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カラスから有機リン系殺虫剤 長野県が公表

2008-07-14 [記事URL]

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長野県は11日、今月1日から3日にかけて安曇野市堀金で死んでいるのが見つかったカラスの死骸(しがい)から毒物劇物に指定されている有機リン系殺虫剤のEPNが検出されたと発表た。

民家の敷地や農地内で8羽の死骸が発見されたことから行った鳥インフルエンザの簡易検査の結果は陰性だったが、高濃度のEPNが発見された。EPNは購入した取り扱者に厳重な保管が義務づけられており、通常使用される濃度を上回ることから、県では農家や取り扱者に適切な取り扱いを指導していく方針。


異物混入:ゴキブリ入り即席麺、工場は「無罪」

2008-07-07 [記事URL]

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食品医薬品安全庁は1日、農心の「辛ラーメン」からゴキブリが、また同社の「チャパゲティー」からガが発見されたという消費者からの苦情を受け調査した結果、ゴキブリは製造工場で袋の中に入ったものではないことが明らかになった、と発表した。

同庁はラーメン工場の内部が、ゴキブリが存在できる環境ではなく、めんを切断して油で揚げるというラーメンの製造工程から考えても、ゴキブリがその姿を保ったままラーメンに混入する可能性はほとんどないという結論を下した、と説明した。

また、同庁は調査の結果、届け出た消費者の自宅で見つかったゴキブリと、ラーメンに混入していたゴキブリが、同じ種類のクロゴキブリと確認されたことから考えて、ラーメンの袋に付着したゴキブリが、ラーメンをゆでる際に混入したものと考えられる、と付け加えた。

一方、「チャパゲティー」については、問題のガが「ノシメマダラメイガ」で、幼虫が袋に穴を開けて侵入し、袋の中で羽化したものとみられる、と発表した。

キム・ヒョンジン記者


殺鼠剤で10人が中毒、一時心肺停止も―海南省海口市

2008-07-02 [記事URL]

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2008年6月29日、海南省海口市中心部にある食堂で28日夜、食中毒が発生。原因は料理に混入していた殺鼠剤とみられる。地元紙「海南日報」が伝えた。

28日午後8時40分頃、海口市瓊山区にある食堂「福廈餅店」で食事をしていた客12人のうち、10人が嘔吐や吐血、意識混濁などの重い中毒症状を示した。残りの2人には異常はなかった。10人はただちに病院に運ばれたが、そのうち8人は数分後に呼吸停止、うち1人は心肺停止になるほど病状が悪化。医師らによる救命処置により、危険な状態からは脱出し、現在は比較的安定しているという。
被害者10人のうち1人は7歳の児童で、残りは20代~30代の若者。現場となった「福廈餅店」の床には、被害者らが吐いたと思われる大量の血液が残っていた。現時点では、料理の中に毒性の強い殺鼠剤が混入していたことが判明。現在、現地公安部門は毒物の混入経路などを捜査している。


<異物混入>ジュースから殺虫剤成分…男性が吐き気 神戸

2008-06-23 [記事URL]

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兵庫県警神戸西署は22日、神戸市西区玉津町の無職男性(47)が飲んだジュースから家庭用殺虫剤の成分「テトラメスリン」を検出したと発表した。男性は吐き気を訴えたが軽症。同署は何者かが混入した可能性があるとみて傷害容疑で調べている。

調べでは、男性は21日、自宅アパート近くの薬局で紙パック(200ミリリットル)入りのマンゴージュース2本を購入。うち1本にストローを挿したが、飲まずに自宅玄関先の洗濯機の上に置き、犬の散歩に出かけた。帰宅後の午後0時半ごろ飲むと苦味を感じ、もう1本を飲んだ後、吐き気を覚えたという。

県警科学捜査研究所の分析で、1本目のジュースからテトラメスリンを検出した。紙パックに穴などはなく、薬局の他の商品にも異常はなかった。【吉川雄策】


異物混入:鳥取盲学校の給食、またも 業者変更後も発覚 /鳥取

2008-06-16 [記事URL]

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県立鳥取盲学校(鳥取市国府町宮下)の給食に異物が混入されていたことが13日、わかった。県議会本会議で浜田妙子議員(きずな)が指摘した。今年2月に異物混入が発覚し、3月に業者を替えたばかりだった。
県教委によると、今月3日、肉じゃがの入った食缶にペーパータオル片(20センチ×10センチ)が残されていた。さらに、同日、事務職員のおかかあえの中にナイロンテープの切れ端(12~13センチ程度)が入っていた。
ペーパータオルは料理を鍋から食缶に移す際に汚れをふき取るために使われていた。テープは下処理を済ませた食材を仕分けする際に使われており、いずれも誤って混入したとみられる。
盲学校は3日に県教委と鳥取保健所に通報。4日に保護者へ通知し、保健所が現地調査。保健所は9日、衛生管理の徹底を求めて業者を文書で指導した。
業者は県立鳥取聾(ろう)学校(鳥取市国府町宮下)の給食も3月から作っており、同月、ナイロンの切れ端の混入が発覚。保健所から指導を受けていた。
浜田議員は「事業者が替わっても同じことが起きている。解せない」と述べ、学校外からの支援の必要性を訴えた。
平井伸治知事は「(問題を)知らなかった」と答弁。中永広樹教育長は「盲学校は今、必死で改善に取り組んでいる。通報も早かった」と話している。【小島健志】


ビル貯水槽に誤って殺虫剤混入…大阪・淀川区

2008-06-09 [記事URL]

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大阪市は6日、淀川区西中島のテナントビル(10階建て)で、汚水槽の害虫駆除をしていた市内の駆除業者が、誤ってボウフラ駆除用の殺虫剤を飲料用の貯水槽に混入したと発表した。健康被害の報告はないが、入居する飲食店や会社事務所など38事業者のうち、居酒屋2店が5日夜の営業を自粛した。

市によると、ビル管理会社が5日午前10時半ごろ、水が白く濁っているのに気づき、テナントに飲用の自粛を呼びかけ、市に通報。

4日午後に地下の汚水槽の駆除に訪れた業者が、汚水槽と間違えて、貯水槽(20トン)のふたを開け、殺虫剤液800ミリ・リットルと固形状の400グラムを入れたことが発覚したという。

管理会社は貯水槽を清掃し、各テナントにペットボトルの飲料水を供給。市は「大量に水を飲まなければ人体に影響は出ない」としている。

汚染された水で作った氷を客に提供した飲食店主(55)は「お客さんに万が一のことがあってはと申し訳ない。商売への影響が心配だ」と憤っていた。

(2008年6月6日 読売新聞)


東京多雨 降雨観測4月「17日」、5月「20日」

2008-06-02 [記事URL]

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例年なら列島を桜前線が駆けあがり、風薫るさわやかな4、5月。今年は湿り気だけが印象に残る季節となったようだ。気象庁によると、4、5月の計61日のうち、東京では6割以上にあたる37日で降雨を観測し、特に4月は過去最多の降水量を観測するなど、両月とも記録的に雨が多かったことが1日、分かった。

気象庁では「季節はずれの台風の相次ぐ接近や、南米ペルー沖で海面水温が下がり、東日本の太平洋側に雨が降りやすくなる『ラニーニャ現象』などが影響した」と分析している。

同庁によると、東京(大手町)で雨を観測したのは4月が17日、5月が20日。4月の降水量は計240・0ミリで、統計開始の明治9(1876)年以降、同月の降水量としては過去最多を記録した。5月も計255・0ミリとなり、同月の歴代9位の多さだった。

昨年以前の10年間の平均降水量は、4月が117・2ミリ、5月が135・3ミリ。昨年は4月が134・0ミリ、5月は115・5ミリで、今年はいずれと比較してもほぼ2倍の数値になっている。

5月の降雨量が多くなった要因の一つは、同月の最多タイ(3回目)となる4個の台風が発生し、このうち3個が日本列島に接近(300キロ以内)したことだ。中でも、台風4号が日本の太平洋側を通過した20日は、同月の歴代5位となる91・5ミリの降雨量を記録した。

通常はこの時期に台風が発生しても、日本の西側を進み、降雨量に直接は影響しないことが多い。だが、今年は日本南東部の東太平洋から西に向かって伸びている「亜熱帯高気圧」の勢力が弱く、進路を妨げなかったことなどにより、台風2号、3号、4号が相次いで接近した。3個以上の台風接近は、5月としては過去50年間なかったという異常事態だ。

4月は東京のほか軽井沢(長野)、秩父(埼玉)、館山(千葉)でも月間の最多降雨量を更新。

一方で、高気圧に覆われて晴れの日が多かった北日本の日本海側では、昭和21年以降で同月の過去最少の降水量となり、対照的な結果となった。

うんざりするような気候となっている東京だが、雨のトンネルはまだまだ続きそう。民間気象情報会社「ウェザーニューズ」は、今年の梅雨は全国的に「やや長め」とみられるという予想を発表している。


<四川大地震>地下水から有毒成分、危険農薬の使用禁止―中国

2008-05-26 [記事URL]

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2008年5月24日、四川大地震の被災地で疫病予防策として現在行われている消毒作業に、「敵敵畏」「滴滴涕」「六六六」など本来使用が禁止されている有害な農薬が使われていることから、国家衛生部、環境保護部、水利部、農業部、住居および都市建設部は連名で、これを厳しく禁じる緊急通知を出した。「中国新聞網」が報じた。

被災地では感染症(伝染病)を媒介する蚊やハエの大量発生を防ぐため、現在大量の殺虫剤が散布されているが、この中に使用を禁止している農薬が含まれていたことが調査により判明。地下水からこれらの残留農薬が検出された事実を踏まえ、今回の緊急通知となった。今後は除虫菊を主原料にした殺虫剤を使用するよう指示し、これらの殺虫剤の生産、確保、調達を関係機関に指示している。

同時に、犠牲者の遺体および家畜やペットの死骸処理については、水源地から離れた場所に消毒、除臭処置を施した後に埋葬することを指示した。また、避難所に設置されたトイレの排泄物処理について改善を求め、水源汚染の防止に努める。さらに被災地の生活用水や飲料水の水質検査の強化を徹底し、浄化施設建設や飲料水確保の大型加熱処理装置を配備し、感染症(伝染病予防)に備える。


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