではなく、緩やかな発進により、燃費が約11%改善出来ます。
最初の5秒で時速20kmまでの加速が目安になります。
②加減速を控える
車間距離をあけ、一定速度で走行しないと加減速の機会が増え、市街地では約2%、郊外などでは約6%、燃費が悪化します。
③エンジンブレーキを使用する
エンジンブレーキを用いると、燃料の供給が停止され、約2%燃費が改善出来ます。
④エアコンの使用を控える
外気温が25℃の時、エアコンを使用すると、約12%も燃費が悪化します。
⑤迷惑駐車をしない
駐車車輌を避ける際に速度を落とすと、約30%の燃費悪化になります。

10%、燃費が向上すると、ガソリン代は約9%削減する事ができ、
20%向上出来ると、ガソリン代は約17%削減出来ます。
環境と家計に優しいエコドライブを、是非とも実践してみて下さい。


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