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益虫の代表 クモ

2011-08-19 [記事URL]

▼詳細
ゴキブリやコバエ類など、私達が生活する上で実害や不快さをもたらす害虫に対し
農業や人家において益虫として重視される虫がいる事はご存知でしょうか。今回
はこの益虫の一種である『クモ』についてご紹介したいと思います。

クモと言うと8本足でカサカサと動き回る様が不気味だと思われる方も多いのでは
ないでしょうか。確かに不気味かもしれませんが、日本にいる多くのクモは衛生害虫
であるゴキブリやコバエ類、蚊、ダニなどを捕食してくれる事から、昔からクモは益
虫として扱われていました。

近年、前述の通り、その容姿の不気味さからクモを忌み嫌う人の増加により、不快
害虫のカテゴリに入れられる場合もありますが、外来種であるセアカゴケグモなど
のゴケグモ類などを除く殆どのクモは毒を持っていない為、人に危害を加える事
はありません。

中でもアシダカグモという大型のクモは、その大きさやグロテスクな容姿から毒グモ
と勘違いされる事が多くありますが、実際はゴキブリやハエ、小さなネズミを捕食し
てくれます。他にもその名の通りハエを捕食するハエトリグモなどもおり、黒に白色
の線が入った小さなこのクモの姿を見た事がある方も多いと思います。

ただ、どんなにクモは益虫だ。と言われてもどうしてもクモが居ることが耐えられな
い、気になるから駆除したいと思われる方もいると思いますが、たまたま目につい
たクモを殺虫剤などで駆除したとしても、室内に餌となるものがある限りは何度で
も侵入してきます。

その為、まずは餌となるゴキブリなどの衛生害虫を駆除する事、そしてゴキブリな
どが棲み付き難い衛生的な環境を維持していく事で、アシダカグモなども棲み難い
環境となり、屋内に侵入するのを予防する事も出来ます。

いずれにしても、虫が侵入してこない、棲みつきにくい環境と言うのは、清掃の行き
届いている衛生的な環境です。FCCではしっかりとした施工だけでなく、作業報告
書で環境改善提案として害虫の棲み付き難い環境作りのご提案をさせて頂いてお
ります。そちらも是非ともご参考になさってみて下さい。


小さな不快害虫、ノミバエ・ショウジョウバエ

2011-08-11 [記事URL]

▼詳細
暑くなってくるとどこからともなくその姿を現すハエ。特に体の小さいノミバエやショウ
ジョウバエは食べ物や人の周りを飛び回り、不快感を与えます。今回はこの特に
小さいハエであるノミバエとショウジョウバエについてご紹介します。

まずノミバエはその名の通り、体が2~3mmと非常に小さく、動きがすばしっこい
のが特徴です。また、羽を使って飛ぶ事もありますが、食卓の上や壁面などを素早
く走り回る行動も良く見られます。

ショウジョウバエは体長が約2mm、ノミバエと違い黄褐色で赤色の目が特徴です。
ノミバエもショウジョウバエもどちらも腐敗したり発酵した動植物(生ゴミなど)から
発生する為、室内で大発生しやすいコバエ類と言えるでしょう。

その見た目や、飛んだり、食卓の上などを走り回る様の不快さは勿論ですが、飲食
店に於いては食品への『異物混入の可能性』が最も危惧すべき点だと思います。
この危険性を未然に防ぐ為には、2つの対策が非常に重要になってきます。

一つ目が食品や生ゴミをむき出しにしたまま放置しない事。ノミバエやショウジョウ
バエは食品や生ゴミから発するにおいに誘引される性質があります。その為、食品
はラップや密閉性のある容器に入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存して下さい。生ゴミ
に関しても、蓋付きのゴミ箱に入れる様にして頂くと効果的です。

二つ目に清掃の徹底です。食材のカスや落ちてしまった食品、食材などをそのまま
にしていたり、清掃の際に水を床に撒いてしまう事で落ちてしまった食材カスなどが
什器下の奥の方へ押し流されてしまうと、その食材カスなどは腐敗をし、よりノミバ
エやショウジョウバエが誘引されやすい環境となってしまいます。

食材カスなどが落ちた場合は、その場ですぐに拾う事。そして清掃前に什器下に
何か落ちたままになっていないかを確認し、落ちていた場合は拾って下さい。

ノミバエやショウジョウバエは勿論ですが、今回ご紹介した対策は様々なコバエ類
やゴキブリなどのその他害虫の発生予防にも繋がります。是非ともご参考にしてみ
て下さい。


細菌性食中毒の予防対策

2011-08-04 [記事URL]

▼詳細
前回、様々な食中毒の種類などについてご紹介しましたが、今回はその中でも発
生数の多い細菌性食中毒を予防する為の具体的な対策についてご紹介したいと
思います。

細菌性食中毒の予防対策としてまず挙げられるのは加熱調理の徹底で食品内に
存在している食中毒の原因菌を殺菌する方法です。加熱調理で食中毒の原因菌
を殺菌するには、中心部が75度、ないしは80度以上で1分間(菌種によっては
3分間)以上加熱する必要があります。

しかし、いざそれを忠実に実施しようとすると食品の風味を失ってしまったり、焦げ
てしまったりなど、中々難しいかと思います。この問題を解決する為には、食材を
なるべく小さく切ったり、加熱する前に電子レンジなどで予め火を通しておくと効率
良く加熱殺菌が出来ます。

次に食中毒の原因菌を他の食品などに付けないという対策については『調理器具
の使い分け』という事が非常に重要になってきます。包丁やまな板など直接食品に
触れるものに関しては、肉や魚用とそれ以外の食材用と分けて頂く事により、原因
食材となる可能性のあるものから他の食材への二次感染を予防する事が出来ます。
また、使い分ける事が難しい場合は包丁に関しては調理する都度、しっかりと洗浄
を、まな板は表裏を使用して頂けますと同様の効果が見込めます。

最後に増やさないという点については、温度管理の徹底が挙げられます。調理した
食品は時間を置かずに提供する。常温の環境下に放置せず、すみやかに冷蔵庫
や冷凍庫に入れるなどの対策により、様々な食中毒の原因菌の増殖を抑制する
事が可能です。

8月になり、非常に厳しい暑さが続いています。それに伴い食中毒も発生しやすい
状況になりやすい為、今回ご紹介した方法を参考に是非とも対策を実施してみて
下さい。


様々な食中毒の種類

2011-07-29 [記事URL]

▼詳細
夏になると食中毒についてのニュースが多くなります。食中毒はその名の通り、食
品が原因となって発症する健康障害ですが、中には重症となり、亡くなってしまうケ
ースも多くあります。

通常、腹痛や嘔吐、下痢など急性胃腸炎が食中毒の症状としてイメージされると
思います。しかし、中には胃腸などの消化器症状は現れず、神経麻痺を主な症状
とする菌もありますので、消化器症状でないから食中毒ではないと判断するのは
大変危険です。

食中毒は感染型と毒素型の2種類ありますが、その媒介となる原因は大きく3つ
に分けられます。まず微生物が食品に混入して発生する細菌性食中毒。次にフグ
やキノコなどの動物性や植物性の自然毒によって発生する自然毒食中毒。最後
にメタノールやヒ素、シアン化合物などの化学物質による化学物質食中毒があり
ます。

日本で発生している食中毒の殆どが微生物を原因とする細菌性食中毒になりま
す。細菌性食中毒にも感染型と毒素型の2種類のタイプに分けられ、魚介類が
原因食品となる腸炎ビブリオや、家畜などの腸管にいるサルモネラ菌、家畜だけ
ではなく人の腸にも住み着く病原性大腸菌が感染型です。

毒素型には人の喉や鼻、傷口などに常在している黄色ブドウ球菌、保存食品が媒
介となるボツリヌス菌、大量に作り置きした煮込み料理などが原因となるセレウス
菌などがあります。
食中毒が発生した場合、あの食品が原因だと決め付けてしまうと、確かな原因菌
を突き止め正しい処置が出来なくなる可能性があります為、何が原因なのか自己
判断せず、症状などから正しい判断を仰ぎ、適切な処置を行ってもらいましょう。

生活空間には無数の食中毒菌が存在しており、これから気温が高くなるにつれ、活
発化する菌が多くあります。様々な種類がある食中毒を発生させない為にも、食中
毒予防の三大原則である調理器具の使い分け(付けない)や食品の温度管理(増
やさない)、殺菌消毒(殺す)などを是非とも実施して頂ければと思います。


誤った水分補給によって起きる病気

2011-07-22 [記事URL]

▼詳細
暑い日が続き、熱中症対策として水分補給を意識している方も多いと思います。また
今年は節電の為とエアコン等の使用を控える傾向にある為、つい冷たい飲み物を飲
みたくなるのではないでしょうか。今回は水分補給に於いて、間違った水分補給の方
法によって発症する病気、低ナトリウム血症とペットボトル症候群についてご紹介し
たいと思います。

まず、低ナトリウム血症(水中毒) とは、体内のナトリウム(塩分)量が変わらずに水
分量が過剰に増えて起きる病気です。本来、人の体は水を飲まなければ1週間
持たないと言われています。

しかしこの水を一度に多く摂取してしまうと、塩分量は変わらずに血中の水分量が
増え、錯乱などの神経症状や筋肉のけいれんなどの症状が起きる低ナトリウム血
症を引き起こしてしまうのです。

次に若年層を中心に年々患者が増えているペットボトル症候群は、糖分が多く含
まれる飲料を継続して大量に飲み続ける事で、血糖値が急激に上昇し、血糖値を
一定に保つホルモンの働きが低下します。

このホルモン(インスリン)の働きが低下してしまうと、意識がもうろうとしたり倦怠感
が出るなどの症状に加え、重篤になると昏睡状態に陥るケースもあります。また、
飲料水による糖分の過剰摂取で血糖値が高くなると、それを薄めようと体が水分
を欲して喉が渇いたり尿の回数が増えます。

その喉の渇きに任せて更に糖分が多く含まれている飲料を飲むという悪循環に陥
りやすく、普段から水代わりに清涼飲料水を大量に飲む習慣のある方はこのペット
ボトル症候群を発症しやすいと言えるでしょう。

低ナトリウム血症やペットボトル症候群を発症させない適切な水分補給のポイント
は、次の3点になります。
・一度に大量に飲むのではなく、こまめに1~2時間毎に150ccを目安に飲む。
・飲むタイミングは喉に渇きを感じてから。
・甘いジュースなどではなく、塩分がバランス良く配合されているスポーツドリンクや
水、麦茶などを選ぶ様にする。

梅雨も明け、関東を始め各所で高温注意報が発令される等、非常に厳しい暑さが
続いています。熱中症は勿論ですが、今回ご紹介した低ナトリウム血症やペットボ
トル症候群にも注意をしながら、適切な水分補給を心掛けてみて下さい。


アリ発生の原因と対策について

2011-07-15 [記事URL]

▼詳細
毎日30度を超える暑い日が続いています。その為か、ここ最近アリについてのご
相談が多くなってきましたので、今回は飲食店などを始めとした店舗様でもお困りの
方が多い『アリ』についてご紹介させて頂きます。

現在、日本には260種類ものアリが確認されています。その多くあるアリの中には、
咬んだり刺したりなど直接的被害を及ぼす種類もありますが、アリによる被害で最
も多く、且つ深刻な問題になりかねないのが、それ以外の種類のアリによる異物混
入です。

アリの被害が発生しやすい施設の特徴は
・周辺に植木や巣がある
・ウッドデッキやサンルーフがある
・ドライ系の厨房がある事
の3点が挙げられます。

植木など周辺にアリの巣が出来やすい環境があると、ウッドデッキやサンルーフの
隙間からアリが餌を求めて侵入し、結果的にフロアにアリが大発生してしまう恐れ
があります。

また、ドライ系の厨房ではパンやケーキの材料である小麦粉や砂糖などを多く使用し
ている為、それらの材料が床に落ちてしまったままでいると、アリの格好の餌となっ
てしまうのです。

アリ対策として、最も重要なポイントは『アリの餌となるものを床に落ちたままにしな
い事』になります。餌となる食材カスなどが床に落ちてしまっていると、外部から侵
入してきたアリがそれを発見し、そのアリが発する誘引フェロモンによって他のアリ
達も侵入し、集まる事で大発生に繋がるのです。

従って、食材カスなどが床に落ちてしまった場合は、直ぐに拾ったり、清掃をしてア
リが餌を確保出来ない環境を作る事が非常に効果的な対策となります。また、食材
カスはアリだけでなく、ゴキブリなどの他の不快害虫や衛生害虫の餌にもなります
ので、注意が必要です。

また、FCCでアリ駆除を行う際はベイト剤を使用しています。FCCで使用している多
くの種類のベイト剤はゴキブリに使用しているものですが、アリなどの雑食性の虫に
も効果を発揮します。

アリの通り道を把握し、屋内に巣がある場合は巣が出来てしまっている場所に、屋
外に巣が出来ている場合は侵入路やアリの通り道にベイト剤を設置していきます。
アリは餌を巣に持ち帰る習性がありますので遅効性ですが、一網打尽にする事が
出来ます。

アリの大量発生でお困りの際は是非とも私共にお任せ下さい。プロの視点からアリ
の侵入経路や巣をしっかりと把握した上で対処させて頂きます。


熱中症にご注意!原因と対策

2011-07-08 [記事URL]

▼詳細
連日30度を超える真夏日が続き、熱中症を発症し病院に搬送される方が非常に
多くなっており、ニュースでも報じられています。熱中症は重篤化するケースも多く
場合によっては死に至る可能性もありますので、今回は熱中症の原因と予防対策
についてご紹介させて頂きます。

まず熱中症が発症しやすい原因として環境が挙げられます。
①前日よりも急に温度が上がった日
②高湿度
③室内から急に外に出た際
④10時頃、13時~14時頃の時間帯
以上の環境条件が揃うと熱中症を発症する確率が高くなります。

また、5歳以下の幼児、65歳以上の高齢者、肥満者、下痢等の脱水傾向にある方
発熱のある方、睡眠不足の方はより熱中症になりやすい傾向にありますので該当
する場合は注意が必要です。

普段から実践して頂ける熱中症予防対策のポイントは以下の通りとなります。
・運動や就労前に胃の負担にならない程度に出来るだけ多くの水分を摂る。
・汗をかいた際は水分と塩分の補給をこまめに行う。スポーツドリンクは塩分と糖分
を適度に配合しているのでお勧めです。
・充分な睡眠を取る。
・休憩をとり、体温を下げながら作業をする
・直射日光を極力避け、室内環境の風通しを良くする

普段から予防対策をして頂く事で熱中症を発症する確率はぐっと低くなります。日
差しが強く、気温と湿度が高い日が連日続いていますので、是非とも今回ご紹介
した対策のポイントを参考にしてみて下さい。


高湿度によるカビの繁殖にご注意!

2011-07-01 [記事URL]

▼詳細
今年は節電の影響で、昨年よりエアコンなど空調の使用を控えられると考えられま
す。節電により、機械から発せられる熱は減少し、都市部の外気温の上昇は緩や
かなものになる可能性もありますが、エアコンなどを使用しない部屋で長時間過ご
す部屋の湿度や温度は高い状態になるでしょう。今回注目したいのが『高い湿度に
よるカビの発生』です。

湿度も温度も高くなる今の時期は、人にとっては不快でもカビにとっては非常に好
ましい時期になります。カビは数万種居るとされ、その殆どが人に対して無害、もし
くは有益な働きを持つものばかりですが、中には人に対して健康的な害を与え、重
篤な病気の原因となるものもいるのです。

カビは5~35度で活動をし、20~28度の間で活動はピークとなります。また、温度
に加えて湿度が60%になるとより活発化し、80%になると増殖スピードが速くなり
あっと言う間に増殖してしまうのです。従って、高気温、高湿度になりやすい今の時
期はカビにとって増殖しやすい時期であると言って良いでしょう。

カビによる健康的被害の代表例として、夏型過敏性肺炎、アスペルギルス(胞子が
体内で増殖しぜん息などを起こす)、カンジダ、水虫などが挙げられます。皮膚やア
レルギーなど症状が比較的分かりやすいですが、体内で異常が起こる病気の場合
咳などの症状を風邪だと軽視してしまうケースが多くあります。その場合、高齢者
など抵抗力が弱くなっている方は稀に死に至る事もあり、大変危険です。

カビの増殖を予防する為には、湿度の管理、空気の流れ、清潔な状態を保つと言
う3つのポイントが重要になります。

まず室内の湿度は50%前後にする為に、晴れ・曇りの場合は出来る限り窓を開け
換気を心がけましょう。雨が降ってしまい、窓が開けられない場合はエアコンの除
湿機能を利用し、室内の湿度を調節して下さい。

次に室内の空気を停滞させ、よどませない様に扇風機を使用し、空気の流れを作
りましょう。部屋の隅から対角線上に向けて使用すると、室内全体に風を送ることが
出来ます。

最後に、カビにとって埃や汚れは最も手軽に摂取出来る栄養源です。特に目線より
高い所や家具の裏など、中々普段目が届きにくい箇所は要注意です。埃や汚れが
溜まらない様、こまめな清掃を心掛けて下さい。

日を追うごとに気温も湿度も高くなり、カビが増殖しやすくなります。節電対策と併せ
て今回ご紹介した増殖予防のポイントを是非とも参考にしてみて下さい。


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