ウッドデッキ下の施工
2018-10-02 [記事URL]
だいぶ、最近は涼しい日が多くなって、秋の装いで朝、夕過ごしやすくなってきましたよね。
それに伴って、困ったことの事例をご紹介致します。
先日に伺った施工現場の話ですが、デパートの屋上にある庭園にあるレストランから依頼がありました。
レストランは、庭園に併設されているのですが、テラス席があり、下がウッドデッキになっています。
そのテラス席は、ソファーと中央に4、50センチの長方形のテーブルがあります。
バーベキューが出来て、アウトドアを味わえるような解放した空間になります。
そのテラス席が、最近になって夕方になるとクロゴキブリが出るようになったのです。
殺しても、しばらくすると上がってきて大変なので、どうにかして欲しいというものでした。
調査しに行った際に周辺を見ても気配はなかったのです。
実際に駆除に伺い床下に潜って見たところ中は配線のパイプが床に通っていて、ウッドデッキの木枠が組まれているだけでした。
しかし、良く見てみると端には発泡スチロールの板が壁になっていました。そして、ウッドデッキの木枠に嵌め込まれていました。

また、片側は板と板を張り合わせて並んでいました。
その張り合わせた間の隙間、木枠の隙間にスプレーしてみると中から苦しんだゴキブリが出てきました。

ウッドデッキの下をすべて施工しましたがかなりの生息でした。オリジナルのベイト剤を施工して完了です。
これで、快適なテラス席の空間を楽しんでいただけることをお約束します。
このようなケースに心当たりがありましたら、一度ご相談下さい。















ここ最近特にご相談の多いのがトコジラミ(南京虫)です。
まだまだ認知度はゴキブリなどに比べれば低い害虫ですが、被害は精神的、肉体的にもたらす最悪の害虫です。
今一度、このトコジラミを認識して頂き、万が一発生した場合はすぐに専門業者に依頼する事をお勧めします。
トコジラミは成虫で5~7ミリ程と目視で確認してとれます。
姿、形はカメムシによく似ています。
体の色は赤褐色で、吸血すると濃い茶色や黒っぽく見えます。血液が透けて見える為です。
症状はとにかく痒く、アレルギー反応も起こす程の激しさです。
刺し口は二つや一つとバラバラですが、1週間程は刺跡が消えないので、湿疹や蕁麻疹などのひどい状態になります。
現状では市販の殺虫剤では抵抗性がついており、駆除を完全に行う事は不可能です。
また、常に産卵して数を増やしていくため自然にいなくなる事はありません。
放っておくともうその場所では生活が出来なくなるかもしれませんので、ひどい虫刺されや、知らない発疹はトコジラミを疑って確認するようにお願いします。 