2019年2月号:お客様アンケート返信文
Q1.「フロアーの給茶器まわりでゴキブリを見かけます。どうすればいいですか?」
今回のご質問頂いた現場は、厨房、洗い場等の水まわりだけで40坪位あり、かなり大きい現場です。
お客様がゴキブリを目視したとされる給茶器、付近のショーケース、ストッカー等を点検すると、調査トラップには捕獲はあるものの、生息はありませんでした。
よく調べていくと、近くに食器返却口に小さめのシャッターがありました。
責任者の方に使用状況を確認すると、普段は開けたままで開閉は行っていないとの事でした。
シャッターを降ろしてみると、溝にゴキブリの生息がありました。
食器返却口の奥は洗い場で、コンベアーを介して大型の洗浄機があります。
熱や湿気があり、シャッターが収納されている天井部は暖かい空気が溜まり易い場所でした。
こういったシャッターは開けっ放しにせず、定期的に開け閉めをするだけでゴキブリのフンが落ちてきます。
そうするとゴキブリの棲みつかない環境に改善されていきます。
是非参考にして頂ければ幸いです。
Q2.「年末にネズミのフンがありました。姿は見ていないけれど、ネズミがいるのでしょうか?」
こちらの現場を確かめたところ、ガスメーターの配管のところに小さいネズミの侵入口がありました。(500円玉くらいの穴)
寒くなってきたので、壁が薄くなっている部分を狙ってかじり、侵入した事が考えられます。
お客様側で出来る対策は、閉店後に食べ物のゴミを放置せずにすぐ片付ける事です。
食べ物がなく居辛い環境だとネズミが判断した場合、侵入してきても出ていく確立が高いです。
ネズミに限らずゴキブリ・ハエにも同じ事が言えますので、是非心掛けてくださいますようお願い申し上げます。
Q3.「カウンター周りにゴキブリが出ます。どうすればいいですか?」
こちらは壁がレンガ造りになっている現場でした。
レンガや石の壁は隙間があるためゴキブリの巣になりやすいです。
テーブルがくっついている壁は食べカスなどが詰まりやすいので、ハブラシなどで定期的に掃除をするとゴキブリ対策に有効です。
害虫駆除会社としては、壁の素材はレンガや石ではなく“つるんとした素材の壁”がゴキブリが隙間に入り込み辛いためお勧めです。
もし新店舗やリノベーションをする際には参考にして頂ければ幸いです。