夏バテ予防を!
2015-08-14 [記事URL]
皆様、こんにちは!まだまだ残暑が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしですか。 さて、今回は「夏バテ予防」についてお話させて頂きたいと思います。 暑い日が続くと、なんとなく体がだるかったり、食欲が落ちたりして、夏バテかな?と感 じる事はありませんか。この夏真っ只中、規則正しい生活を心掛け、夏バテしない体作り を意識してみませんか? 夏バテになる理由とは、人間の体は、高温・多湿な状態に置かれると、体温を一定に保と うとし、必要以上にエネルギーを消費します。汗をたくさんかく事で水分と一緒に体のミ ネラルが失われて脱水症状になり、暑さで消化機能が低下し、食欲不振を引き起こしたり します。 その状態が長く続くと、体が暑さに対応する事ができなくなり、様々な症状として体に影 響が出てきます。この状態が夏バテです。夏バテの主な症状は、「全身の疲労感」・「体がだ るい」・「やる気が出ない」・「熱っぽい」・「下痢や便秘」等が挙げられます。 夏バテを予防する3つのポイントをご紹介します。大切な事は、やはり、規則正しい生活 を送る事が一番です。「バランスを摂れた食事、適切な運動、十分な休養・睡眠」という“健 康3原則”がとても重要になります。 食事では、ビタミンB1で疲労回復する効果がありますので、バランスの良い食事で暑い夏 を乗り切りましょう。更に、夏バテにならない為の体力作りとして、日常生活に運動を取 り入れてみましょう。 夏の暑い夜はなかなか寝付けなかったり、寝付けても眠りが浅くなったりする事がありま す。十分な睡眠を取れないと、体の疲れが取れず夏バテになってしまう場合があります。 質の良い睡眠を十分に取って、夏バテを予防しましょう。 早寝早起きを心掛け、毎日決まった時間に就寝・起床しましょう。生活のリズムを整え、 十分な睡眠時間を確保する事で体の疲れが取れます。暑くて全然寝付けず、睡眠時間が短 くなってしまった時等は、日中に短時間の昼寝をすると疲労回復に効果があります。 夜になっても気温が下がらず、寝苦しい場合は、エアコンを使い寝室を涼しくするといい ですね。また、夏場の入浴は、ついシャワーだけで済ませてしまいがちです。湯船に浸か り、汗を流し、疲れを取る事で、 体はリラックスし、ぐっすりと眠る事が出来ます。 暑くて眠れない時は、体温が下がる時に眠りに入りやすくなるので、就寝1~2時間前に 40度以下のぬるめのお湯に10~15分浸かると良いそうです。ぬるめのお風呂には、副交感 神経を優位にし、気分を落ち着かせて心地よい眠りに誘ってくれる作用があります。 入浴前後には水分補給を忘れずにしましょう。また、就寝前にストレッチをすると体がほ ぐれ血流がよくなり、リラックスでき眠りやすくなります。自分に合ったリラックス方法 を見つけ、快適な睡眠環境をつくってみませんか。 人間の体は、気温が高い・湿度が高いといった状況の時、汗をかいて体温を一定に保とう と調節しています。この状態が長く続くと、体にたまった熱をうまく外に出す事が出来な くなる事があります。 原因としては、汗をかいたり血管を広げたりして、熱を外に出す働きをする「自律神経の バランスの乱れ」が考えられ、その結果、体力低下や食欲不振などの様々な症状が現れる のが夏バテなので、不規則な生活は、さらに自律神経のバランスを崩しやすくしてしまい ます! 食欲が無くても、バランスの良い食事を心がけ、睡眠を十分にとりましょう。良い睡眠は、 健康のカギですので、睡眠と入浴を軸に、生活リズムを改善し、夏バテ予防としてより快 適な生活を送ってみましょう。
