テーブル下
2013-04-25 [記事URL]

2013-04-25 [記事URL]
2013-04-23 [記事URL]
日によっては半袖でもいいくらいかなと思ったら、春服でも寒いくらいな日になったり・・・ 仕事も忙しくなってきました。 ゴキブリも活発になってきましたから・・・ 今回お伺いしたお店にも生息していました。2013-04-19 [記事URL]
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皆様こんにちは。
暖かくなってきて、そろそろ食中毒の対策を始めていく時期になりました。
近年、カンピロバクターという細菌を原因とする食中毒が多く発生しています。この食中毒は、みなさんが調理や食事のときに少し注意をすることによって防ぐことができます。
調理をする方も食べる方も、カンピロバクターの特徴を知ることによって、食中毒防止のポイントをおさえ、おいしく食事をとりましょう。
カンピロバクターは、食中毒を起こす病原菌です。酸素が少しある環境を好み、酸素が十分にある通常の大気や、逆に酸素が全くない環境では増殖できません。
また、増殖できる温度域は、31℃から46℃です。主な生息場所はウシ、ブタ、ヒツジ、ニワトリ、イヌ、ネコ、ハトなどの動物の消化管内で、これらの動物のふん便から検出されることがあります。
カンピロバクター食中毒の主な症状は、下痢、腹痛及び発熱で、他に倦怠感、頭痛、めまい、筋肉痛などが起こることもありますが、比較的予後は良好です。初期症状は風邪と間違われることもあります。
潜伏期間は、1日から7日(平均2日~3日)と他の食中毒菌に比較して長いのが特徴です。
初期症状は、この食中毒特有のものではないので、自分では何の病気による症状か判断することはできません。食中毒の種類によっては、自己判断による下痢止めの服用などで症状が悪化する場合もあります。
下痢や腹痛がひどい場合は、必ず医療機関の診察を受けて原因を調べてもらい、適切な治療を受けて下さい。
食中毒や感染症は、小さな子供や高齢者など体の抵抗力が比較的弱い年齢層や、病中・病後など、免疫機能が低下している状態の方がかかりやすいものです。カンピロバクター食中毒の場合は、0才から4才の子供と15才から25才の患者が多く報告されています。
青年の感染事例が多いのは、抵抗力の問題よりも、海外旅行での食べ物やバーべキューなどの飲食の機会の多さが原因ではないかと考えられています。また、入院治療を行った症例は、9歳以下の子供に多いという日本での集計もあります。
カンピロバクター食中毒になった人が食べたものを調査した結果から、鶏肉がカンピロバクター食中毒の発生に関与している例が多いということがわかっています。だからといって、鶏肉を食べると危険というわけではありません。
鶏肉を生食したり、十分に加熱せずに食べたこと、または鶏肉を取り扱った手指や調理で使われた器具を介して他の食品にカンピロバクターが付着してしまい、その菌を摂取したことなどが食中毒の発生につながっていると考えられています。
今回、特にカンピロバクターに的を絞っているのは、十分な加熱調理と二次汚染防止を徹底すれば比較的容易に防げるはずのカンピロバクター食中毒が、近年増加しているためです。
特に近年は、飲食店や学校の調理実習等でカンピロバクター食中毒が多く発生しています。そのため、調理に携わる方や食べる方にも、この食中毒について正しく理解してもらうことにより、食中毒防止のポイントをおさえて、おいしく食事をしてもらいたいのです。
2013-04-18 [記事URL]
2013-04-16 [記事URL]
2013-04-12 [記事URL]
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皆様こんにちは。
4月も2週目が過ぎ、だんだんと春らしくなってきました。(桜は散ってしまいましたが…。)暖かくなると様々な害虫が発生する危険があるので、今から知識をつけていきましょう!
さて、今回は食品害虫の大害虫として問題となっているコクヌストモドキについて紹介したいと思います。
コクヌストモドキは甲虫目ゴミムシダマシ科に属する昆虫で、コクヌストモドキとヒラタコクヌストモドキの2種が特に食品害虫として重要な種類です。
体長3~4mm程度、体型は細長く扁平な形状で、表面は赤褐色でかすかな光沢があります。
ヌストモドキとかなり似ていますが、一般的には、触角の先端3節が目立つほど太くて、複眼間の幅が狭く、また飛翔することができる点で区別がつきます。
発育期間は条件(餌、温度、湿度)によって異なりますが、通常春から秋にかけて年2~4世代以上発生します。また、成虫の状態で越冬します。
世界的にも日本においても食品害虫の大害虫として問題となっている、両種ですが、2種とも被害状況が良く似ています。 特に製粉工場や飼料工場の小麦粉などの穀粉においてよく発生が見られます。
また、製菓・製パン工場ではビスケット、チョコレート、パンなど、一般家庭や食品店では小麦粉、ヌカ、粉ミルク、煮干などからもしばしば発生が見られます。そのほか、乾燥果物や乾燥野菜からも発生する場合があります。
穿孔能力が強く、通常の食品包装では簡単に侵入してしまうため食品に混入する被害を起こします。
■防除方法■
発生源が穀粉か乾燥物なため、それらの管理が重要です。床などにこぼれたカスからも発生するため、その除去を行うことが第1です。また、食材は密閉容器に入れるなど管理にも気をつけて下さい。
発生源を調査するためのフェロモントラップなどもありますので併用して頂き、発生源を追及して下さい。もし発生源を特定できたら、原因の除去とコクヌストモドキを市販の殺虫剤などを使用し駆除して下さい。
清掃と温湿度管理(低温・低湿度)によって増殖を抑えられますので、工場や倉庫の棚、板、袋などの下の部分までこぼれた粉粒などをそのまま放置せずに早めに掃除し、発生源を除去することが基本となります。
餌となる食品は密閉容器などに入れて保管します。市販の燻煙剤や殺虫剤を噴霧すれば殺虫できますが、食品に直接使用することは極めて危険なので、弊社に一度ご相談くださいませ。
2013-04-11 [記事URL]
2013-04-09 [記事URL]
2013-04-05 [記事URL]
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皆様こんにちは。
4月に入り、だんだんと暖かくなってきました。
暖かくなってくると、チョウバエにお困りのお客様が増えてきます。
チョウバエは繁殖のサイクルが早いので、成虫だけを駆除してもまたすぐ幼虫が成長してしまいますので、幼虫を駆除しなければ意味がありません。
幼虫の生息場所ですが、成虫が飛んでいる近くのグリストラップや排水溝、または水が溜まっている所や什器下に溜まったゴミに生息していることが多いです。
駆除手順は、原因と思われる場所をきれいに掃除し、掃除後はしっかり水をはき、その後100倍ほどに薄めた次亜塩素酸系の漂白剤をバケツなどで流すと効果的です。
この作業を毎日行って頂ければ、チョウバエの住み着きにくい環境を創ることができます。
チョウバエ駆除の際、弊社ではIGR剤という薬剤を使用します。
一言で、IGR剤といいましても、ピンと来ない方もいらっしゃったのではないでしょうか?
今回はそのIGR剤の効果と安全性について説明させて頂きます。
まず、IGR剤と一言でいいましても、いくつかの種類があります。
どれも、幼虫を駆除するという点では同じですが、駆除に至るまでの過程が違ってきます。
今回は弊社が頻繁に使う2つのIGR剤(デミリン、スミラブ)の説明を致します。
*デミリン(有効成分:ジフルベンズロン)
昆虫の脱皮阻害剤で、幼虫が脱皮するときの新しい表皮の形成を阻害します。
その為、摂取した幼虫は正常な脱皮が行えずに致死し、幼虫期全般に有効です。
終齢幼虫期(※)に取り込むと、蛹化を阻害します。
※終齢幼虫期・・・幼若ホルモン(幼虫のままでいようとする作用があります)の分泌が停止する期間。
*スミラブ(有効成分:ピリプロキシフェン)
幼若ホルモンの分泌が停止する終齢幼虫期や蛹期にスミラブを処理すると、正常な変態や羽化が阻害され致死効果を発揮します。
その他、卵に対する孵化阻害や産卵抑制の作用があります。
どちらのIGR剤も哺乳類や魚類に対して毒性は低く、微量で効果を発揮しますので他の薬剤と比べると、とても安全です。
カやチョウバエ、コバエが気になる方は、是非ともお声をおかけ下さい。
2013-04-04 [記事URL]